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万博の新たな「ラストパビリオン」に!

-大阪・関西万博会場横で巨大プロジェクションマッピング 始まる-

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大阪・関西万博の会場に隣接する、大規模倉庫の壁面を活用した大規模プロジェクションマッピング「MEGA CANVAS(メガキャンバス)」が、一般社団法人関西イノベーションセンター(MUIC Kansai)と大阪府との共催で、6月6日より一般公開されました。

この取り組みは、万博を一つの契機として「レガシーの社会実装」に取り組んでいるMUIC Kansaiが、万博の会場をあとにする皆さまが、万博の余韻を感じていただけるように、との思いから実現したものです。東ゲート近くにある横浜冷凍株式会社の物流センターの壁面(縦約10m × 横約130m)に、「時間」「地域」「夢」「笑顔」「文化」の5テーマに沿った映像を浮かび上がらせることで、賑わいの創出を図っています。

MUIC Kansaiは未利用空間の活用をテーマにした実証的な取り組みとして、万博閉幕後のレガシー創出も見据えながら、プロジェクトの統括やコンテンツ、テーマの設計などプロデュースも担っています。

「二条城行幸図屛風」を上映しているMEGA CANVAS

大阪で初めて公道を跨いで実施されるこの大規模なプロジェクションマッピングは、国内最大規模級の大きさ。万博会期中の日没からスタートし、国宝「日月四季山水図屛風」や「二条城行幸図屛風」等の高精度な映像を、京都大学と連携して上映するなど、夢や笑顔溢れるひとときになるよう、取り組んでいます。

開幕前のセレモニーでMUIC Kansaiの早乙女実理事長は次のようにコメントしています。
「こうして形にできたのは、行政や地域の皆さまと想いを同じくし、連携して取り組んできた結果だと感じています。MEGA CANVASが、万博の会場をあとにする来場者の皆さまにとって、一つの記憶に残る風景として心に刻まれ、万博の余韻を感じていただける存在になれば幸いです。」

三菱未来館前からみたMEGA CANVAS。東ゲートを出たところではより迫力ある映像を楽しめる。

「文字通りCANVASなので、多くの方々と連携してさまざまなコンテンツを投影したい。関西の芸術大学と連携したコンテンツや、三菱広報委員会が主催している「三菱アジア子ども絵日記フェスタ 」のコンテンツ等、今後上映する内容は順次追加するので、東ゲートから地下鉄で帰路につかれる際の「ラストパビリオン」として、MEGA CANVASに注目してほしいです。(関係者)」

万博会期中、日没から21時30分まで上映されるMEGA CANVAS。新たな万博の名物となることが期待されます。

投影スケジュールなど詳しくはMEGA CANVASのウェブサイト をご覧ください。

※2025年6月20日掲載。本記事に記載の情報は掲載当時のものです。