今月の一社

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vol.42 ユニバーサル製缶

コンビニや自動販売機などで手軽に買えるコーヒーやジュースの缶飲料は、小さな子どもからお年寄りまで、誰にとっても身近な存在です。一本の缶コーヒーがないと仕事が始まらない、なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。今回はアルミ缶飲料容器のスペシャリスト、三菱マテリアルグループの『ユニバーサル製缶』をご紹介します。

ユニバーサル製缶 イメージ1

三菱マテリアルが飲料用アルミ缶事業に進出したのは1972年のこと。2005年にホッカンホールディングス社との事業統合によりアルミ缶の製造、研究開発及び販売を専業とするユニバーサル製缶が誕生し、前身時代も含め実に50年以上にわたりアルミ缶製造と研究開発を続けています。

よく目にするのでご存知の方も多いと思いますが、飲料用アルミ缶にはタブ(取っ手)のついたタイプと、蓋の開閉ができるアルミボトルの2種類があります。ユニバーサル製缶ではこれら2種類のアルミ缶を構成する、アルミ缶胴・アルミ缶蓋・アルミボトル・アルミボトル用キャップの開発・製造を行なっています。

アルミ缶の特徴としては軽さと熱伝導性、そしてリサイクル性が挙げられます。アルミ缶は何度でもアルミ缶としてリサイクルすることが可能であり、リサイクルによる生産は原料からアルミニウムを作るのに比べ、必要な電力がわずか3%で済みます。三菱マテリアルグループでは業界に先駆けて1970年代からアルミ缶リサイクルに取り組んでおり、ユニバーサル製缶の富士小山工場は、使用済みアルミ缶を回収して溶解し、次のアルミ缶を作るための圧延用スラブを製造するという工程を一か所で行なうことができる、日本で唯一の工場です。

ユニバーサル製缶 イメージ2

そして人が直接口をつける飲料用のアルミ缶ですから、安全・安心に使用できることも大切です。ユニバーサル製缶では、成形、洗浄、プリント、表面加工など製缶の各工程で中間検査を行ない、さらにすべての缶に対して厳しい検査を行って、それに合格した缶のみが製品として飲料メーカーの工場へと運ばれ、飲料などが充填されて私たちにおなじみの商品となります。

リサイクルごみの分別はすでに一般的ですが、アルミ缶のリサイクルがどれほどエネルギーの節約に貢献しているかはあまり意識していないのではないでしょうか。今、お手元にあるアルミ缶も、ユニバーサル製缶の工場で生まれ変わって帰ってきたエコロジー優等生かもしれないですね!


本社 : 東京都文京区後楽1-4-25

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※記事中の記述はすべて2021年2月現在のものです。