未来を拓く一歩を支援
助成プロジェクト 成果レポート
【vol.10】生徒の知的好奇心を羽ばたかせ、主体的かつ深い学びを創出するプログラム福岡県立小倉高等学校
三菱創業150周年記念事業の一環として2020年度に設立され、さまざまな教育プログラムへの助成を行っている一般財団法人「三菱みらい育成財団」。初年度は3つのカテゴリーで助成プログラムが実施されました。そのうちの1つが、高等学校等を対象とした“カテゴリー1”で、未来を担う若者が自ら人生の目標を見出し、それを叶える原動力を創出する「心のエンジンを駆動させるプログラム」です。全国の高等学校等を対象に51校のプログラムが採択され、約2万1,900名の学生が参加しました。
今回は、三菱みらい育成財団が助成する団体の中から、多くの政財界人や文化人、スポーツ選手などの著名人を輩出し、校是「文武両道」「質実剛健」をうたう福岡県立小倉高等学校を取材しました。同校の「倉高 ONLY ONE計画」は、「課題解決に向けて、主体的に取り組むことができる」生徒育成のための教育プログラムです。このプログラムの一環として、「総合的な探究の時間」の授業において、生徒はSDGsの観点から地域の課題を発見し、その解決法を主体的に考察するという活動に取り組んでいます。同校の探究活動推進課長を務める徳永紀美教諭と3名の生徒の方々にお話を伺いました。
生徒の「やってみたい、学んでみたい!」を後押しして楽しみながら学べる機会を
「学校の授業にとどまらない、生徒の主体的な学びを支援したい」と、今回の助成への応募動機について熱い想いを語るのは、福岡県立小倉高等学校 探究活動推進課長である徳永紀美教諭。
「心のエンジンを駆動させるプログラム」で展開された「倉高 ONLY ONE計画」は、小倉高等学校の教育活動全体を指すキャッチフレーズだといいます。同校は、SSH研究校として長らく理数系の課題研究で先進的な取り組みを行ってきました。しかし、これからは「文理融合型の新しい学び、探究が必要な時代」とSSHを終了し、新しい教育活動へ舵を切りました。
来たる2022年度には、高等学校学習指導要領の改訂により「総合的な探究の時間」が必履修科目となりますが、小倉高等学校では、それに先立ち独自のプログラム「倉高 ONLY ONE計画」を発進させています。この「倉高 ONLY ONE計画」には3つの柱があります。1つ目は文系・理系を問わず「文章や情報を正確に読み解く読解力とコミュニケーション能力」、2つ目は「科学的な思考力・判断力」、そして3つ目となるのが「時代に応じた価値を見出す感性と知的好奇心・探究力」を身に付けることです。
これからの新しい時代に向けて、教員が与えるのではなく生徒が主体的に学ぶ「場」をつくることは大きな課題の1つです。「本校でも、かつては教師が生徒に教え込むというスタイルでした」と語る徳永教諭ですが、生徒の自発性を育てる取組を始める中では「生徒の『やってみたい、学んでみたい!』という気持ちは、学校の授業の中だけでは収まり切らない部分があります。ですから、その気持ちを引き出したうえで、いかに実現させるのか、カタチにしていくのかに注力しました」と、生徒の知的好奇心を後押しする大切さを強調します。
その上で「高校時代に『学び方』を身に付けることは一生モノ。これからの『人生100年時代』、学び続けることができる人間を育てていくことは、とても大切なことだと思います」と話してくれました。
一方で、生徒の探究的な学びを実現するうえでは「問いを立てること」の難しさを感じたといいます。そこで小倉高等学校では「生徒が楽しみながら学ぶ」ことを大切にしながら、生徒が自分の興味関心をベースにアイディアを生み、たどり着いた結論を通して、また新たな「問い」をつくり上げる活動を支援しています。
今回の助成では、地域が抱える課題の解決策を考える「フィールド・リサーチ」や、進路・自らの将来の夢を具体的に考える「ユメカツ」、思考力・判断力・表現力の育成を目的とした「シントレ(シンキング・トレーニング)講座」を行い、生徒はSDGsの17の目標に関連付けたテーマを探究してきました。では、実際に「倉高 ONLY ONE計画」で探究活動を行う生徒3人の声を伺っていきましょう。
WWL事業※に参加して自分ひとりでは得られない学びを実現できた
2年生の原 茉唯奈(はら まゆな)さんは「貧困」をテーマとした探究活動を行い、広島大学で実施されたWWLコンソーシアム構築支援事業(以下、WWL事業)に参加しました。WWL事業は2019年度に始まった文部科学省による高校生のための事業で、高校と国内外の大学、企業や国際機関等が協働して先進的なカリキュラムの研究開発を実践、テーマと関連した高校生国際会議を開催し、高度な学びの場を提供するものです。
原さんがSDGsの中でも、とりわけ貧困問題に興味を抱いたきっかけはフィールド・リサーチでJICA九州を訪問したことでした。
当時を振り返って、原さんは「SDGsのすべての目標が『貧困』との関連があるということを教えていただき、まずは根本的な原因である貧困について解決しなくてはいけないのではないかと思いまして、そこからいろいろ調べるようになりました」と語ります。原さんのWWL事業参加期間は約1年間。今年夏に開かれる国際会議への出席がゴールとなります。コロナ禍のため、主にオンラインで広島大学のIDEC(国際協力研究科)やIGS(総合科学部国際共創学科)の学生や留学生と交流し、SDGsに関連するテーマについて英語で発表やディスカッションを行いました。「留学生の方々による英語の発表を聞くことは難しく、最初は分からないことが多かったのですが、徐々にリスニング力がつき、楽しめるようになりました」と感想を聞かせてくれました。
新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着いてきた8月には、実際に広島大学を訪問。それまでオンラインで交流してきたメンバーと直に顔を合わせ、大きな刺激を受けました。
原さんはそれまで受けてきた講義を踏まえ、研究テーマを決定。広島県や鹿児島県など各地から集まった高校生とグループを組み、「海洋問題について研究している研究者と、次世代を担う高校生の知識量のギャップ」について調査しました。このテーマにたどり着くきっかけも、JICA九州への訪問が大きかったといいます。
「JICA九州を訪問した時、SDGsで掲げられている目標が2030年までには到底達成できない見込みであることを知りました」と、当時の衝撃を振り返る原さん。
「インターネットで調べると、環境問題、海洋問題についての文献は多く見つかります。それなのに、未だそれらの問題が解決されていないのはなぜか?と考えたとき、実際に環境を汚染している側の私たちが十分な知識を持っていないからなのではと考えました」と語ります。
そして、「次世代を担う、高校生の自分たちが知識を取り入れ、未来をより良くしていく必要がある」と熱い決意を示してくれました。このような課題発掘を経て、原さんのグループは自分たちが通う高校の全生徒に向けて海洋問題についてのアンケートを実施。クイズや、知識の自己評価を通して、海洋問題についての知識を問い、問題意識を持つよう呼びかけました。
「倉高 ONLY ONE計画」をきっかけに、今回の活動に参加した原さんは「WWL事業で出会った仲間がいたおかげで、自分ひとりではできないことが実現できた」と語ります。県を越え、多くの高校生に問いかけるアンケートの実施も、その1つだといいます。
「自分だけでは見えてこなかった考察や見解がたくさん生まれ、仲間と一緒に研究することの大切さを知りました」とその手ごたえを聞かせてくれました。
そんな原さんの将来の目標は「JICAの職員として働くこと」。夢の実現に向けて、着実に日々の努力を重ねています。
※WWL事業:ワールド・ワイド・ラーニング コンソーシアム構築支援事業:将来,世界で活躍できるイノベーティブなグローバル人材を育成するため,これまでのスーパーグローバルハイスクール事業の取組の実績等,グローバル人材育成に向けた教育資源を活用し,高等学校等の先進的なカリキュラムの研究開発・実践と持続可能な取組とするための体制整備をしながら,高等学校等と国内外の大学,企業,国際機関等が協働し,テーマを通じた高校生国際会議の開催等,高校生へ高度な学びを提供する仕組み(ALネットワーク)の形成を目指す取組である。
(ワールド・ワイド・ラーニング コンソーシアム構築支援事業サイト https://b-wwl.jp/ より)
本格的な研究に没頭できる時間はとてもワクワクします
井上達意(いのうえ たつい)さんは、考古学部と科学部を兼部している高校1年生。ICTを取り入れた授業や「英語イマ―ジョン教育」などの先進的な取組に引かれ、小倉高等学校に入学しました。
そんな井上さんに学校生活について尋ねると、「授業の中にペアワークやグループでの話し合いが多く取り入れられていて、中学時代よりも能動的な活動が多いです。いろんな地域から個性豊かなクラスメートが集まっていて、いつも刺激を受けています」と聞かせてくれました。
井上さんたち1年生は、今まさに主体的な探究活動を進めるために必要な知識や手法、取り組む姿勢を学んでいる真っ最中。先日、それぞれの研究テーマについて発表する中間発表が行われ、本格的な探究活動が始まろうとしています。
井上さんが研究テーマとして選んだのは「北九州市における住宅用再生可能エネルギー発電を用いた場合のコストとCO2削減量」について。元々環境問題に関心があり、再生可能エネルギーについて調べた井上さん。その過程で、住宅用の太陽光発電があまり普及していない課題にいきつきます。
「戸建て住宅のうち、9%くらいしかソーラーパネルをつけていないというデータを見た時、再生可能エネルギーを普及させるべきだと思いました」と当時を振り返る井上さん。
「再生可能エネルギーは、地域の気候によって発電力が左右されるので、どのくらい発電できるかは、明確なデータを提示しにくいんです。たとえば『太陽光発電を導入したほうがいい』と多くの人が思っていても、導入することのメリットやデメリットはあまり知られていません。ですから私の研究では、正しい判断をするための第一歩として、北九州市に焦点を絞り、過去の気候を調べて、どのくらい発電できるのか、CO2を削減できるのかを研究したいと思っています」とその内容について教えてくれました。
科学部では「数学班」に所属しているといいます。数式や理論に興味があり、今回の研究でもさまざまな仮説を立て、その根拠を調べたり、データの定義を精査したりしながら研究を深めているそうです。
「総合的な探究の時間の活動は、実際の研究に近い形で行われています。学校の授業の一環で、こうした本格的な研究に没頭できる時間はとてもワクワクします」と生き生きした表情を見せてくれました。
科学部の活動のほか、歴史好きで城址跡や豪族の城の分野にも造詣が深い井上さん。
「北九州市の地元の城に小さい頃から興味がありました。昔から興味のある事柄について熱心に調べる癖があるので、自分のそういった特性を生かせる職業は何だろう?と考えてみたのです。
そこで、近いのは研究者だと思い、卒業後は研究者を目指したいと考えています」と語ります。
総合的な探究の時間では、毎年異なるテーマについて研究することになっています。井上さんは「1年生の間は今自分が取り組んでいる研究に専念し、そこで得た知識や技術をもとに、2年生の研究ではさらに力を付けていきたい」と意欲を燃やします。強い探究心と、データへの熱心なアプローチで、井上さんがどのような研究成果を発表するのか期待が高まります。
総合的な探究の時間での活動は、研究者人生としての第一歩
2年生の佐々木詩真(ささき しま)さんは、科学部の「化学班」に所属。2年生でありながら第65回日本学生科学賞や第45回全国高等学校総合文化祭 自然科学部門で全国大会への出場など、これまで数多くの功績を積み重ねてきました。そんな彼女が理想とする科学者はチャールズ・ダーウィンです。彼が遺した「たとえ自分ではどんなに気に入っている仮説でも、それに反する事実が明らかになれば、すぐにその仮説を捨てられるよう、常に心を自由にしておく努力を重ねてきた」という言葉は、佐々木さんの研究活動の原動力になっているといいます。
幼い頃から理科や数学が好きで、週末には科学館に出かけ、電気回路や電磁石に興味を持つ子どもだった佐々木さん。学校で配られた豆電球のキットに自分で買った銅線を組み合わせるなど、自分なりの工夫をこらした実験をすることが好きだったといいます。
そして、これまでは公式や用語を暗記するだけの授業に物足りなさを覚え、知識を深めようとしても「それは大学で勉強することだから」とブレーキがかかることに疑問を感じていたと語る佐々木さん。
そんな彼女にとって、小倉高等学校の科学部は“理想が詰まった研究環境”でした。佐々木さんが没頭しているアルミニウム空気電池の研究は、10年来、代々の先輩たちから引き継いできたものです。
そこで、アルミニウム空気電池の魅力について尋ねると「作成が容易で材料が安価、かつ高容量のため、災害時の利用に期待されています。ただ、正極にH2O2(過酸化水素)が発生してしまい、起電力が下がるデメリットがあります。起動力の低下を防ぐためには、H2O2を素早く分解する必要があるため、私たちはその分解に不可欠な触媒について研究しています」としっかりした口調で答えてくれました。
前述した日本学生科学賞や全国高等学校総合文化祭の受賞では、それまで教科書等で定義されていた触媒とは異なる研究成果を発表し、高い評価を得ました。これら一連の大会への出場を振り返り、佐々木さんは「さまざまな大会に出場すると、大学教授の方々から今まで自分では気づかなかった視点での講評がいただけるので、それがさらなる研究への糧となります」と語ります。
科学部の実験室で、同じ部に所属する仲間たちと。その真剣なまなざしは、まさに小さな研究者たち。
「倉高 ONLY ONE計画」における総合的な探究の時間でも、佐々木さんの研究内容は多岐にわたります。今年のテーマは「撥水性と抗菌性のある高機能マスクの研究」。コロナ禍を受け、マスクを研究テーマにしようと考えた佐々木さんは、小中学時代に知った「バイオミメティクス(生物模倣)」に着目しました。生物の構造や機能、生産プロセスなどから着想を得て、新しい技術の開発やものづくりに活かそうとする科学技術がヒントです。具体的には、ハスの葉の表面にある撥水効果と、銅が持つ抗菌性をうまく組み合わせた高機能マスクを研究しています。幼い頃から科学に親しんできた興味関心と、科学部で培ってきた知識、知見を組み合わせ、新たな問いを自ら生み出す佐々木さんの学びは、探究活動に大きく生かされています。
将来の夢について問われた時、はっきりとした言葉で研究者になりたいと話した佐々木さん。現在高校で行っている研究活動は「自分の研究者人生の第一歩」と語り、「大学でもさまざまなことを学び、人々が自明だと思っている事実を覆して新たな発見をしていきたいです。また、それらが課題解決につながっていき、人々の豊かな生活を実現できるような研究者になりたい」と目標を聞かせてくれました。
今回の探究活動も、これから研究者としての道を歩む佐々木さんにとって、大きな成功体験の1つになることでしょう。
サステナビリティあふれる活動が生徒の「探究心ベース」の学びの種に
インタビューに登場した3名の生徒はもちろん、「生徒の数だけ探究の芽があり、人の顔が違うように興味関心も本当にさまざまだとあらためて感じました」と今回の活動を振り返る徳永教諭。
「研究テーマに向き合うことは、自分の興味関心や疑問にしっかり向き合うということ。自己発見やキャリア教育の面でも、これからの生き方や社会との関わり方を考えさせる、とても重要な活動ではないかと思っています」と、今後も『探究』と『キャリア教育』を掛け合わせながら推進していきたいと語ってくれました。
生徒の活動を見守ってきた徳永教諭が、今回の活動支援が最も役立ったと感じたのは、自身が課題にも挙げていた「問いを立てる」場面でした。「いきなり、考えてごらん? と言っても、生徒はどういうことから始めたらいいか分からないので、例年苦戦していました。そのため、今年度は問いの立て方と論理的な考え方のトレーニングに時間をかけて、1学期いっぱい丁寧に取り組みました」と振り返ります。
実際に「倉高 ONLY ONE計画」の一環で行った「シンキング・トレーニング」では、「宇宙船が遭難したら?」というテーマをグループで話し合うNASAのコンセンサスゲームなどのチームビルディングの活動を取り入れました。徳永教諭は「取組の中で『自分の意見を生かしつつ、他者の意見も生かす』という声かけをすることによって、他の意見を取り入れて工夫する姿が見られました」と生徒の成長を語ります。
このように、今回の助成プログラムでは、助成金により探究活動の充実が図れたといいます。
「生徒一人ひとりが選ぶテーマは多岐にわたり、内容によっては交通費から校外活動の参加費用、講師費用など、活動費用が膨らんでしまいます。これを学校内の予算で賄おうとすると、どうしても制限せざるを得ないところも出てきてしまうのですが、三菱みらい育成財団からのご支援により、個々のニーズに応えられる充実した “学び” の環境を整えることができました」と徳永教諭。
また、ご自身も三菱みらい育成財団への参加で、視野が広がったといいます。「三菱みらい育成財団の活動に参加するさまざまな学校の教員と情報交換ができたり、教育に役立つイベントなどの案内が舞い込んだりするようになりました。つい先日もAIの知識を競うコンテストの案内を受け、本校から2名の生徒が参加させていただきました」と語る徳永教諭。
「生徒の興味関心は多種多様で、私たち教員だけでは探究活動を深めていくためのサポートができないこともあります。ですから、いろいろな方々とネットワークを築きながら、そのお力を借りて、生徒の活躍の場をさらに広め、深めていきたい」と今後の展望を聞かせてくれました。
徳永教諭は「生徒の活動がネットワークをつくり、それが生徒に還元されて、また新たな場をつくりだす」という、探究活動自体がサステナビリティあふれるものだと語ります。これからは企業へのアプローチを生徒自身の手で行うなど、生徒の「探究心」をベースとした活動がさらに活発化するようにサポートしたいと意欲を燃やします。
「倉高 ONLY ONE計画」で生まれた生徒たちの学びの種は、やがて大きな花を咲かせることでしょう。小倉高等学校の「これから」に大きな期待が寄せられます。
プロフィール
福岡県立小倉高等学校
福岡県立小倉高等学校(北九州市)は創立110年を超える、県内屈指の進学校です。文武両道、質実剛健の校風のもと、部活動でも全国大会出場などの大きな成果を上げています。同校は2005年度に文部科学省から「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」の指定を受け、大学や研究機関と連携したカリキュラム開発や先進的な理数教育を展開。国際社会の発展に貢献できる、次世代のリーダーを育成しています。
取材を終えて…
現代はVUCA(予測不可能で不確実・不透明・複雑・曖昧)の時代、21世紀は答えのない時代だといわれています。そうした中で、小倉高校をはじめとする教育現場では「探究」という形でさまざまな試み・挑戦が始まっています。そうした数々の試みや挑戦は、未来へ向けた大きな可能性を秘めています。今回の取材では、徳永先生の「学び」を語る熱量と、その先生の期待値をはるかに超えていく生徒たちの「学びの姿勢」に圧倒されました。
微力ながら、三菱みらい育成財団の支援が、今後も先生や生徒の皆さまの挑戦を後押しし、支える力になればと願っております。