ご当地情報

2024.12.26

品川区・大井のあたたかさに触れる!
ニコン社員が「毎日でも通いたい」と絶賛するおすすめスポット

ご当地情報 ニコン メインビジュアル

東京・品川区の大井町駅付近から西大井駅を結ぶ通りは、日本光学工業(ニコンの旧社名)の社員が通勤に利用してきたことから「光学通り」と呼ばれるようになった。1995年には品川区の道路の正式名称となっている。ニコンがいかに地域に密着しているかがよく分かるエピソードだ。

大井は品川区の南東部に位置し、6世紀後半の古墳群が存在していたという歴史の古い土地。1892年(明治25年)に、日本初の民間毛糸紡績工場である後藤毛織製造所が建設されたことをきっかけに、以降、数々の工場が集まり都市化が進んだ。1914年(大正3年)には新橋から鉄道院(のちの鉄道省)の整備工場が移転。日本光学工業 大井工場も、そんな時代の1918年(大正7年)にこの地に生まれた。とくに1933(昭和8)年に竣工した「1号館」は「101号館」と呼ばれて地元からも親しまれてきた。2016年(平成28年)、101号館は惜しまれつつ解体され、その跡地に建設されたのが本社/イノベーションセンターだ。

「100年以上、大井を拠点として数々の製品を生み出してきました。そのゆかりの地に原点回帰できたことは会社として喜ばしいこと。地域の行政の方も本社が大井に戻ってきたことを歓迎してくださっていて、よい形でのコラボレーション関係を築いていけると考えています。地域との共生を目指し、新本社では地震などの災害が起きた際、約300名の近隣住民が避難できるよう緊急時用の食料などを備蓄。緊急避難場所として機能するようにしています。地域に根ざした企業としての責任を果たしていきたいと考えています」(豊田さん)

100年以上地元に密着してきたニコン。その社員が実際に通っていて「好きな場所」と自信を持っておすすめするスポットをご紹介。いずれの店主も「ニコンさん、よくいらっしゃいますよ!」とあたたかい笑顔で迎えてくれた。

●金門飯店

金門飯店 ご当地情報 ニコン
金門飯店 ご当地情報 ニコン
金門飯店 ご当地情報 ニコン

1968年(昭和43年)創業。ランチタイムもにぎわっているが、ニコン社員は夜にちょい飲み利用することが多い。「ナスのうま煮が名物。ラーメンにのったナスラーメン(900円)、ご飯にのったナス丼(850円)、どちらもおいしいですよ」(豊田さん)。1本半使うというたっぷりの長ナスを、シャキッとした食感を残しながら炒め、ほどよいピリ辛のあんと豚肉をからめている。あんは濃すぎず、いくらでも食べられる味。厨房は、2代目主人の中山 隆一さんと3代目の整さん親子が切り盛りしている。

東京都品川区大井1-55-5



●菜食美 つき朋

菜食美 つき朋 ご当地情報 ニコン
菜食美 つき朋 ご当地情報 ニコン
菜食美 つき朋 ご当地情報 ニコン

西大井駅から徒歩2分。「新鮮な食材をきちんととった出汁で調理。マヨネーズ、ドレッシングなども毎日作りたて。人工着色料、人工甘味料、保存料などは不使用です」と、明るい笑顔の代表・木村 恭子さん。「鯖の味噌焼き」「きゅうりの昆布マヨ和え」「キャベツメンチ」など、日替わりでヘルシーなメニューが並ぶ。10〜15品もあるお惣菜から自由に組み合わせられる3点盛り弁当や4点盛り弁当が人気。「家庭的な味でお惣菜の種類が豊富。イートインスペースがあるので昼も夜も利用しやすい。『たっぷりお野菜の白和え』が人気です」(國嶋さん)

東京都品川区二葉3-6-6
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●鹿嶋神社

鹿嶋神社 ご当地情報 ニコン

「しながわ百景」に選ばれている鹿嶋神社は969年に創建。古くから大井村の総鎮守として親しまれ、交通安全、旅行安全のご利益があるといわれている。現在の本殿は1931年(昭和6年)に建てられた檜造りのもの。敷地内には推定樹齢200年のタブノキ2本、樹齢200年以上のアカガシがあり、品川区の天然記念物に指定されている。「鹿嶋神社は新本社のある地域の氏神様。地鎮祭と竣工式にもお招きしました」(鈴木さん)

東京都品川区大井6-18-36




●ニコンミュージアム

西大井に来たならぜひ立ち寄りたい、リニューアルオープンしたニコンミュージアム。ニコンの伝統と革新を象徴する約1,300点の製品や技術をエピソードとともに紹介する。1948年に発売されたニコンカメラの初号機「ニコンI型」から最新のデジタルカメラを一堂に展示しており、カメラファンの聖地として知られているが、縮小投影型露光装置「NSR-1505G2A」をはじめ、科学と産業の発展を支えてきた顕微鏡や測定機の展示も見どころ。入館無料。

東京都品川区西大井1-5-20 株式会社ニコン 本社/イノベーションセンター1階
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●ニコンの社員がおすすめする大井のおみやげ
ニコンミュージアムグッズ

ニコンミュージアム ご当地情報 ニコン

ニコンミュージアムのリニューアルオープンを記念して、「ニコンひと口ようかん」も全面リニューアル。定番の本練り、いも、柚子、栗に加え、ニコンミュージアムオリジナルフレーバーであるコーヒー味が新たに加わった。「ニコンがなぜようかん?」と疑問に思うかもしれないが、もともとは従業員向けだった商品が起源となっており、1973年頃から販売されている歴史あるお菓子なのだ。ほかにも、缶バッジが入手できる限定のガチャポン(300円)など、おみやげにぴったりのオリジナルグッズが多数。持ち手がカメラストラップになっているショッパーもカワイイ。



インタビュアー写真

鈴木 将史
MASAHITO SUZUKI
経営管理本部 人材開発部長

インタビュアー写真

豊田 陽介
YOSUKE TOYODA
経営管理本部付 内部統制推進室長

インタビュアー写真

六日市 清尊
KIYOTAKA MUIKAICHI
経営管理本部 工務管理部長

インタビュアー写真

國嶋 ひとみ
HITOMI KUNISHIMA
経営管理本部 人事部 企画課

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