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成蹊桜祭
-岩崎小彌太ゆかりの成蹊学園で春を告げる恒例行事「成蹊桜祭」が開催-
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三菱の「ゆかりの名所・史跡・文化施設」でも紹介している成蹊学園で、成蹊の春を告げる恒例行事「成蹊桜祭」が開催されました。成蹊桜祭は毎年桜の咲く時期に、卒業生や在校生、教職員などがキャンパスに集まり交流を図る場として「3月の最終日曜日」に設定されているイベントで、今年は31日に行われました。
成蹊学園は、三菱第四代社長の岩崎小彌太と、のちに銀行家になる今村繁三、そして成蹊学園創立者となる中村春二が中学時代に出会い、終生友情を育んだことが創立にも深く関係しています。中村が掲げた教育方針に賛同した小彌太、今村は創立を支援。特に小彌太は理事長にも就任するなど成蹊学園の経営基盤を支え続けた歴史があります。
当日は残念ながら桜並木はまだまだ満開とはいきませんでしたが、卒業生たちが旧交を温める中、キャンパスでの模擬店・ステージには現役の小学生~大学生も卒業生と共に参加するなど、幅広い世代がさまざまなプログラムで交流していました。
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当日は本館大講堂で「ESD成蹊フォーラム2024」も開催されました。これは成蹊学園の一貫連携教育およびESD活動の発表の場の一つとして2016年度から開催しているものです。会場では、環境活動のみならず持続可能な将来を視野に入れた活動を表彰する「成蹊学園サステナビリティ大賞」の表彰式や、成蹊学園卒業生で建築家の坂 茂氏による講演も行われました。
坂氏は成蹊大学情報図書館や成蹊小学校の設計者でもあり、「作品づくりと社会貢献の両立を目指して」をテーマにした講演では、世界各地の建築物や災害復興の仮設住宅への取組、さらに自ら設計した学園内の建築物について語り、コンセプトや設計への思いを伺い知る貴重な機会となりました。
サステナビリティ大賞の発表展示
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学園関係者も多く参加する中、終始和やかに語る坂氏
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※2024年4月15日掲載。本記事に記載の情報は掲載当時のものです。