ナショナルスタッフより

2023.10.05

三菱総合研究所

Mitsubishi Monitor「Global Spotlight」

ベトナム

発展途上国ベトナムでコンサルタントとして働く

東南アジア初のMRI駐在員事務所

三菱総合研究所(MRI)の創業50周年を機に2020年に開設されたハノイ駐在員事務所は、MRIで東南アジア地域初の事務所です。
当事務所は若く小規模ですが、献身的なベトナム人職員四名と日本人ゼネラルマネージャーの、意欲に満ちたチームに支えられています。私達は東京本社の研究員やコンサルタントと密に連携しながら、日本とベトナム双方の社会課題を解決するため、誠心誠意、業務に取り組んでいます。MRIのシンクタンク・コンサルティングサービス、ITサービスを駆使しながら、ベトナム政府の政策立案や解決策の実行を支援したり、日本企業からの投資を誘致したりすることで、社会に有意義な影響をもたらそうと努力しています。
ベトナムは、東南アジア地域のなかでも経済成長率がとくに高く、多くの日本企業に注目されています。しかし、医療、交通、インフラ、環境などの面で、多くの課題も抱えています。今年、日本とベトナムは外交関係樹立50周年を迎えましたが、私達はこうした社会課題に取り組むうえで、日越両国をつなぐ架け橋としての役割を果たす責任を強く感じています。



駐在員事務所での私の仕事

私は、ハノイ駐在員事務所が開設された時に、ベトナム人社員二名のうちの一人としてMRIに入社しました。これは私にとって、とてもうれしい機会でした。
私の一日は毎朝ハノイの歴史あるロンビエン橋を渡り、ホアン・キエム湖とオペラハウスの近くにある市の中心部に向かうことから始まります。事務所は日本の政府機関や大手企業が集まる地区にあり、素晴らしいパートナーとの協力や連携がスムーズに進み、理想的な環境です。
私の仕事はさまざまな業界の調査・コンサルティングが中心で、ダイナミックで多様性に富み、チャレンジの連続です。省庁や政府機関、大手企業、有望なスタートアップ等が参加するパートナーネットワークとの調整役を務めることもあります。
毎日が新しい章の始まりのようで、これまでにない可能性と新しい挑戦に出会えることにわくわくしています。仕事では多彩な分野を探求できるだけでなく、知識や専門性の幅も広がります。優れたパートナーと協力することで社会によい変化をもたらし、重要な社会課題の解決に貢献したいという情熱が湧いてきます。

コーナーストーンビルにあるMRIハノイ駐在員事務所


悠久の時を刻むハノイの歴史あるロンビエン橋


労働・傷病兵・社会問題省とUNFPA(国連人口基金)共催による高齢化に関するセミナーで発表

素顔のハノイの魅力

ベトナムの首都ハノイは活気に溢れ、深く根差した伝統文化と近代性が見事に融合した街として知られています。
賑やかな通りにはお洒落なカフェが軒を連ね、心安らぐひとときを過ごすことができます。落ち着いた雰囲気のなかで、極上のベトナムコーヒーが味わえます。ベトナムは世界第2のコーヒー輸出国なのです。
フォーやブンチャーといった料理は世界でも有名ですが、ハノイの通りにはおいしそうな屋台が並び、地元の人も、そして好奇心に満ちた旅行者も惹きつけて止みません。
こうしたハノイの隠れた名所を私達は心から楽しみ、さまざまな業界をまたがる大型プロジェクトを遂行するためのエネルギーを補給し、意欲を高めています。

MRIハノイ駐在員事務所の定番メニュー: バイン・ダー・クア(蟹入り赤い麺)とネム・クア・ベー(蟹の揚げ春巻き)

私たちのエネルギードリンクであるマンゴー&アボカドのスムージーと、アボカドのアイスクリーム

路地裏での親睦会:同僚とコーヒーを飲みながら結束を固めます

ヴー・キムチ

事業開発・営業マネージャー

三菱総合研究所ハノイ駐在員事務所

https://www.mri.co.jp/en