河口湖から車で約10分。最大6人まで宿泊でき、大型犬を含めペットは何頭連れてもOK 。洗濯機も完備し、長期滞在も可能。そして何より、神々しいオーラをまとった霊峰をどの部屋からも眺めることができることで人気の「abrAsus hotel Fuji（アブラサス ホテル フジ）」。

周囲はキャベツ畑で高い建物は一切なく、視界を遮るものはなし。1日1組限定の1棟貸しというスタイルのため、ほかのゲストと会うこともない。710平米という完全なプライベート空間を独占し、誰にも邪魔されることのない時間は想像以上の解放感だ。

プライベートガーデンを駆け回る家族の姿を見ながら、豆から淹れたコーヒーをゆっくりと味わう。視線を上げれば、神秘的なオーラと迫力ある富士山が視界いっぱいに広がり、どれだけ眺めていても飽きることはない。

夜の帳が下りたあとは、リアル〝銭湯壁画〟を眺めながらゆっくりお湯に浸かり、フィンランドから取り寄せた薪を使ったロウリュサウナでスッキリ“ととのう”。バスタブは2つあり、温冷交代浴も思いのままだ。

食事は冷蔵庫に用意された下準備済みの食材を自分達で調理するスタイル。プライベートがしっかり担保され、時間に縛られないのもありがたい。

別荘感覚で過ごしたい人にぴったりだ。

ミッションヒルズカントリークラブ内のコテージをリニューアルし、コテージとプール、サウナ、ドッグランから構成される宿泊施設として3月にオープンした「kieto 秩父」。6棟あるコテージのうち、最大3頭の愛犬が一緒に泊まれる“ドッグフレンドリーコテージ” は2棟。

愛犬も快適に過ごせるように、リビングルームとベッドルームをつなげて広い空間として使えるほか、ベッドルームの床は夏場でも涼しく過ごせるようタイル貼りにするなど、細かい配慮が息づく。

私達にとっては、大きくとられた窓から秩父の山や川が織りなす雄大な自然を眺められるのがうれしい。

そして、これからの時期のお楽しみは、秩父の景色を一望できる屋外プール。外縁を感じさせない設計で、空や山々がシームレスにつながった絶景は心身をリフレッシュさせてくれるに十分。

プールサイドにはバレルサウナもあり、大きな丸窓の先からも四季のパノラマビューを眺めることができる。

敷地内のドッグランで愛犬とたっぷり遊び、プールとサウナでリフレッシュしたあとは、クラフトビール「長瀞エール」で乾杯し、この地域特有の発酵文化を活かした料理を満喫。

気象条件が揃い、運良く雲海を望むこともできれば、もういうことはないだろう。

徳川家康が祀られ、パワースポットとしても有名な日光東照宮から車で約5分の至近に2023年にオープンした「Rakuten STAY VILLA 日光」。

ドッグフレンドリールームは7室あり、全室100㎡以上の広々とした空間に小・中・大型犬、合計2頭まで一緒に宿泊できるうえ、全室にプライベート天然温泉、サウナ、外気浴デッキを完備と聞けば、風呂好き、サウナ好きに限らずともテンションは上がる。

客室は天井高を活かした大きな窓から差し込む日差しが気持ちよく、愛犬とともにまどろむ時間は至福の時。リビングからテラス、ドッグランとして利用できる庭とのつながりもスムーズ。

各室には専用の足洗い場やペットゲージ、フードボウル、ペットシートなど備品も完備。動線も考えられた設計で、初めてのゲストでもすぐに勝手が分かるのでストレスフリーだ。

ディナーでは栃木県の名産である湯波やとちぎ和牛、とちぎ軍鶏、日光HIMITSU豚や霧降高原豚などを使った料理を楽しめるほか、朝食には栃木県宇都宮市に本店を構える人気ベーカリー「THE STANDARD BAKERS」の2種類のパンと、1993年創業の日光の人気老舗ステーキレストラン「えんや」のローストビーフをセットにしたスペシャルな1品も。

この宿だけの特別メニューだけに、食べないで帰るわけにはいかない。

IoTを活用したセルフチェックインシステムが導入されているため、受付など手続きなどの時間がかからないのもありがたい。

華厳の滝や中禅寺湖は車で約30分。日光観光の拠点としてぜひブックマークを。