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わが社の一押しシリーズ
vol.48 新キャタピラー三菱 CAT(R) ミニ油圧ショベル『REGA』Cシリーズ
環境に配慮し、メンテナンスも楽。ハイパワーミニ油圧ショベル登場


狭い環境での作業を余儀なくされる日本の工事現場。そこで活躍するのがミニ油圧ショベルだ。単に土を掘り返せればいい、というものではなく、なかなか細かい仕様が必要とされる。その開発の秘密・苦労を聞いた。


工事現場で見かける油圧ショベル。通称「ユンボ」などと言いますが、あの機械が日々進化しているという噂を聞き、新キャタピラー三菱におじゃましました。CAT(キャタピラー社の登録商標)マークの後方超小旋回型ミニ油圧ショベルが、フルモデルチェンジをしたのだそうです。さて、どこがどう変わったのか?

「新型では、3つの点で進化しました。クラスNo.1の定格出力を実現し、掘る力の源である油圧出力が10%向上しました。また排出ガスに含まれる有害物質を大幅に低減し、オフロード法(特定特殊自動車排出ガス規制等に関する法律)の基準値を、クラス初でクリアしました。国土交通省超低騒音仕様に準じるなど、環境への配慮も大きなポイントです。さらに、お客さまの声に答えるために、メンテナンスがより楽に行える工夫を、多数取り入れました」と開発部長の清水一昭(しみず・かずあき)さん。

清水一昭さん
ミニ油圧ショベル開発部
部長
清水一昭さん
パワー、環境、使いやすさ。この3点で進化したということですね。一般の方が手に触れる機会が少ないミニ油圧ショベル。逆に言うと、仕事で使用しているお客さまの声というのはプロの目から見た、よりシビアなものになるはず。
CAT303C CR「REGA」
写真はCAT303C CR「REGA」。新型は「Cシリーズ」と呼ばれ、4機種が発売中。あらゆるニーズに対応できるように、細かくサイズや仕様が設定されているのだ
専用工具なしで日常点検ができる メンテナンスが楽なように、大きく開くフルオープンサイドカバー&エンジンサービスドア。専用工具なしで日常点検ができる
源城慎一さん
販売企画部
商品企画グループ
アカウントマネージャー
源城慎一さん
土屋誠二さん
販売企画部
商品企画グループ
主任
土屋誠二さん
鈴木 裕さん
ミニ油圧ショベル開発部
ミニ油圧ショベル開発設計課
課長
鈴木 裕さん
厳しいプロの目に鍛え上げられて
「確かに、なかなか“お褒めの言葉”というのはいただけませんね(笑)。ここはこうならないか、こうした方がいいんじゃないかと、お客さまから多くのご要望をいただきます。お客さまからのご意見は開発する現場にとって貴重なヒントになります」と語るのはアカウントマネージャーの源城慎一(げんじょう・しんいち)さん。

厳しいプロの目に鍛え上げられ、最高品質の機械が作られるんですね。

「ですから逆に、『新しくなったショベルは力があるね!』などの言葉をいただくと、心の底からうれしく思います」

商品企画グループ主任の土屋誠二(つちや・せいじ)さんのコメントに、皆さんうなずかれました。

「日本の現場は狭い場所での作業が多く、そういった環境で活躍できるように、旋回したときに車両後部が車幅内からはみ出さない後方超小旋回型にデザインされています。また、車体幅すれすれで掘削作業が行えるよう、構造的にも工夫されています。このようなベーシックな性能に加え、先ほどの3点でさらなる性能アップを図りました。必ず日本全国の現場の皆さまにご満足いただける製品だと自負しております」と胸を張るミニ油圧ショベル開発設計課長の鈴木裕(すずき・ひろし)さん。実は国内だけにとどまらず、アメリカ、ヨーロッパでも「CATのショベル」の評価は高く、シェアも伸びているのだとか。日本で作られた建設機械が、世界中で活躍しているかと思うと、なんだかうれしくなってきますね。皆さんも、工事現場を通りかかった時、働くショベルを見てみて下さい。きっと「CATマーク」の勇姿が見られるはずですよ!
オプションのキャブ装着車
計4種類の運転席を用意。いずれも安全性と同時に、良好な視界を確保している(写真はオプションのキャブ装着車)
ひと目でCATと分かるデザインがいい!


一押しくんの取材日記
プロフィール 一押し太郎(いちおし・たろう)
1981年3月3日生まれ。うお座。『マンスリーみつびし』新米記者。 2005年4月号から「わが社の一押し」を担当。まだまだ未熟でドジな面もあるが好奇心とヤル気だけは旺盛。ただ今、恋人募集中


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実際に建設機械がたくさん並ぶ工場内でハイ・チーズ! みなさんが手にしているのは、製品のスケールモデル。小さくてもカッコよかったですよ
日本の狭い道路で活躍するCATのミニ油圧ショベル

知ってました? 「キャタピラー」ってキャタピラー社(新キャタピラー三菱の一方の親会社)の登録商標なんですって。「無限軌道を用いた走行装置」をそう呼ぶのだとか。へー。

そんな話から始まった今回の取材。日本の狭い道路や住宅密集地で実力を発揮するには、どういった建設機械が必要か。そんな発想から生まれたミニ油圧ショベル。今までは気に留めることも少なかったのですが、取材した後は、気になる気になる! 自宅近くの道路工事現場を見てみたら…「あった! CATマーク!」。