大型電器店に電子部品店、ゲームやマンガ、アニメ関連のショップ、メイドカフェやアイドル劇場。道行く人を見れば、アニメキャラのコスプレイヤーが⋯⋯。多種多様な文化が凝縮し、そこかしこで強烈なエネルギーを発している街、秋葉原。

この街を形作ったのは、第二次世界大戦後だと伝えられている。焼け野原になった秋葉原周辺にラジオの部品を扱う露店ができ始めた。当時、近くにあった東京電機大学の前身となる学校の学生がこぞってそれらを買い求めるようになり、露店が増加し発展していったそうだ。

また、秋葉原電気振興会のサイトによると、すでに戦前の昭和8年（1933年）から、ラジオ部品の専門問屋である廣瀬商会や、オリジナルラジオセットを販売する山際電気商会が店を構え、将来の秋葉原の発展を予感させていたとも語られている。1970年までは国鉄のほかに都電も走っており、アクセスのよさも相まって電気街が形成され、高度経済成長期の家電ブーム時には大にぎわいとなった。1990年代後半からは、ゲームやアニメ関連の店が増え始めサブカルチャーの聖地となり、今や世界中から多くの人が訪れ、買い物を楽しんでいる。

三菱ＵＦＪニコスのみなさんは、秋葉原の魅力について「リーズナブルでおいしい店が多い」（根本 拓磨さん）、「夜の電気街は特にきらびやか」（杉山 沙瑛子さん）、「いろんな人がいておもしろい。お店の入れ替わりも激しく、いつも発見がある」（河合 優紀さん）、「ゴチャゴチャして飽きない。世界中から観光客が集まる街で仕事ができて楽しい」（吉田 毅昭さん）と語る。

ビジネス街とは一味違う刺激に満ちた空気が、三菱ＵＦＪニコスの皆さんにとって新規事業を手掛ける活力の一助となったのかもしれない。ここでは皆さんがおすすめするリフレッシュスポットをご紹介する。

サンドイッチ専門店。人気は「海老カツと具だくさん」（店内利用499円）や「チーズ・ミルフィーユ・ハムカツ」（同489円）。惣菜サンドのほかスイーツサンドなど30種類以上が楽しめる。ドリンクメニューも充実。「ランチのあと、コーヒーを買いについ寄ってしまいます」（大方 栞奈さん）、「私たちが開発したアプリの試験運用にご協力いただきました。スタッフさんの連携が最高。当社社員なじみのショップです」（河合さん）

東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル5F
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ランチは「串揚げランチ」（1,200円）、「大海老ランチ」（1,500円）の2種類、夜はおまかせスタイル。目の前で揚げ立てを提供するカウンター席のみの人気店。旬の新鮮な食材を使った串揚げは常時約40種類を揃え、自家製のソースやマヨネーズも串揚げのおいしさを引き立てる。「先輩に勧められて行ってみたらおいしくて気に入っています。ランチもボリュームたっぷり。お腹いっぱいになります」（大方さん）

東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル 3F
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肉の万世 秋葉原本店の1Fにあり、昼は名物「排骨（パーコ）拉麺」（980円）を中心としたラーメン店、夕方からは昔ながらの居酒屋として営業。おつまみは「牛すじ」（350円）、「もつ煮」（350円）、みそきゅう（300円）など居酒屋の定番メニューに加え、アルコール類もホッピーを含めて各種豊富に揃えている。気楽な雰囲気なので常連さんも多い。「安くておいしいのでサク飲みに最適！」（白石 啓太郎さん）。

東京都千代田区神田須田町2-21 肉の万世 秋葉原本店 1F
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正式名称は神田神社。730年に現在の千代田区大手町・将門塚周辺に創建され、江戸時代に入って1616年に江戸城の表鬼門守護の場所にあたる現在の地に造営された。併設されている文化交流館内にはおみやげ店「EDOCCO SHOP」があり、すりおろし生姜を使った「神社声援（ジンジャエール）」（300円）など東京みやげがそろう。「商売繁盛で有名なパワースポット。年始のご挨拶に行く部署も多い」（河合さん）

東京都千代田区外神田2-16-2
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