ナショナルスタッフより

2023.11.02

ピーエス三菱

Mitsubishi Monitor「Global Spotlight」

コートジボワール

コートジボワールと日本の友好開発プロジェクト

プロジェクトで建設中の跨道橋


このプロジェクトは、株式会社鴻池組株式会社ピーエス三菱の共同事業です。2020年にスタートするはずでしたが、新型コロナウイルスの世界的流行のため2021年に着工、2024年に竣工予定となりました。アビジャン自治区の中心的なビジネス地区プラトーから5㎞ほどの交通量の多い交差点に、跨道橋(既存の道路を跨ぐための橋)を建設しています。



西アフリカの文化交差点アビジャン自治区

人口約600万人のアビジャン自治区は、コートジボワール最大の都市で経済の中心地です。様々な経歴や民族の住民が暮らす西アフリカで最も活気のある都市で、他の西アフリカ諸国から多くの人々がビジネスチャンスを求めてやってきます。こうした多様性は、私たちのプロジェクトでも見られ、スタッフは日本、コートジボワール、フィリピン、トーゴ、ガーナ、そして私の国インドネシアなど、多くの国から集まっています。

全員の安全を図るためには、メンバー同士のしっかりとした意思疎通が重要です


プロジェクトのエンジニアの一人である私の仕事は、全てが計画通りに進むようにすることです。現場では、異なる国籍や言語のチームをまとめることが課題となります。全員が安全に計画を実施するためには、作業に関する理解が同じでなければなりません。ですからエンジニア、現場監督、地元スタッフ、さらにはオペレーター間での、しっかりとした意思疎通が重要なのです。

休日の過ごし方

急速に発展中の都市アビジャンには、バー、ナイトクラブ、多種多様なレストランが楽しめる定番の娯楽エリアがあります。土曜の夜、仕事の後で、私はよくフィリピン人のグループに加わっておしゃべりしたり、バーベキューをしたり、お酒を飲んだりして、日頃の疲れを癒します。日曜日はたいてい、宿舎でビデオゲームをしたり、オンラインで日本語やフランス語を勉強したり、料理をしたりして過ごします。またせっかく外国で働いているのですから、旅行も楽しんでいます。時にはコートジボワール各地を旅して、海辺、建造物、名所などを回ります。


コートジボワールの見どころのひとつは、ヤムスクロの街です。ヤムスクロはコートジボワールの行政首都で、アビジャンから240kmほどのところにあります。「平和の聖母大聖堂」という教会があり、世界最大の教会として広く知られています。初代大統領のフェリックス・ウフェ=ボワニが発注、1985年に建設が始まり、 1990年に教皇ヨハネス・パウロ2世によって聖別されました。

イグナティウス・ディマス

鴻池・ピーエス三菱特定建設工事共同企業体(第二次日本・コートジボワール友好交差点改善計画:安倍晋三/日本・コートジボワール友好交差点橋)

ジュニアエンジニア

ピーエス三菱ジャカルタ事務所

https://www.psmic.co.jp