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初詣は三菱グループ発祥の地・大阪の土佐稲荷へ!
-三菱ゆかりの地便り 大阪・土佐稲荷神社#1-
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三菱グループゆかりの地といえば、創業者岩崎彌太郎が生まれた高知(安芸市)が有名ですが、大阪も非常に深い関わりがあります。
大阪は、1870(明治3)年に三菱グループの起源となる九十九(つくも)商会が設立された場所。つまり大阪は三菱グループ発祥の地というわけです。
大阪市の西長堀にはかつて土佐藩邸がありました。その土佐藩邸が古くから屋敷神として崇めてきたのが、土佐稲荷神社です。
大阪は、1870(明治3)年に三菱グループの起源となる九十九(つくも)商会が設立された場所。つまり大阪は三菱グループ発祥の地というわけです。
大阪市の西長堀にはかつて土佐藩邸がありました。その土佐藩邸が古くから屋敷神として崇めてきたのが、土佐稲荷神社です。
現在の土佐稲荷神社周辺。オレンジ色に塗られた部分が三菱本社発祥当時の社有地で、現在大阪市西区役所が建つ場所に社屋があったと推定されている。
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土佐藩邸はのちにその大半を九十九商会が払い下げを受けて社屋となりました。藩邸の責任者であり、九十九商会を率いた彌太郎は土佐稲荷神社を守り神として敬い、三菱本社が1874(明治7)年に東京へ移ったあとも、土佐稲荷は三菱で守ることとしました。現在も、社殿や社務所の改築時には三菱グループで支援を行うなど、土佐稲荷神社は三菱グループの守り神として大切にされています。
土佐稲荷神社を参拝すると、神紋(神社の紋)に三菱のスリーダイヤが確認でき、神社を囲む石の柵にも数多くの三菱グループ企業の名前が彫られているなど、神社と三菱グループの深いゆかりをそこここで感じることができます。
土佐稲荷神社を参拝すると、神紋(神社の紋)に三菱のスリーダイヤが確認でき、神社を囲む石の柵にも数多くの三菱グループ企業の名前が彫られているなど、神社と三菱グループの深いゆかりをそこここで感じることができます。
神社の紋には三菱マークが使用されている。
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神社を囲む玉垣(石の柵)にも、多くの三菱企業の名前が。
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「岩崎家舊邸阯」と刻まれた石碑。
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土佐稲荷の境内には、隣接地に建てられていた岩崎彌太郎の屋敷があったことを示す「岩崎家舊邸(きゅうてい)阯」(岩崎家旧邸跡)の石碑が移設されています。
地元では桜の名所としても知られる土佐稲荷神社。厳かな雰囲気の境内は、一般の参拝は自由ですので、新年の初詣に訪れてみてはいかがでしょうか。
土佐稲荷神社
地元では桜の名所としても知られる土佐稲荷神社。厳かな雰囲気の境内は、一般の参拝は自由ですので、新年の初詣に訪れてみてはいかがでしょうか。
土佐稲荷神社
【所在地】大阪府大阪市西区北堀江4-9-7
【最寄駅】地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅下車 徒歩4分
※2024年12月5日掲載。本記事に記載の情報は掲載当時のものです。