今月の一社

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HRガバナンス・リーダーズ

「サステナブルな社会」という言葉・理念が広く浸透して久しく、多くの企業はこの実現に向けたさまざまな活動を行っています。ですが、「三方よし」ならぬ「六方よし*」が提唱され、企業経営もサステナブルでなければ立ちゆかない時代でもあります。今回は、企業の持続的な成長を支援するコンサルティング会社、三菱UFJ信託銀行グループの『HRガバナンス・リーダーズ』をご紹介します。

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HRガバナンス・リーダーズ(以下「HRGL」)は、「人財(Human Resources)」を軸にしたサステナビリティ経営の実践を支援するコンサルティングファームとして、2020年に設立された新しい会社です。社会課題の解決と経済発展を両立するサステナブルな社会の実現を目指す企業に対し、執行・監督両面から地球視点でのガバナンス改革を支援しています。

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HRGLは、大企業CEOの“かかりつけ医”として実現したい価値として「日本を代表する会社の真の企業価値を最大化する」と示しています。そのうえで重要なのが強靭な経営チーム組成とコーポレートガバナンス改革であるとの認識のもと、経営の執行と監督の協働のあるべき姿として、強靭な取締役会が骨太の成長ストーリーを策定し、その方針に沿ってCEOが機会とリスクを見極めながら、歩む道筋と速度を決める「コーポレートガバナンス 7.0」を提唱しています。このコンセプトのもと、企業のサステナブルな成長ストーリーを描くべく、サステナビリティ、戦略・リスク、指名・人財、指名・報酬の4領域を中心に“深く・濃く・長い”統合的なコンサルティングを提供しています。

また、「サステナビリティガバナンス」のエコシステム構築に向けた議論の質を高め、取組みを加速させていくために、オピニオンリーダーとしての取組みにも注力しています。行政、企業および機関投資家向けエンゲージメントや研究活動、さらに日本やグローバルに影響力が強いガバナンス関連団体(イニシアティブ)に参加する他、コーポレートガバナンスやサステナビリティ経営の最新潮流などをテーマにしたメールマガジンの配信やセミナーの実施などを通じて、企業の舵取りの支援に取り組んでいます。

HRGLは、「『ヒト』が輝く社会の“未来設計図”を創造する」をビジョンとして掲げています。志ある企業が未来にわたって輝き続けるための持続可能な企業経営の力となることを目指し、コーポレートガバナンスの“かかりつけ医”として、サステナビリティ経営を実現するコンサルティングを処方します。

*六方よし・・・「売り手よし、買い手よし、世間よし」という近江商人の「三方よし」に、「作り手よし、地球よし、未来よし」を加えた、SDGs時代の新たな経営理念として提唱されたもの。


所在地:東京都千代田区丸の内1-4-5
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※記事中の記述はすべて2024年3月現在のものです。