ライフスタイル企画

2025.06.12

料理企画 定番食材をひとひねり!

茹でない「アスパラガス」レシピで
旬のおいしさ&食感を余すところなく味わおう

6月の食材:アスパラガス

疲労回復や滋養強壮効果が期待できるアスパラギン酸をはじめ、葉酸、ルチン、ビタミンCやEなど、さまざまな栄養素をバランスよく含むアスパラガス。しゃきしゃき食感とみずみずしさ、そしてほのかな甘み…旬のアスパラガスは毎日でも食べたくなるおいしさですよね!

旬のアスパラガスの調理は茹でるよりも、炒めたり焼いたりするのが断然おすすめです。茹でると水っぽくなってしまい、うまみも流れ出てしまいおいしさが半減…。今回は、アスパラガスそのもののうまみやしゃきしゃき感を余すところなく味わうためのお手軽レシピをご紹介します。

アスパラガスは穂先が締まっていて、はかまが茎に張り付いているもの、茎がまっすぐで茎から穂先までの太さが均一、色鮮やかで濃いものを選んで。切り口が変色しておらず、みずみずしいものも鮮度が高い証拠です。

<Recipe1>
シンプルレシピだからこそ、包丁で切らない!

アスパラガス塩炒め

このレシピのPoint!

☑アスパラガスのおいしさを存分に味わいたいから、包丁で切らず、手で折るのがポイント。少しでも雑味・えぐみが出てしまう要因を排除。
☑使うのはオリーブオイルと塩のみ。
☑アスパラガスは茹でない! 炒めたほうが断然みずみずしくおいしい!


【分量】2人分
アスパラガス…3本
オリーブオイル…大さじ1
塩…ひとつまみ
水…大さじ1


つくり方

① アスパラガスは根元のみ5mmほどを包丁で切り落とし、4~5㎝くらいになるよう手で折る。

② フライパンを中火にかけオリーブオイルを熱し、まずは穂先以外の茎部分を焼いていく。あまり動かさず、じっくり火入れして焼き色をつけるイメージで。
③ ひっくり返して全体的に焼き色がついたら、穂先部分と塩を足して軽く炒め、水を入れて蒸し焼きにして仕上げる。

<Recipe2>
定番の豚肉巻きを初夏にぴったりな味にアレンジ!

アスパラガスの豚肉巻き エスニック風味

このレシピのPoint!

☑定番のアスパラガスの豚肉巻きを、エスニック風味にアレンジして味に変化を。
☑さらにレモンを絞ったり、ペパーミントを添えて一緒に食べたり、盛り付け&味わいも爽やかに。


【分量】2人分
アスパラガス…4本
豚バラ肉薄切り…4枚
塩・黒こしょう…少々
サラダ油(米油、菜種油などでも)…大さじ1/2
ナンプラー…大さじ1
レモン汁…大さじ1
砂糖(あれば、きび砂糖、甜菜糖など)…ふたつまみ

<トッピング>
レモン…1/8カット
ペパーミント…適宜

つくり方

① アスパラガスは長さを半分に切る。根元の太く硬い部分のみ、ピーラーで皮をそいでおく。
② 豚バラ肉も長さを半分に切り、①のアスパラに巻く。塩・黒こしょうをふっておく。

③ ナンプラー、レモン汁、砂糖は合わせておく。
④ フライパンを中火にかけ油を熱し、②を焼いていく。肉をひっくり返しながら焼き、肉に火が通ったら、③を加えて弱火にして、フライパンにふたをして2分ほど蒸し焼きに。

⑤ 皿に④を盛り、カットしたレモンとペパーミントを添える。

<Recipe3>
シャキシャキ食感が決め手!

アスパラガスと舞茸のピラフ

このレシピのPoint!

☑バターとともに生米とたまねぎを炒めてから炊くピラフ。炊き込みご飯とはまたひと味違う食感&味わいが楽しめる。
☑アスパラガスは米が炊けてから、蒸らすときに投入するのがシャキシャキ感を残すコツ。比較的安価な細めのアスパラガスでも十分においしい。
☑舞茸を加えることで、あっさりしながらも奥深いうまみが加わる。

<盛り付け例>

【分量】4人分
アスパラガス(細め)…5本
舞茸…1パック
たまねぎ…1/2個
米…2合
バター…20g
水…400ml
塩…ひとつまみ

つくり方

① アスパラガスは細かめの乱切りに。

② 舞茸は手で適当な大きさにほぐしておく。たまねぎはみじん切りに。
③ 水を沸かしておく。
④ ホーローなど厚手の鍋にバターを入れて中火にかけ、バターが解け始めたらたまねぎを炒める。その後、米(研がずにそのまま使う)を加えてしっかり炒める。

⑤ ④に③の沸騰した水、舞茸を加え、ふたをして10分弱火にかける。
⑥ 米が炊けたら火を止め、アスパラガスと塩を加えて10分蒸らす。

※大さじは15ml、小さじは5mlです。「少々」は親指と人さし指でつまんだ約小さじ1/8分、ひとつまみは約小さじ1/5の量です。
※火加減や加熱時間は環境によって異なるので、様子を見ながら調整してください。
※野菜を洗う、皮をむくなどの下準備は一部省略しています。

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