
「アジアのこどもたちの絵日記展」が、9月19日(金)から横浜みなとみらいのランドマークプラザ1階「フェスティバルスクエア」で開催されます。
16回目となる今回は、アジア23の国・地域に暮らす6〜12歳の子どもたちから寄せられた応募作の中から、国際選考会で選ばれた各国・地域のグランプリ受賞作品と、国内の入賞作品が展示されます。「アジアのみんなに伝えたい、わたしの生活」をテーマに絵日記を募集。33,000点を超える応募がありました。
アジア各地の子どもたちが日々の暮らしや思いを描いた絵日記を通じて、文化のちがいを知り、お互いを尊重し合うきっかけになる、よい機会です。
ご家族や同僚の皆さまと、ぜひ足をお運びください。
参加国・地域:ブータン、ブルネイ、カンボジア、中華人民共和国、インド、インドネシア、カザフスタン、大韓民国、ラオス、マレーシア、モルディブ、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、フィリピン、シンガポール、スリランカ、チャイニーズ・タイペイ、タイ、東ティモール、ベトナム、日本
展示作品紹介
○アワンク アイシー アタラーさん(ブルネイ ダルサラーム国 10歳・男性)
果物の季節に、ぼくたち家族はおじいちゃんのドリアン園を訪れました。到着すると、ドリアンがたくさん地面に落ちているのが見えました。そんな時はいつも落ちたドリアンをひとつひとつ拾って、タキディン(伝統的な肩ひものついた編みかご)に入れます。ぼくはドリアンのとげから手を守るため、厚手の手袋をしました。翌日、学校でドリアン拾いの体験について友だちに話しました。
○カディジャ ガウリーさん (パキスタン イスラム共和国 10歳 女性)
村の結婚式
夏休みに、いとこの結婚式に参加するため、パンジャブ州のマリ・アライチ・カーン村に行きました。初めて見る村の結婚式は楽しい経験でした。夕方5時からみんなで準備をしました。花むことバラット(花よめを自宅へ迎えにいくための花むこの行列)は6時ちょうどに出発しました。
○S.M.T.V.N. スバシンハさん (スリランカ民主社会主義共和国 10歳 男性)
土砂降りの雨の中、ぼくと妹はおばあちゃんの家から帰ってきました。おじいちゃんは、ぼくたちがぬれないようにとバナナの葉を切ってわたしてくれました。途中で、強い風と共に雨が降ってきました。お母さんに怒られても、ぼくたちは雨にぬれてとても楽しかったです。
「絵日記フェスタ」とは
「絵日記フェスタ」は、国連の「国際識字年」の趣旨(すべての人が読み書きできる世界を)に賛同して「三菱 IMPRESSION-GALLERY アジア子供アート・フェスティバル」としてはじまった取り組みです。
のちに、絵日記を通じて互いの文化を理解・尊重し、共によい未来をめざす思いを込めて「三菱アジア子ども絵日記フェスタ」に名称を改め、現在は、アジアの子どもたちから絵日記を募集し、国際交流プログラムや出前授業を行いながら、会場展示やレプリカパネルの貸出を通じて学びの輪を広げています。
【開催概要】
日程:2025年9月19日(金)〜9月23日(火・祝)11:00~20:00
入場無料
会場:横浜・みなとみらい ランドマークプラザ1F「フェスティバルスクエア」
主催:三菱広報委員会、アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟、公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
後援:ユネスコ(国連教育科学文化機関)/外務省/文部科学省/大阪府/大阪府教育委員会
お問合せ:三菱アジア子ども絵日記フェスタ実行委員会事務局 03-5777-6825
公式HP: https://enikki.mitsubishi.or.jp