三菱最前線

三菱グループ各社の、活動や製品など最新トピックをダイジェストとしてご紹介しています。

TOPIC1

三菱製鋼

日本と同品質の特殊鋼をインドネシアで生産

連続鋳造された特殊鋼ビレットを圧延し丸鋼や平鋼に加工する。丸鋼は、販売先で自動車のクランクシャフトや、エンジン内の部品に加工され、平鋼は、トラックの土台のクッションになる板ばねなどに加工される
左/圧延・精整を行う第二工場は圧延の月産能力1万8500t 右/同工場のシフティングリバース圧延機。加熱炉で熱せられた鋼材を2本のロールで圧延する装置
製鋼を行う第一工場の月産能力は1万5500t

 2018年1月に三菱製鋼のグループ会社になったインドネシアの鉄鋼メーカー、ジャティム・タマン・スチールが20年下期の工場のフル生産を目指し順調に稼働している。
「ジャティムは、インドネシアのジャワ島にあるジャカルタに次ぐ都市スラバヤに、1971年に設立されました。2010年には三菱製鋼と技術支援契約を締結。14年には資本参加を行い経営面での関係を深め、特殊鋼の技術をさらに向上させてきました。18年に経営権を取得。東南アジア地域においては、市場の需要拡大が見込まれる中、溶解から丸鋼や平鋼の完成までのすべての工程を行う唯一の特殊鋼メーカーです。介在物の少ない、日本製と同等の品質を提供しています」(関根さん)
 丸鋼は、お客さまに納入後、鍛造や機械加工を施され、建設機械の部品や、自動車などのエンジン部品などに使用される。平鋼は、隣接するばねメーカーの工場に納入後、成形や熱処理を施され、トラックや乗用車の板ばねとして使われている。
「スラバヤにあるジャティムの工場はふたつです。第一工場は製鋼工場で、月産能力は1万5500t。18年9月現在で約6000t生産しています。第二工場は圧延・精整工場で、圧延の月産能力は1万8500t。9月現在で約7000t生産しています。つまり、どちらも余力はあり、現在多くの自動車、二輪、建設機械メーカーなどに、採用に向けた品質評価をしていただいています」(柴田さん)
「インドネシアには日系企業が多く、使用されている特殊鋼の約70%が日本からの輸入材です。インドネシア国内で現地調達が 可能となれば、納期が短縮でき、輸送コストも削減できます。お客さまは余分な在庫を抱えずにすむはずです」(関根さん)
 今後、一層の信頼を得るため、三菱冠称の社名変更も検討。
「年内にはJISの取得を見込んでいます。20年のフル生産は達成させたいです」(柴田さん)

  • 関根 博士(せきね・ひろし)

    取締役。ジャティム・タマン・スチール取締役社長

  • 柴田 淳也(しばた・じゅんや)

    鋼材事業部 海外推進室長。ジャティム・タマン・スチール取締役

三菱製鋼

東京都中央区月島4-16-13

素材から製造・加工までを一貫して行う特殊鋼メーカーとして、主に自動車や建設機械向けの特殊鋼鋼材、ばね、鋳鍛造品を供給している。同社は幅広い領域でさまざまな新技術・新製品を生み出し、社会に貢献している

TOPIC2

三菱食品

お酒が楽しくなる情報サイト。アプリも誕生!

右/お酒に関するイベントや新商品紹介、おすすめのお店紹介なども満載
左/お酒に合う簡単なおつまみレシピなど、家でお酒を楽しむための情報も
初心者から中級者へ向けて「お酒」が楽しくなる知識や情報を提供する「たのしいお酒.jp」。ウイスキーやビール、日本酒などに関する読み応え満点のコラムや記事が充実。無料アプリはiOS/Android共に対応。
https://tanoshiiosake.jp/

 三菱食品が2016年から開設しているお酒の情報サイト、「たのしいお酒.jp」。月間110万PVと男女問わず数多くの読者に親しまれており、公式フェイスブックのファン数も約9万人を誇る。種類別の魅力を伝える基礎知識やうんちく、生産者の思いを伝えるインタビュー、お酒の楽しみを広げるレシピなど、お酒好きなら誰もが楽しめる記事が毎日更新、読みどころが満載だ。
「とくにウイスキーに関する記事が人気を集めています。今年の夏からは無料の公式アプリを展開しており、スマホで読みやすいと好評です。GPSを利用し、特定の地域にいるアプリユーザーにお得なお店情報をプッシュ通知配信するなど、アプリ独自の機能も。お店探しにも便利ですのでぜひダウンロードを!」(髙橋さん)

  • 髙橋 彩香(たかはし・あやか)

    酒類事業本部 戦略オフィス

三菱食品

東京都大田区平和島6-1-1

国内外の加工食品や低温食品、酒類および菓子の卸売りを主な事業内容とし、さらに多彩なネットワークとチャネルを駆使した物流事業やサービス活動なども展開。従来の中間流通業の枠を超え、食と暮らしのバリューチェーンの中核を担っている

TOPIC3

ニコン

新次元の光学性能を追求したマウントシステム

有効画素数4575万画素の高画素を達成した『Z 7』。NIKKOR Zレンズとの組み合わせで圧倒的な解像度を実現
左/『NIKKOR Z 24-70㎜ f/4 S』『NIKKOR Z 35㎜ f/1.8 S』『NIKKOR Z 50㎜ f/1.8 S』各レンズと『マウントアダプター FTZ』も発表
右/『Z 6』は有効画素数2450万画素、ISO100~51200の幅広い常用感度域を実現した オールラウンドモデル。優れた高感度性能を持つ

 ニコンは大口径の新マウントを採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ『ニコン Z 7』および『ニコン Z 6』を発売した。
「両機の最大の特徴は新しいレンズマウント“Z マウント”を採用した点です。内径が55㎜と非常に大きく、またレンズの設計自由度が格段に高まったことで明るさや解像度、ピントの精度などを今まで以上に深く追求した、まったく新しいレンズを実現。当社の持つ光学技術を最大限に発揮したミラーレスカメラとなっています」(石上さん)
「Z マウント」に対応する新レンズ『NIKKOR Z』も発表。また、『マウントアダプター FTZ』を介して、約360種類のニコン一眼レフカメラ用NIKKOR Fレンズでも撮影可能だ。

  • 石上 裕行(いしがみ・ひろゆき)

    映像事業部 マーケティング統括部 UX企画部 商品企画三課長

ニコン

東京都港区港南2-15-3

デジタルカメラを中心としたカメラ関連製品や双眼鏡などの個人向け製品から、FPD露光装置、半導体露光装置、顕微鏡や細胞観察装置、測定機などの法人向け精密機械まで、高い技術力をもとにさまざまな製品・ソリューションを提供している