三菱広報委員会

三菱最前線

TOPIC 1

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ

ビジネス変革 成功の鍵はハイブリッドクラウド


コンサルティングを行い、パブリック、プライベートを組み合わせた最適なクラウド環境を提案。その後の構築や移行、運用管理まで、一貫して対応する

   日本タタ・コンサルタンシー・サービシズは2017年、あらゆる業種や規模の日本企業に向けた新しいクラウドサービスをスタートした。
「AIやIoT、ロボットにより世界が激変する中、多くの日本企業がこれらデジタル技術を駆使し、ビジネス変革に取り組んでいます。その推進に欠かせないのがIT環境のクラウド化です。デジタル技術の効率的、効果的な活用には、それに合わせた環境整備が必要です。この手段がクラウド化になります」(真野さん)
「クラウド化した部分のハードウエアや設備の運用管理はクラウドサービス事業者が担い、自社の負担が大幅に減りますので、その要員を戦略的な取り組みに回すことが可能」(庄司さん)
   クラウドサービスには、大きく2種類あるという。
「まずは、パブリッククラウド。不特定多数に提供するサービスで、環境を利用者全体で共有します。もう一つは、プライベートクラウド。特定の利用者だけに占有で提供するものです」(真野さん)
「この2つは一長一短。新しいサービスや機能をすぐ使いたいならパブリックが有利です。でも、自由にカスタマイズできません。メンテナンスもクラウドサービス事業者の都合で行われるため、コントロールできません」(庄司さん)
   そこで、二者択一ではなく、柔軟に組み合わせるハイブリッドクラウドが、同社の提案するクラウドサービスだ。
「たとえば開発環境など、一時利用の場合はパブリック。基幹系システムなど、高い信頼性や堅牢性、カスタマイズ性を必要とする場合はプライベートと、お客さまの目的や予算に応じてご提案。また、業務システムの特性上、あえてオンプレミス(自社所有)に残す場合もあります。いわば、既製服とオーダーメイド、手持ちの服をコーディネートするイメージ」(庄司さん)
   実質的なサービスは「コンサルティング」「構築と移行」「運用管理」の3つ。
「当社はプライベートクラウドとして『日本TCSエンタープライズクラウド』を用意しています。これを核に、コンサルティングから運用管理まで一貫して対応できるのが強みです」(真野さん)
「複数のお客さまから受注がありました。さらに広く展開していきたいです」(庄司さん)

真野 公人
(まの・まさと)
コンサルティングユニット
ユニットヘッド
庄司 丈晴
(しょうじ・たけはる)
ITインフラサービス本部
Cloudチームリーダー

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ

東京都港区芝公園4-1-4

世界で培ってきた最先端のITやデジタル技術、深い業界知識を駆使し、日本企業のグローバル化とビジネス変革をサポート。46カ国39万人超のプロフェッショナルが連携し、サービスを提供している

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TOPIC 2

三菱製紙

スマホタッチで画像、映像が見られる新カード

上/スマホ画面へのタッチだけで画像や映像が見られる
下/タレントやスポーツ選手などの写真を印刷してプレミアム感を生み出すこともできる

   三菱製紙グループとTouchcard鰍ェ提携。2017年から、新時代のカード『TOUCHCARD®ソリューションサービス』をスタートした。
「スマートフォンの画面にタッチするだけで、アプリをダウンロードせずとも、指定のページや画像、映像、音楽のコンテンツにアクセスできる紙(PET)製のカードです」(井上さん)
   雑誌の付録やタレントのファンクラブの会員限定映像などさまざまな需要が期待される。
「例えば、スポーツチームの写真入り選手カードにもピッタリだと思っています。試合会場で配布、あるいは販売すれば、好きな選手のプロフィールや活躍する姿の画像と映像を、その場で楽しめます。今年は100万枚の受注を目標に取り組んでいます」(井上さん)

井上 信一
(いのうえ・しんいち)
洋紙事業部
担当部長

三菱製紙

東京都墨田区両国2-10-14

洋紙(オフセット・デジタル印刷用紙、感熱紙など)、イメージング(印刷製版材料・システム、写真感光材料、インクジェット用紙など)、機能性材料(不織布、フィルターなど)の事業を展開し、高度な技術力による製品は高い評価を受けている

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TOPIC 3

JXTGホールディングス

原油の大幅な増産とCO2削減を同時に実現


火力発電所から排出されたCO2を回収する設備


CO2が火力発電所から油田へ運ばれる流れ。EORは従来の自然抽出(1次回収)と水やガスで油層に圧力を加えての抽出(2次回収)で採りきれなかった原油を抽出

   JXTGホールディングスのグループ企業、JX石油開発鰍ェ、アメリカのNRG Energyと合弁で進める、テキサス州W・A・パリッシュ石炭火力発電所の石炭燃焼排ガスから回収したCO2が累計100万t(自動車約40万台分)に達した。
「火力発電所が排出するCO2は、同じテキサス州のウェスト・ランチ油田へパイプラインで送り、原油の回収に利用しています」(藤澤さん)
   これはEOR(原油増進回収法)という石油回収技術。
「老朽化した油田の、岩石の細かい隙間に残る原油にCO2を圧入すると、抽出しやすい性状になります。地球温暖化対策にもなり、老朽化した油田も再活用できるプロジェクトです。一つ目の油田で投資した設備は、次の油田でも利用することを検討しています」(藤澤さん)

藤澤 英治
(ふじさわ・えいじ)
JX石油開発技術戦略部
貯留層技術グループマネージャー

JXTGホールディングス
JX石油開発

東京都千代田区大手町1-1-2

JXTGグループの中核会社として、世界各地で、石油、天然ガスの発掘、開発、生産の各プロジェクトを展開している。環境と調和した持続可能で活力ある未来づくりに貢献するため、 CO2-EORを重点技術の1つと位置付けて取り組んでいる

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