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2023.08.31

三菱食品

MITSUBISHI SHOKUHIN

“こころ”と“からだ”の相関関係に着目!
三菱食品『Happiness腸活』シリーズ発売

昨今注目を浴びている『腸活』。健康や美容のため腸内環境を整えることを言う。三菱食品は、健康ブランド『食べるをかえる からだシフト』において、『Happiness腸活』シリーズをスタートし、加工食品5品・菓子3品の新商品を発売した。『Happiness腸活』シリーズは第1弾『糖質コントロール』、第2弾『PROTEIN PLUS』に続き、第3弾となる。

お菓子の担当として『レーズンサンド』『ミルクパウンドケーキ』『こんにゃくゼリーミックス』の開発に携わった、商品統括 国内商品開発本部 商品企画第二グループの松本 遥平さんと、加工食品担当として『ごま豆乳担々スープ』『参鶏湯』『とん汁』『きのこのポタージュ』『オートミール』の開発に携わった、商品統括 国内商品開発本部 商品企画第一グループ Aユニットの岩波 伽歩さんに、開発の背景や思いを聞いた。

乳酸菌と食物繊維を配合、人気のオートミールをよりおいしく

「『腸活』というワードは想像以上に認知されており、訴求力のあるワードとなっています。お客様からは『乳酸菌と食物繊維を手軽に摂取できる点が魅力』『ちょうど腸活を気にしていたのでよかった』というお声をいただきました」と語る松本さん。『Happiness腸活』シリーズのテーマは、“こころ”と“からだ”の相関関係だ。

企画段階で『腸活』というワードを起点に調査を進めていたところ、腸活が健康をサポートするだけでなく、「腸内環境を整えることで精神的にも満たされる」というように考えるようになっていった。同時に食物繊維についても研究を進めると「脳がストレスを感じ続けると、腸内環境の乱れを引き起す可能性があり、腸と脳には相関関係がある」とされる『腸脳相関』という言葉にたどり着いた。医師でありtenrai株式会社代表取締役の桐村 里紗氏からアドバイスを受けながら、商品に「食物繊維(水溶性、不溶性)(1食当たり7g以上・間食3g以上)」と「はぴねす乳酸菌®(10億個以上/1日)」を配合した。

商品ラインナップは、20代から30代の女性をターゲットに手軽に毎日摂りやすいことを意識した。なかでも特に、北海道産牛乳を練り込んだしっとりとした食感の『ミルクパウンドケーキ』と、クリーミーな豆乳に唐辛子の辛さを加えた『ごま豆乳担々スープ』、鶏のまろやかな旨味と生姜をしっかり効かせた『参鶏湯』が好評だ。

『からだシフト』シリーズでは初めてお菓子を発売しました。お菓子は嗜好品ですから、健康的なものであってもおいしくなければご購入いただけません。そのため、『おいしい商品ができなければ、発売はしない』という覚悟でした。食品に食物繊維をプラスするとパサついてしまうという難しさがあり、何度も試行錯誤した末、パウンドケーキのしっとりした食感を実現できました」(松本さん)

『ごま豆乳担々スープ』と『参鶏湯』には、ヘルシーな食品として昨今需要が伸びているオートミールを加えて勝負をかけた。

「オートミールのおいしい食べ方が分からないという方もいらっしゃいますのでカップスープに加えれば手軽に食べていただけると考えました。カップの中に小分け袋に入ったオートミールと、スープ粉末を入れてお湯を注ぐだけで、とろみのついた食べるスープになります。野菜も5種類と豊富に含まれています」(岩波さん)

高いリピート率を誇るため、今後は新規顧客へのアピールを強化

コロナ禍を経て消費者が求める健康と食のあり方が変わってきたという。もとより健康志向は高まりつつあったが、よりいっそう「健康を維持したい」という欲求が強まった。そのなかで『Happiness腸活』では、体の健康だけでなく、ストレスや睡眠なども含めて心身の健康を目指しており、食品と健康の関係をより密接なものとして捉えている。『からだシフト』は『糖質コントロール』や『PROTEIN PLUS』シリーズを含めると、常温の食品やお菓子だけでなく、冷凍食品、おかず、ドレッシング、飲料など幅広いカテゴリーを揃え、健康食品の分野をリードする。

「健康づくりは続けることが大事。朝食、昼食、夕食、すべて『からだシフト』シリーズでお食事いただいても飽きない豊富な種類が強みとなっています」(岩波さん)

「『からだシフト』のリピート率は非常に高いので、今後は新たなお客様に手に取っていただく初期購入のきっかけづくりに力を入れるべく、販促チームとともに最初のアピールポイントを強化していきたいと考えています」(松本さん)

毎日を健やかに笑顔で過ごすために、腸活を始めてみませんか。

INTERVIEWEE

インタビュアー写真

松本 遥平  YOHEI MATSUMOTO

商品統括 国内商品開発本部 商品企画第二グループ

インタビュアー写真

岩波 伽歩  KAHO IWANAMI

商品統括 国内商品開発本部 商品企画第一グループ Aユニット

三菱食品株式会社

東京都文京区小石川1-1-1
1925年設立。生活者をはじめとするすべてのステークホルダーに対して「食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する」をパーパスとして掲げ、国内外の加工食品、低温食品、酒類および菓子の卸売を中心に事業を展開する。