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通常、環境試験室と呼ばれている。完成モデルの車を室内に置き、さまざまな自然環境・気象条件を設定し、車への負荷をデータとして収集し、分析する。
「室内温度を-50℃から+60℃までコントロールし、降雪、降雨の装置も完備。また、日射システムで太陽光の影響を測定。つまり、世界各地のあらゆる気象条件を作り出すことができます」(岩見さん)
この試験室があれば、酷寒や酷暑の地に車を運んで走行テストをする必要がなくなる。世界市場を相手にする日本の自動車メーカーにとって、実に便利な試験室だ。
「単に雪を降らせるだけでなく、車の走行を考慮し、シャーベット状の雪、サラサラの雪など雪質を変えることも可能」
(本多さん)
試験室で得られるデータを基に、車の走行性能や安全性が高まることは間違いない。また、東洋製作所では、その先も見据えている。
「車の燃料が、現在の化石燃料からハイブリッド、そして燃料電池へと変わろうとしています。環境実験室の出番は、ますます増えるのではないでしょうか」(岩見さん) |
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環境試験室の内部。車の前方には、吹雪発生装置や降雨・霧シミュレーターが取り付けられている。車の後方には、温度や湿度をコントロールする機能が備わり、室内の天井は太陽近似光や赤外線を発生するシステムを完備している |
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本多伸之さん
ほんだ・のぶゆき
1990年に入社。現在、
環境試験装置グループのグループ長を務める
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岩見雅哉さん
いわみ・まさや
1981年に入社。現在、
環境試験・冷熱ユニットの部長を務める |
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