若手社員登場

2023.04.13

三菱マテリアル

チャレンジ精神旺盛な若手社員が考えていることを紹介します。

仕事のモチベーションになっているものは何?

加工事業カンパニーの斎藤さんと、DX推進部の正木さん。今回は同期入社の2人に話を聞きました。

三菱マテリアル株式会社

「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」ことを私たちの目指す姿とし、銅を中心とした非鉄金属素材、付加価値の高い機能材料や製品を製造する非鉄金属メーカー。 高度なリサイクル技術による廃棄物の再資源化を通じ、「循環型社会構築」への貢献を目指しています。

インタビュアー写真 インタビュアー写真
斎藤絵里奈 ERINA SAITO

斎藤絵里奈  ERINA SAITO

2019年入社。加工事業カンパニー 営業本部 国内営業部 販売統括室
「国内の営業所や他部署、社内外の方々と幅広くやりとりさせていただくことが多く、日々の活力となっています」

正木聡 ERINA SAITO

正木聡  SATOSHI MASAKI

2019年入社。DX推進部データサイエンス室 エンパワーメントグループ
「全社に展開するデジタルリテラシー教育などに携わっています。新しい分野に関する知識に対しての好奇心がモチベーションになっています」

幅広い知識を持つ上司に憧れています

斎藤絵里奈さんインタビュー画像

加工事業カンパニーの販売企画チームに所属している斎藤さん。代理店や販売店向けに切削技術に関する講習会を開催し、その申し込みチラシの作成や受講者の情報管理などを担当している。講習会の運営担当になってすぐに新型コロナウイルスの感染が拡大し、急遽オンラインでの開催に切り替えた。


「それまでオンラインで講習会を開催する経験がなかったので、どこから手をつけていいのかまったくわからず、ミーティングツールの選定から先輩方に教えてもらいました。それまではメールの他FAXでの申し込みを受け付けていましたが、お客様も私たちも在宅勤務が多くなりFAXの管理が難しいため『オンライン上で申し込めるページを作ってはどうか』と上司に相談。『いい案だね、進めてみよう』と背中を押してもらえたので、他の業界のセミナーなどを調べて、チラシにQRコードを付けてスマホから気軽に申し込みができるように変更しました。コロナ禍での新しい働き方を踏まえ自分なりに考えた私の提案が、すぐに採用され運営の改善につながったことが嬉しかったです」


これまで受講者は営業担当の方々が主だったが、講習会をオンラインに切り替えたことで受講者の層が広がった。事務職の方からアンケートで「外出が難しい場合でも、事務所内から受講できてよかった」と感想をいただいたことも励みになった。


「前向きな性格で新しいことにチャレンジしたいという意欲はあるのですが、石橋を叩きすぎて壊してしまうタイプ。上長や先輩方によく相談に乗ってもらって心配ごとを一つひとつつぶしながら進めています」

在宅勤務の支えは、紅茶の香りと先輩のアドバイス

斎藤絵里奈さんインタビュー画像

現在も在宅勤務が中心で出勤は週1回程度。こもりがちな中、気分転換に欠かせないものは紅茶。


「お気に入りは、TWGの『オートクチュール』と『ジェントルマン』。『オートクチュール』はキャラメルやバラの甘く華やかな香り。『ジェントルマン』はすっきりとしたアールグレイ。午後、リフレッシュしたいときに、友人から誕生日プレゼントにもらったカップに紅茶を注ぎ、お菓子も少しいただきながら香りを楽しみ、気持ちを切り替えています」


一緒に暮らす祖母の影響でぬか漬けを作り、料理教室で習った得意料理のつくねを両親と祖父母、姉にふるまう一面もある。公私ともに充実した日々を過ごす。


「三菱マテリアルはとても風通しがいい会社。周りにはベテランの社員が多いのですが、『いつでも相談に乗るからね』と声をかけ、親身になって支えてくださるので、安心して楽しく仕事をしています。みなさん知識の幅が広く、憧れの存在です」

インディ・ジョーンズのグッズを集めています

正木聡さんインタビュー画像

「インディ・ジョーンズってご存じですか。あの革ジャケットがほしくていろいろなお店を探して、フリマアプリでようやくみつけて購入しました」


と語るのは正木さん。映画『インディ・ジョーンズ』シリーズで、ハリソン・フォードが演じる考古学者が身に着けている帽子や靴など、さまざまな公式グッズを所有している。


「幼稚園のころにテレビで放映していたのを見てからずっと好きだったんです。大人になってふと急に『あの衣装を集めたい』と思って」2023年6月に公開される新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」ももちろん楽しみにしている。仕事ではDX推進部に所属。2022年度からリニューアルした社内公募制度を利用して志願し異動した。


「学生時代は機械工学科で学び、入社後も筑波製作所、岐阜製作所と超硬工具の製品開発の部署に配属されました。今の部署で扱っているDXの分野に関してはまったくの素人です。三菱マテリアルは美しく言えば伝統ある会社ですが、そうであるがゆえに凝り固まっているところもある。今の方向性を改善していくだけでは先細りしてしまう。私がもともと持っている工業系の知識にデジタル分野の新しい知識を加え、それを社内に広げることで開発者たちがこれまでとは違う方向から製品開発を行えるようになれば、大きな変革になるのではないか。そう考え、社内公募制度に手を挙げました」

自分ならではの意見を伝えたい

正木聡さんインタビュー画像

現在の部署では、DXに関する教育プログラムを社員に提供している。プログラム受講直後と数カ月後にアンケートに答えてもらい、その結果を分析。データからものごとを説明することは得意分野だが、製品の品質テストとは違い、教育プログラムの効果は一概に数値では測ることはできない。個人の意欲の変化などをどう判断していくか。「自分ならではの意見が言えるように常に意識をしている」と語る正木さんは、約100人の社員が在籍するDX推進部で若手中の若手。それでも意見を自由に発信できる雰囲気があるという。


「たとえ、若手が発信しづらい雰囲気でも私は言いますけど(笑)。上司が決めた仕事に黙って従う方がラクかもしれないけれど、それは自分らしくない。もともと工学系ということもあって、論理的でないことには納得がいかないので、いろいろと意見を言うことが多いんです。上司には『その姿勢がいい』と褒められました。以前所属していた部署でも同じように言っていただけたので、その点は今後も伸ばしていきたいと思っています」


三菱マテリアルのインディが、予測不可能な未来という名の魔宮に果敢に挑む。