多彩に活動!みつびし最旬トピックス

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一人一人が新たな気づきを得るきっかけになってほしい。

-三菱国際園芸博覧会総合委員会の野島嘉之委員長が語る
 「GREEN×EXPO 2027」への想い-

三菱グループは2027年3月から開催される2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)に出展します。今回、三菱国際園芸博覧会総合委員会の委員長、野島嘉之氏(三菱商事 代表取締役常務執行役員)に出展する意義や想いなどについてお伺いしました。



三菱国際園芸博覧会総合委員会 野島 嘉之(のじま・よしゆき)

――2027年3月から開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」の概要について簡単にお聞かせください。

野島 本博覧会はAIPH(国際園芸家協会)の承認に加え、BIE(博覧会国際事務局)の認定を受けて開催する最上位(A1クラス)の国際園芸博覧会であり、首都東京を含む1都3県で初めての国際博覧会となります。場所は神奈川県横浜市の旧上瀬谷通信施設で開催されます。

――大阪・関西万博に次いで、今回GREEN×EXPO 2027に三菱グループが出展する意義とは何でしょうか。

野島 1970年の大阪万博以来、国内で開催される万博にはすべて、三菱グループとして三菱未来館を出展してきました。その意義とは、出展を通じて、1870年の創業より、三菱グループが担ってきた社会的役割、例えば、三綱領における所期奉公という概念に象徴されるような役割をしっかり果たすこと、あるいは、地球環境を考えた持続可能な発展、そして、そうした社会の一員として貢献し続けたい、そんな思いを込めて毎回の万博に出展しています。

自然を構成する陸、海、空について自分たちに何ができるのかを考えるきっかけを提供

「GREEN×EXPO 2027」の公式マスコットキャラクターの名前は「トゥンクトゥンク」。はるか宇宙の彼方から、地球に憧れてやってきた好奇心いっぱいの精霊とのこと。

――三菱グループとしては大阪から横浜へという流れになりますが、まず2025年大阪・関西万博について、振り返って、どんな学びがあったでしょうか。

野島 大阪・関西万博については、私個人として初めて三菱グループの責任者として関与した万博となりましたが、パビリオンを出展する際、企画としては、多くのことを考慮することになりました。とくに準備段階ではコロナ禍も発生したため、その出展形態も限られる中、どれだけ非接触型の施設にできるかなど様々な方策を考えました。万博が始まってからは、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、2050年に社会を担っていただくような小・中学生の世代に向け、私たちのメッセージである「命の大切さ」を発信できるよう本番に臨みました。

結果として、延べ125万を超える方々にご覧いただきましたし、世界の万博に通う「万博おばあちゃん」と呼ばれる名物来場者の方からも、パビリオンの中で「一番よかった」との評価をいただきました。私たちが込めたメッセージが伝わったのではないかと思っています。三菱グループとして込めたメッセージを多くの方々にご理解、ご共感いただけて、とてもありがたい思いです。

――大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027に受け継がれるものとして、どういったものを想定されていますか。

野島 私たちはGREEN×EXPO 2027へ向けて、「未来の都市化と自然との共生」というテーマを掲げています。来場した方々が、このテーマについて1人ひとりが自分事として考えていただければと思っております。皆さんに少しでも共感いただけるような展示演出内容とすべく、自然を構成する陸、海、空という様々なシーンにおいて、自分たちに何ができるのかを考えるきっかけをご提供できればと考えております。ただいま絶賛企画中です。

自分1人ひとりが自分事として考える、記憶に残るパビリオンをつくっていきたい

――今回は「三菱未来館」ではなく、「三菱みんなの未来館」と名付けられることになりました。その理由とは何でしょうか。

野島 来場いただいた1人ひとりが、みんなで考えて、みんなで行動する。そんな行動変容のきっかけになるような展示内容にできたらと考えています。その意味で「みんなの」という言葉を付け加えさせていただきました。

――三菱みんなの未来館のテーマである「みんなで繋ぐ、豊かな地球」を通じて、どんなメッセージを発信しますか。

野島 地球温暖化による気候変動を始め、多くの課題が存在する中で、何かを変えていかなければならない――。皆さんもそう思っていらっしゃるかもしれませんが、それは誰かが変えてくれるものではありません。やはり自分1人ひとりが意識を持たないと変わらないことだと思っています。自分1人がやっても、という考えでは決してなく、1人ひとりの積み重ねで変わっていく。そんな気づきを新たに得るきっかけになってほしいという想いをメッセージに込めています。

――約1年後の開幕に向けて、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

野島 大阪・関西万博に負けないよう、いらっしゃってくださった方々に一番印象に残るパビリオンだったと言っていただけるような内容にしたいと思います。また、老若男女の皆さんに見ていただいて、「よかった」と本当に思っていただけるような内容で、楽しく記憶に残るパビリオンにしたいと考えております。

※2026年3月2日掲載。本記事に記載の情報は掲載当時のものです。

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