今月の一社

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vol.45 三菱みらい育成財団

三菱グループが共有する経営の根本理念「三綱領」には、事業活動の究極の目的は社会への貢献とする「所期奉公」という言葉があり、これに基づき、三菱グループでは様々な社会貢献活動に取り組んでいます。今回はそのひとつ、若者の育成を目指す教育活動への助成とその成果を広く社会に波及させる事業を行なっている『三菱みらい育成財団』をご紹介します。

三菱みらい育成財団 イメージ1
2019年秋「三菱創業150周年記念事業・新財団設立発表会」の様子

三菱みらい育成財団は、三菱創業150周年記念事業のメイン事業として、2019年10月に設立された新しい財団です。三菱グループには創業100周年に設立された学術研究や社会福祉事業を支援する三菱財団もありますが、大きな違いは、助成対象が十代の若者たち対する教育事業に絞られている点です。

三菱グループが創業した1870年は、開国・明治維新を経て、激動する世界に日本が飛び込んでいった時代でした。それから150年が経ち、今また世界は大きく変革し、新たな社会課題も次々と現れています。そんな中にあって、未来を築く若者たちが夢と希望をもって挑戦し続ける社会、すべての大人が彼らの挑戦を支え続ける社会の実現に向け、三菱みらい育成財団は生まれました。

三菱みらい育成財団では初年度である2020年度、自ら目標とする生き方を考え・見出し、その目標に向けて歩み続ける原動力を習得する「心のエンジンを駆動させるプログラム」(高校等、および教育事業者対象)、将来、社会が求める卓越した能力を持つ人材を早期に発掘・育成する「先端・異能発掘・育成プログラム」(大学・研究機関等対象)の3つのカテゴリーで募集が行なわれました。全国から251件の応募があり、グローバル人材の育成や生徒自ら考え・探求する活動、それらを研究するプログラムなど66件が三菱みらい育成財団から総額2.2億円の助成を受けて実施され、参加生徒・学生数は26,000人に上りました。

現在選考中の2021年度助成募集カテゴリー
現在選考中の2021年度助成募集カテゴリー

2021年度は上記カテゴリーのほか「21世紀型 教養教育プログラム」「教員養成・指導者育成プログラム」の募集も加わり、6月下旬の採否決定に向けた選考プロセスが現在進んでいるところです。

三菱みらい育成財団は、活動期間を10年と区切っているのも特色のひとつです。設立から10年後の2030年、財団の活動の先に果たしてどんな人材が生まれているのか、彼らがその後の日本をどう導いてくれるのか、未来に夢が膨らみますね。


所在地: 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号

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※記事中の記述はすべて2021年5月現在のものです。