今月の一社

今月の一社

vol.26 富士物流

インターネットの普及と進化はIT業界のみならず様々な分野に影響を与えていますが、物流業界もそのひとつです。ワンクリックで購入したものが販売主から家にスムーズに届くまでの間には、物流会社の数々の努力が介在しています。今回は企業の物流活動をトータルにサポートする、三菱倉庫グループの『富士物流』をご紹介します。

富士物流は1975年に富士電機グループの物流子会社として設立されて精密機器から発電プラントまでの多種多様な製品の物流業務を担い、2010年から三菱倉庫グループの会社となりました。それまで培ってきた物流ノウハウや技術力に三菱倉庫が持つ食品や医薬品などの他分野の物流、さらにグローバルなネットワークを活用することで、総合的な物流のプロデュースをおこなっています。

物流業界には「3PL(サードパーティロジスティクス)」という言葉があります。これは物流全体を一括して請負い、商品を売る荷主の立場に立ってロジスティクスサービスを戦略的に提供することを意味し、荷主に代わって第三者である物流のプロが最適なソリューションを提案するというものです。もともと電機メーカーの物流子会社として調達からアフターサービスまでのトータルな物流を得意としていた富士物流はその強みを活かし、業界内で唯一無二の3PL企業となることを目指しています。

富士物流 イメージ

そんな富士物流が3PLの中でも特に注力しているのが「ライフサイクルロジスティクス(LC-L)サービス」です。情報通信機器を中心として、機器の導入時にクライアントが直ぐに使用できるようにあらかじめ決められた仕様で個別設定をおこなうだけでなく、現地への設置、動作確認、操作説明までを一貫しておこないます。また、運用後の障害発生時には全国のパーツセンターで保管する代替機を最寄りの拠点から24時間365日体制で持って駆付け、技術作業員兼配送ドライバー(ITドライバー®)が障害復旧までおこなうサービスは、数ある物流会社の中でもメーカー物流として培われた技術を持つ富士物流ならではのサービスと言えます。

また、もうひとつ富士物流を語るうえで外せないのが「FKS(富士物流改善方式:Fujibuturyu Kaizen System)」です。全社員自らがムダを見つけ、自ら改善することにより、クライアントの物流改善に貢献するという活動です。抜本的な物流改善に加え、作業現場での日々の弛まぬ改善を通じてクライアントの物流コストの削減や運用効率の向上を提案し、事業の発展に貢献しています。

よりよいサービスを提供するため、歴史により培われた独自のノウハウと日々の弛まぬ企業努力を通じて、富士物流は物流の未来を築きます。

本社:東京都港区三田三丁目10番1号

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注:本文中の情報等はいずれも2019年3月現在のものです。