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秋のまきば園を美味しく楽しむイベントが目白押し

-三菱ゆかりの地便り 岩手・小岩井農場#2-

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秋の気配を感じる、小岩井農場から臨む岩手山(小岩井農場Instagram より)

JR盛岡駅からバスで約35分、約3,000ヘクタールの広大な敷地を持つ、日本最大級の民間総合農場・小岩井農場は、三菱社第二代社長の岩崎彌之助が創設に関わり、三代社長・久彌が経営を継承するなど、三菱グループと深いゆかりを持っています。

農場の中央部約40ヘクタールに広がる「まきば園」では、新緑の映える春から幻想的な雪景色が広がる冬まで、四季折々の美しい岩手の景観を楽しむことができます。農場産の乳製品・畜産加工品などのグルメ体験や、牛舎の見学や乗馬体験など農場ならではのアクティビティ、農場内の国指定重要文化財建築物を紹介した「重要文化財ギャラリー」といった見学施設も備えた観光施設です。

シーズンごとにさまざまな催しが実施されるまきば園から、ようやく秋の気配も見えてきた今秋のイベントの一部を紹介します。

「世界一かわいい羊」期間限定公開

「世界一かわいい羊」と呼ばれる、ヴァレーブラックノーズシープの子羊「ハピー」と「モフィー」が期間限定で公開中です。当初9月末までの公開予定でしたが、来園者からの熱いリクエストに応えて10月末までに延期されました。公開開始時よりもさらに「もふもふ」に成長した可愛らしい姿に注目です。

KOIWAI HALLOWEEN FESTA

本物のかぼちゃを使ってオリジナルのジャックオーランタンが作れるランタン教室や仮装パーティ、ハロウィーンフォトスポット(衣装の貸し出しあり)、かぼちゃの重さ当てクイズなど、ハロウィーンを家族で楽しめるイベントが盛りだくさんです。

開催期間:~10月31日(日)
詳細はこちら

日に日に日暮れも早まり、岩手山の上に広がる空も高くなって、農場にも秋がやってきました。牛は涼しい気候を好むので、牛舎の外でのんびり過ごす姿を見学するのにもぴったりの季節。深まる秋を小岩井農場へ探しに行ってみるのはいかがでしょうか。まきば園の公式ウェブサイトや各SNSには最新の情報が掲載されていますので、あわせてご覧ください。

(写真・動画はすべて小岩井農場提供)

小岩井農場と三菱グループ

小岩井農場は、1891(明治24)年、日本鉄道会社副社長の野義眞、三菱社第二代社長の崎彌之助、鉄道庁長官の上勝の三人によって開設されました。のちに三菱第三代社長の岩崎久彌へと経営が継承され、日本の近代酪農業の発展に貢献した歴史を持つ農場です。駅名にもなっている「小岩井」の名前は、開設者の三人の頭文字をとってつけられたものです。

農場内の建造物21棟が国の重要文化財の指定を受けており、その多くは現在も現役の施設として使用されています。

※2024年10月7日掲載。本記事に記載の情報は掲載当時のものです。