インドの都市プネは「東のオックスフォード」と呼ばれ、教育と研究の中心地として近年急速に発展しており、特にIT産業の成長には目覚ましいものがあります。
私の職場はプネのヒンジャワディIT地区の一部、サヤドリパークの中にあります。TCSでは、当社の広範なケイパビリティーをお客さまに最大限に活用していただけるよう、いくつかの主要拠点に日本企業専用デリバリーセンター（JDC）を設置しており、その一つがここ、サヤドリパークにあります。
私はJDCに最初に開設されたオフショアデリバリーセンター（ODC）の一つ、三菱商事のODCで業務を行っています。ここでは三菱グループの理念である『三綱領』を掲げ、お客さまの理念を理解、共鳴しながら、誇りを持って働いています。
三菱商事のODCでは、日本特有の要望に応えることに注力しており、日本側のメンバーと円滑なやりとりができるよう、多くのインド人メンバーが日々、日本のビジネス慣習や言語と文化を学んでいます。
風光明媚な立地を誇るJDCには、Tata Research Development and Design Center（TRDDC）もあります。ここでは新しい市場のニーズに応えるため、社員がさまざまな分野の技術を習得することに注力しています。
プネには、地元の人々に親しまれているスポーツや踊りがいくつかあります。最も人気のあるスポーツの一つがクリケットです。プネには豊かなクリケット文化と数多くのクリケットクラブがあり、年間を通じて多くのトーナメントが開催されています。
クリケットに加え、サッカーの人気も高まっています。プネFCという市のサッカーチームがあり、さまざまな国内リーグやトーナメントに参加しています。
踊りでは、マハラシュトラ州発祥の伝統的な民族舞踊ラヴァニが特に盛んです。ドールキという打楽器のリズムに合わせた、躍動的でエネルギッシュな踊りです。ラヴァニの踊り手たちが技を披露する文化イベントや公演がよく行われています。

私の趣味は写真、読書、サッカーです。最近では旅行、異文化の探究、健康とフィットネスに特に関心があります。
プネ近郊には、いくつかお勧めの遺跡があります。その一つがシンハガド城です。丘の上にあるこの要塞からは、周囲の景色が一望できます。ここはマラーター帝国時代にいくつかの大きな戦いの舞台となった、歴史的に重要な場所です。
休みの日はハイキングやスポーツをしたり、友人や親族、家族と過ごす時間を大切にしています。