ご当地情報

2025.07.24

定禅寺通のケヤキが美しい仙台
明治安田生命仙台支社の皆さんがおすすめするスポットとは?

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仙台の街は仙台駅を中心に東西に分かれている。表玄関である西口周辺には歩行者用デッキが張り巡らされており、ハピナ名掛丁商店街やクリスロード商店街など、大規模なアーケード商店街にスムーズに行ける。周辺には東京の大手企業の支店やホテル、商業施設が集まっており、駅西側にのびる青葉通と定禅寺通の間には大規模なアーケード商店街が縦横に続いている。

とくに定禅寺通のケヤキ並木は美しく、木々の緑のアーケードの下を歩いているようで気持ちがいい。その景観の美しさから、「日本の道100選」にも選ばれているという。定禅寺通沿いには著名な建築家である伊東 豊雄の代表作品のひとつである文化施設「せんだいメディアテーク」や勾当台公園がある。公園周辺には宮城県庁、仙台市役所、青葉区役所などの公共機関があり、一番町商店街や繁華街の国分町まで歩いて数分という便利な公園でちょっと休憩するにもいい場所だ。
実際、公園にはトイレや売店、野外音楽堂などがあり、平日は昼休みを過ごすビジネスパーソンが多いという。市内のイベントにもよく使われ、秋には「定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台」が開催され、野外でジャズを聴きながら、お酒を飲むことができて何とも心地のいい気分になる。

また、駅西側には東北大学があり、大学本部のある片平キャンパス、文系学部のある川内キャンパス、理系学部のある青葉山キャンパス、医学部や大学病院のある星陵キャンパスと4つに分かれている。一方、駅東口側は再開発が進み、東京の大手家電量販店などが進出しているほか、地元IT企業が集積しており、かつてと比べて驚くほど賑わいが生まれている。
仙台駅の北西には東北最大の歓楽街として栄える国分町がある。夜になれば多くの飲み客が訪れ、仙台の街の奥深さを感じさせる。訪れたのは昼だったが、どこからともなくカラオケの歌声が聞こえてきて、元気な街であることを印象づけられた。
出張で仙台に行けば、昼は仕事、夜は国分町周辺を流すのが定番のコース。仙台グルメでまず思いつくのは、牛タンやずんだ餅、笹かま。しかし、仙台でおいしいものはそれだけではない。さっそく、明治安田生命仙台支社の方々に地元のおすすめを紹介してもらおう。

●瑞鳳殿

焼失を免れた参道の石造りの階段。

石段を上ると拝殿の向こうに本殿が見える。

(左)伊達政宗の御霊を祀る霊屋である瑞鳳殿本殿。(右)扉には伊達家の家紋のひとつ「竹に雀」の装飾がある。

独眼竜政宗の異名で著名な伊達 政宗公の霊廟である。「近場でかつ、自然を感じられる場所。それほど混んでいないのもいい」と小川さん。2代藩主伊達 忠宗公によって、経ヶ峰の地に造営された。徳川 家康を祀る日光東照宮並みの豪華絢爛な建築で、桃山文化の遺風を伝えるといわれる。1931年に国宝に指定されたが、1945年の戦災で焼失。現在の建物は1979年に再建されたもので、2001年に改修が行われた。参道の石造りの階段は焼失を逃れ、その段の数は仙台藩の石高である62万石を表わしたものだといわれる。左右にある杉の並木は最も古いもので、樹齢380余年だという。「仙台に住んでいる人なら一度は必ず行ったことがあるはず。散策に最適です」と針生さん。観覧料は一般570円。開館時間は9:00から。最終入館は12~1月は16:00、それ以外は16:30まで。

仙台市青葉区霊屋下23-2

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●仙台の味 すてーきはうす伊勢屋

ランチ限定の仙台牛すてーき丼(1,700円)。

(左)蔵王和豚しょうが焼き膳(1,100円)。 (右)店舗外観。

1968年創業。観光ガイドには載らないが、地元の人から長く愛されている名店。「本当はステーキのお店ですが、昼どきにはしょうが焼き定食やさば味噌定食などのランチメニューもあります。白米がとてもおいしく、宮城に生まれてよかったと感じさせてくれます」(針生さん)。ステーキ以外にも、地元の名産品や三陸の魚介類、蔵王山和豚、そして宮城県産ひとめぼれや仙台味噌も楽しめる。S-PAL店、クリスロード店、牛たん通り店と3店舗ある。編集部が訪れたのはクリスロード店。ランチは蔵王和豚しょうが焼き膳(1,100円)、和豚のロースかつ膳(1,600円)、ランチ限定メニューの仙台牛すてーき丼(1,700円)などがおすすめ。営業時間はランチ11:30~14:30(L.O.14:00)、ディナー17:00~22:00(L.O.21:30)、日曜定休。

仙台の味 すてーきはうす伊勢屋 クリスロード店
仙台市青葉区中央2-6-7 太田屋ビルB1

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●伊達のいろり焼 蔵の庄

店内の大きないろりで地元のさまざまな食材が焼き上げられる様子は食欲をそそる。

わら焼きの鰹の塩たたき(1,780円)。

(左)金華鯖焼(1,400円)。 (右)蔵の庄名物のガリ巻(880円)。

夕方の店内には出張組が多いようで、次から次へと客が入ってくる。県外から出張で来た人にとっては仙台駅から近く、とても使いやすい店だ。「私も県外から友達が来たときには必ず連れて行きます。連れて行けばひと通りのものが食べられますから、とても使いやすいですね」と針生さん。看板料理は「伊達のいろり焼き」で、最近は「仙台せり鍋」も評判となっている。おすすめはやはり「伊達のいろり焼き」で、わら焼きの鰹の塩たたき(1,780円)、金華鯖焼(1,400円)など。銀鮭ときゅうりとガリの入った蔵の庄名物のガリ巻(880円)はお酒のお供にピッタリ。営業時間は16:00~24:00、無休。

伊達のいろり焼 蔵の庄 総本店
仙台市青葉区中央1-8-38 AKビル4F

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●HONOKA COFFEE

都会の喧騒を忘れさせる落ち着いたたたずまい。

(左)おいしそうなスコーンはテイクアウトもできる。 (右)コーヒーのカップもかわいい。

おすすめのスコーンセット(858円)。

定禅寺通沿いにあるオシャレなカフェ。「最初は仙台の郊外にあったのですが、今では中心部に進出し、店舗を増やされています。おすすめはスコーン。コーヒーを飲みながら、スコーンを食べてゆっくりできるのがいいですね」と針生さん。東京でいえば表参道のような雰囲気で、定禅寺通は「地元民にとっても大事な場所です」(針生さん)。本日のコーヒー(レギュラー440円)、抹茶ラテ(同594円)、スコーンセット(858円)。飲み物、スコーンはいずれもテイクアウトができる。訪れた定禅寺通店の営業時間は11:00~18:30、不定休。

HONOKA COFFEE 定禅寺通店
仙台市青葉区一番町4-10-14 定禅寺ビル1F

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●シーラカンスモナカ、仙台すずめ饅頭、おはぎバー

シーラカンスモナカ(6個入り1,980円)。

(左)仙台すずめ饅頭〈ずんだ〉(800円)。 (右)おはぎバー(5個入り756円)。

お土産のおすすめはフランスバターと小豆の組み合わせがクセになるシーラカンスモナカ(6個入り1,980円)。新しい仙台土産として好評だそう。常設販売は仙台の「メゾン・シーラカンス」店舗と公式通販のみ。「並んでいますよね。ブレークのきっかけはフィギュアスケートの羽生結弦くんが仙台のお土産で買ったこと。ファンが押し寄せて、仙台市民も気づくことになりました」(針生さん)。
また、2023年6月に仙台城で誕生した新たな仙台銘菓は「仙台すずめ饅頭〈ずんだ〉」(800円)。「とにかく見た目がかわいい。ここ2~3年で注目されるようになりました。仙台城址やS-PAL店でも買えます」(針生さん)。おはぎバー(5個入り756円)は、仙台・秋保温泉のスーパー「主婦の店 さいち」の監修で、同店の名物おはぎの味を再現し、気軽に持ち帰りできるというもの。「秋保温泉に行ったとき、さいちのおはぎを食べて、非常においしく感じました。週に2日ほど仙台駅でもおはぎを売っているのですが、人気で、行っても完売していることが多い。そのおはぎを使ったお土産がおはぎバー。おすすめです」(小川さん)。いずれも駅周辺で購入可能だ。

メゾン・シーラカンス
仙台市青葉区一番町2-2-3 SANKYO南町通ビル1階

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ちゅんちゅん堂

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主婦の店 さいち
宮城県仙台市太白区秋保町湯元薬師27

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小針 宏之
HIROYUKI KOBARI
仙台支社長

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針生 真衣子
MAIKO HARYU
仙台支社

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大江 昇平
SHOHEI OHE
仙台支社 石巻営業所

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木下 学
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内山 大
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小川 浩輝
HIROKI OGAWA
仙台支社

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