三菱広報委員会

三菱最前線

TOPIC 1

三菱ガス化学

生活の質を高める新たな製造・研究開発拠点

ポリカーボネートなどの原料から新規フィルム製品を開発・製造 マザー工場として、小袋タイプの脱酸素剤エージレスを製造


2017年4月14日に竣工した「QOLイノベーションセンター白河」。福島県白河市

   三菱ガス化学が、2017年4月に福島県白河市に「QOLイノベーションセンター白河」を創設。同社グループの新たな製造・研究開発拠点として活動を開始した。
「同センターは、“Quality of Life”すなわち生活の質を高めるさまざまな差異化製品を製造・研究開発し、弊社のグループビジョンである『社会と分かち合える価値の創造』の実現を目指したものです」(渡辺さん)
   敷地面積は約32万u。その敷地内に第一期として@MGCエージレス株忠ヘ事業所、A MGCフィルシート株忠ヘ工場が立ち、管理会社としてQOLビジ ネスファシリティ鰍燗る。
「@では、脱酸素剤のエージレスを製造。今年で発売40周年を迎え、食品や医薬品を酸化劣化やカビから守る機能製品として、最終的にはお客さまが手にする商品にも使用されます。安心・安全をお届けする製品であればこそ、QOLにふさわしいのではないかと。エージレスはさまざまな形状のものがあり、@では小袋タイプのものを主体に製造。これまでは、東京テクノパークに拠点を置き、周辺の複数工場で分散して製造してきましたが、今後、小袋タイプの国内生産を@に集約していきます。顧客満足度が高まるように、品質の向上を含め、従来以上の製造環境を整え、常に生産技術をブラッシュアップできる工場にしていきます。また、培った技術をタイ工場にも展開し、海外にも供給。マザー工場としての役割も果たします」(渡辺さん)
   一方のAでは、ポリカーボネートなど各種素材を原料にした新規フィルム製品を製造する。
「Aは所沢、大阪に次ぐ、3拠点目の工場となります。所沢、大阪の両工場が液晶ディスプレイ用光学フィルム、ディスプレイカバーなどに使用されるハードコート・シートフィルムなどを製造するのに対し、AではQOLを高める新規フィルム製品の開発と製造が主となります。例えば、IDカードや電子パスポートに使用される特殊フィルムを開発し、国内外の顧客に評価を進めていただいています。また、車載関連や液晶表示デバイス関連、さらにはアイケア関連などの幅広い分野に向けて新規製品の開発を進めています。開発から量産まで直結する機動力を生かし、社会に貢献できる工場を目指します」(花輪さん)
   まだ、敷地内には余裕がある。今後も第二期、第三期とQOLに関する事業を展開していく。
「QOLにふさわしい製品を製造していくとともに、福島県、白河市の復興、発展の一助となるよう尽力します」(渡辺さん)

花輪 博和
(はなわ・ひろかず)
機能化学品カンパニー
合成樹脂事業部
機能製品グループ
マネージャー
渡辺 雅人
(わたなべ・まさひと)
特殊機能材カンパニー
脱酸素剤事業部
業務グループ
マネージャー

三菱ガス化学

東京都千代田区丸の内2-5-2

基礎化学品から半導体パッケージ基板材料や脱酸素剤に至る機能製品まで、幅広く事業を展開。2015年度より新中計「MGC Advance2017」を始動、グループビジョンを「社会と分かち合える価値の創造」とし、経済的価値・社会的価値の創造を目指す

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TOPIC 2

三菱製紙

小ロットの印刷を低コストで行う製版機


上/超高速デジタル・スクリーン製版機『スクリーンマイスターMDS-360』
下左/記念販促品やイベントでの限定グッズに最適
下右/ドイツでの国際展示会でも好評

   三菱製紙が、超高速デジタル・スクリーン製版機『スクリーンマイスター』を発売した。
「従来の製版機は、感光剤の貼り付け、絵柄の露光、現像、乾燥の4工程でした。このプロセスをデジタル化によって、1工程、約1分に短縮することに成功しました」(高上さん)
   工程の簡略化で時間短縮、省電力が実現した新機種は具体的に、特に社会のどんなシーンで活躍するのか─。
「少量多品種、つまり小ロットの印刷物に最適です。具体的には、販促品として配るクリアファイルやボールペン、記念のゴルフボール、仲間同士がおそろいで作るTシャツ……などの印刷が短時間、低コストで行えます。各業界のデザイナーが試作品を作るときにも実力を発揮するはずです」(高上さん)

高上 裕二
(たかがみ・ゆうじ)
イメージング事業部
印刷感材営業部長

三菱製紙

東京都墨田区両国2-10-14

洋紙(オフセット・デジタル印刷用紙。感熱紙など)、イメージング(印刷製版材料・システム、写真感光材、インクジェット用紙など)、機能性材料(不織布、フィルターなど)の事業を展開し、高度な技術力による製品は高い評価を受けている

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TOPIC 3

三菱自動車工業

アセアン地域最大級市場に新工場開所

開所式には、インドネシア政府からジョコ・ウィドド大統領、アイルランガ・ハルタルト工業大臣、三菱自動車からはゴーン会長、益子CEOが参列

   インドネシア、西ジャワ州のブカシ県に、三菱自動車が新工場を建設。開所式を行い、4月に生産をスタートした。
「インドネシアはアセアン地域で最大市場の一つです。人口は2億6000万人で世界第4位。それに対し、自動車所有率は1000人中78台。1割に満たない状況です。中国より少なく、タイの半分以下。急速な需要増が期待できます」(難波さん)
   面積30ha、2つの組立ラインを持つ新工場、生産能力は16万台。従業員は3000人。パジェロスポーツをはじめ、7人乗りの新型MPV、小型商用車のコルトL300トラックなどを生産していく。
「新工場への投資額は650億円(5億6500万ドル)です。ここを拠点に、インドネシアで長期にわたる事業展開を行っていきます」(難波さん)

難波 直人
(なんば・なおと)
アセアン本部
インドネシア事業推進室
担当部長

三菱自動車工業

東京都港区芝5-33-8

SUV、ピックアップトラックや軽自動車などのラインアップで、世界約160の国と地域でビジネスを展開。人・社会・地球との共生を目指し、「走る歓び」と「地球環境への配慮」を両立させたクルマづくりに取り組んでいる

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