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わが社の一押しシリーズ
vol.50 三菱地所(三菱地所ホーム) 『エアロテック』
全館冷暖房換気の家で自由に快適に暮らす


空気を軸に技術を融合させた新システム登場。
名付けて『エアロテック』。製品名は、エアとテクノロジーを合体させたことに由来する。
では、どんなシステムなのでしょう。


ホームギャラリーを訪れたのは、梅雨時の7月中旬。玄関に入って、びっくり。湿気がない。しかも、涼しい。周囲に冷暖房機など、どこにも見当たらないのに。三菱地所ホーム・執行役員の子安誠(こやす・まこと)さんが出迎えてくれました。

「秘密は、アレです」

指さす方向には、小さな吹き出しが。壁や天井に取り付けられ、そこから冷風が送られていたのだ。でも、クーラーは?

「洗面所脇の小さな物置に、ひとつあるだけ。これひとつで、ダクトを通じ全館を快適な温度に保っています。もちろん、冬場は暖房になり、廊下や洗面所が寒いという悩みも解消できます」

さらに驚いたことに、この吹き出しを通じて、換気もできるという。

「住居の気密性・断熱性を保った上で、空気の出し入れができます。もう、ホコリやダニの心配無用」

開発には、苦労があったはず。チーフアーキテクトの坊田圭祐(ぼうた・けいすけ)さんは、

「設計上はダクトの位置や長さ、吹き出しの位置など決めていましたが、いざ住んでみると部屋の空気の流れや冷暖房の効き具合が微妙に違うのです。実験と経験、常に試行錯誤の繰り返しでした」と話す。

主任研究員の村上剛志(むらかみ・つよし)さんも、苦労したひとり。住居のあちこちに温度計を設置して室温を測定。

「吹出口の位置付けで、快適性が変わってしまう。また吹出口やコントローラーのデザインに至るまで、お客さまの要望に応え、それをメーカー側(三菱電機)に伝え、打ち合わせてきました」

三菱電機との打ち合わせは、120回に及んだというから、スゴイ。

エアロテックが装備された快適な居住空間
エアロテックが装備された快適な居住空間
左・壁と天井にある吹出口で、大きく居心地のいいリビング。エアコンの出っ張りがなく、インテリアもすっきり 
右上・小屋裏空間も居室同様エアロテックで快適 
右中・寝室にも壁掛けエアコンがないので静か 
左下・オープンキッチンのにおいの問題もエアロテックで解決 
子安 誠さん
執行役員 
子安 誠さん
「高温多湿、かつ住宅の密集した日本の都市部にエアロテックは最適」
坊田圭祐さん
丸の内事業部
チーフアーキテクト 
坊田圭祐さん
「ダクトワークをどうするかがカギ」
村上剛志さん
エアロテック研究所 
主任研究員 
村上剛志さん
「メーカー側と一体となって、取り組めた」
消費電力も少ない
『エアロテック』の、もうひとつの特長は省エネ。一軒の住まいの中で冷暖房機は、高性能の1台のみだから、年間の電気代は9万円を切る。東京西事業部の野村美記(のむら・みき)さんが、売りにしたい点だ。

「もちろんアピールしたい点ですが、空気や温度に対する快適さですから、まずは体感してもらうのが一番。現在までに、4500棟に設置。お若い方から高齢の方まで、どの世代からもご好評をいただいています」
野村美記さん
東京西事業部 
ホームコンサルタント主任
野村美記さん
「生活ケアとしてのエアロテック」
「なるほど。こうして冷暖房され、換気もできるんだ」
1、室外機 2、冷媒管 3、室内機 4、吹出口 5、新鮮な外気 6、汚れた空気
7、熱交換・空調されたきれいな空気 8、家内を循環し回収される空気
9、トイレ換気扇 10、給気ユニット


一押しくんの取材日記
プロフィール 一押し太郎(いちおし・たろう)
1981年3月3日生まれ。うお座。『マンスリーみつびし』新米記者。 2005年4月号から「わが社の一押し」を担当。まだまだ未熟でドジな面もあるが好奇心とヤル気だけは旺盛。ただ今、恋人募集中


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ホームギャラリーの一室にて。右端が、取材の窓口になっていただいた、事業統括室の中村昭子(なかむら・あきこ)さん。お世話になりました
各部屋に1台ずつ設置するより、割安

ホームギャラリーは、すごいキレイでビックリ。冷房を含めた室内の新鮮な空気にも感心。クーラーが回っている音など、まったくしないし、むろん、壁に取り付けてあるわけではないから、変な出っ張りもない。だから、すごく広く感じます。この『エアロテック』の設置の費用は? 子安さんが「三菱ホームの高断熱高気密の建物であれば、150万〜180万円ぐらい」と、あっさり。各部屋に一台一台の冷暖房機を取り付け、かつ、電気代を考えると、かなり安いらしい。こんな家に、いつになったら住めるのだろう。