今月の一社

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vol.6 郵船ナブテック

横浜へお出かけになったことのある方なら、山下公園前に係留される「日本郵船氷川丸」の威容をご覧になったことでしょう。1930年に竣工されたこの貨客船は昨年、国の重要文化財にも指定されました。そんな氷川丸の船体を、船乗りとしての豊富な知識と経験で維持管理しているのが、今回ご紹介する日本郵船グループの『郵船ナブテック』です。

郵船ナブテックは海上での勤務・技術に熟練した社員を擁し、日本郵船運航船隊を陸上からサポートしています。海上社員支援や船員派遣、外国人船員のアテンドといった業務から、船舶の調査・工事、そして新造船の建造・塗装監督、および試運転など専門性の高い業務まで、郵船ナブテックでは船にまつわる様々なサービスを提供しています。新造船の試運転という仕事があることにビックリしてしまいましたが、確かに自動車や飛行機にテスト走行・飛行があるなら、船にもあって当然ですね!

氷川丸

船舶専門ダイバーが在籍するのが水中工事部門。卓越した潜水技術で、船舶の水面下の調査やクリーニングをおこなって航行を支援する、「水の下の力持ち」です。さらに、上五島石油備蓄基地など世界に数例しかない石油の洋上備蓄(エンジンのない超巨大タンカーを海上に浮かべて石油を備蓄するシステム)の定期検査にまつわる工事も、郵船ナブテックがおこなっています。タンカー船で培ったノウハウを活かすことで、この事例の少ない備蓄システムのメンテナンスに対応できるわけです。

そんな郵船ナブテックの事業のひとつに、冒頭に書いた氷川丸の維持管理があります。ここまでの内容で郵船ナブテックがどれだけの高い技術と多くの経験を持っているかはおわかりいただけたかと思います。これこそ、氷川丸があの美しい姿を保ち続けている理由でもあるのですね。

その氷川丸に関連してもうひとつ注目したいのが、食品の販売業務です。氷川丸で提供されていた日本郵船伝統のドライカリーが、レトルトパックとして現代に蘇り、販売されているんです! 2013年には横浜グッズの認定審査会「横濱001」で栄えある市長賞にも選ばれ、今や横浜を代表するお土産のひとつとなっています。横浜を中心とした店舗やオンラインストアでも購入できますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

本社所在地:横浜市中区海岸通3-9 郵船ビル

お問い合わせ
※氷川丸ドライカリーについて詳しくはこちら

注:本文中の情報等はいずれも2017年4月現在のものです。