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東洋文庫100周年記念展示がスタート
-貴重・有名な書物の数々や、豪華図録や限定グッズも登場!-
東洋文庫ミュージアムは日本最大級の「本の博物館」。一冊一冊、開き方にも細心の注意を払って貴重な書物などを展示している。
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三菱第三代社長・岩崎久彌が創設した東洋学の世界的研究図書館「東洋文庫」は今年設立100周年を迎えました。これを記念し、8月31日(土)より東洋文庫ミュージアムで「知の大冒険 -東洋文庫 名品の煌めき-」が開催中です。
100周年にふさわしく、国宝2点をはじめ、『東方見聞録』『解体新書』『アヘン戦争図』など、誰もが教科書などで見聞きしたことのある、貴重な書物や絵画が勢ぞろい。アジアの国々を旅するように、各地・各時代の象徴的な資料が並び、東洋文庫を代表する作品を一気に閲覧することができる絶好の機会です。
※展示の詳しい内容や見どころはこちら
100周年にふさわしく、東洋文庫の歴史を感じられる展示も。
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デジタル展示も。こちらではさまざまな古地図を拡大閲覧ができる。
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企画展にあわせて作成される図録も、通常のA5版サイズのものに加え、今回は特別豪華版が発売されています。出展作品の高精細カラー写真と詳しい解説が書かれていて、今回の記念展のみならず東洋文庫そのものを深く知るのにもお勧めの一冊です。美しい装丁にもご注目ください。
そしてもうひとつ注目したいのが、ミュージアムショップ限定のオリジナルスタンプ。全5種の図柄はいずれも本企画展で展示されている書物や絵画の中に登場する不思議な生き物や珍しい文字を抜き出したもので、東洋文庫ならではの楽しいスタンプです。開封するまで中身のわからないランダム商品なので、何が出るかは買ってみてのお楽しみ。図柄となった生き物や文字を探しに、またスタンプのコンプリートを目指して、何度も足を運びたくなるグッズです。
「知」の重みを感じる特別豪華版図録。アジアの多様性を表す七色の文字が煌めく。
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東洋文庫らしさが詰まった楽しいスタンプ。「龍」が4つ集まった漢字は「テツ」と読み、「おしゃべり」や「うるさい」という意味だそう。
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また、本企画展の関連イベントとして、より深く資料の背景や歴史が学べる講演会が開催されるほか、古地図を手に皇居を一周するワークショップも予定されています。ワークショップは小学生のお子さんも参加可能で、まずは地図の読み方などの基本レクチャーを受けてから、実際に皇居の外周5キロを歩くという、スポーツの秋と文化の秋を体験できるイベントです。開催については東洋文庫ミュージアムのウェブサイトや、mitsubishi.comの「お知らせ」でもご紹介します。
多彩なアジアの魅力と「知」を求める大冒険、東洋文庫創立100周年記念展「知の大冒険 -東洋文庫 名品の煌めき-」は12月26日(木)まで開催です。
※2024年9月6日掲載。本記事に記載の情報は掲載当時のものです。