12月の食材:さつまいも
さつまいもは収穫されてから2か月以上貯蔵することで水分が抜けて甘みが増すので、全国的にまさに12月以降が食べごろ! 食物繊維、ビタミンC、カリウム、ビタミンEを含み、腸活をはじめ、健康に役立つ栄養素もたっぷり。皮にはアントシアニンやクロロゲン酸も含まれているので、皮ごと食べることで抗酸化や血圧を抑える効果も。
今回は、手間をかけず、調味料やほかの具材を最低限に、さつまいもそのものの素材のおいしさを生かすレシピをご紹介します。
さつまいもは皮の色が均一でツヤがあり、凹凸が少ないものを選ぶのがおすすめ。ねっとりと濃厚な甘さが好きなら「紅はるか」、甘さ抑えめでさっぱりと上品な味わいなら「シルクスイート」、ホクホク昔ながらのさつまいもなら「鳴門金時」など、種類によって甘み、味わい、食感が異なるので、好みのさつまいもでぜひ、旬のおいしさを楽しんでみて。
<Recipe1>
味付けは塩昆布だけ! おかずを引き立てるごはん
さつまいもと塩昆布の炊き込みご飯
このレシピのPoint!
☑味付けは塩昆布だけ。ほっこりとしたさつまいものうま味をシンプルに味わうごはん。
☑薄味なので、さまざまなおかずに合わせやすい。
☑バタートッピングでさらにやみつきの風味に!
【分量】3人分
米…2合
水…400ml
さつまいも…200g程度
塩昆布…20g
バター…適宜
つくり方
① 米を研ぎ、30分ほど浸水させておく。
② さつまいもは1cm角に切る。鍋に水気をきった米、水、さつまいも、塩昆布を入れ、ふたをして中火にかけ、沸騰したら弱火にして10分、蒸らし10分で炊き上がり(炊飯器なら、米を入れ2合分の水を入れてから、具材を入れて炊く)。
③ 茶碗に盛り、好みでバターを添えていただいても。
<Recipe2>
箸休めの副菜にも、おやつにもなる常備菜
さつまいもとレーズンのオレンジジュース煮
このレシピのPoint!
☑さつまいもをオレンジジュースで煮て、爽やかな甘みをプラス。
☑箸休めの副菜にも、おやつにもなる一品。冷蔵庫で4日ほど保存可能。
☑大学芋よりも軽やか。子どもも大人も抜群に好きな味!
【分量】4人分
さつまいも…2本
レーズン…30粒程度
オレンジジュース…300ml
水…150ml
砂糖(あれば甜菜糖やきび砂糖など)…大さじ1
つくり方
① さつまいもは1cm幅に切る。
② 鍋にオレンジジュースと水、砂糖を入れて火にかけ、ひと煮立ちさせたら、さつまいも、レーズンを入れて弱火で煮込んでいく。
③ 均一に火が通るよう、途中でさつまいもをひっくり返しながら、煮汁がとろっとして1/3程度になるまで10分ほど煮込んでいく。
<Recipe3>
じっくりゆでて干すだけでできる腸活おやつ!
ねっとり干し芋
このレシピのPoint!
☑弱火でじっくりゆでて干すだけで極上の無添加おやつが完成。
☑小さく形の悪いさつまいもでも、なにを使ってもOK。
☑安心安全、素材そのものの味。腸活にも◎。
☑さつまいもの種類により、味わいや食感が違う。干し時間や天候によっても仕上がりが異なるので、そのときどきのおいしさを味わうのも楽しい。
【分量】
さつまいも…好きなだけ。作りやすいのは2~3本程度
つくり方
① さつまいもを洗って鍋に入れ、かぶるくらい水を注ぎ、火にかける。沸騰したら弱火にして30~40分ゆっくりゆでる。
② 内側までスッと竹串が通る程度まで柔らかくなったら火からおろしてざるにあげ、冷ます。
③ 手で触れるくらい冷めたら皮をむき、約1cm幅の斜め切りに。ざるに重ならないように並べ、2~4日ほど天日干しに(ベランダなどに出し、直射日光に最低2日はあてて干す。夜は室内の風通しよく寒い場所に)。表面が乾いて中が半生でしっとりするくらいがベスト。様子を見ながら好みの状態になるまで干して。干した後、保存はジップつき保存袋に入れ密閉して、冷蔵庫に入れて1週間以内に食べ切って。
※大さじは15ml、小さじは5mlです。「少々」は親指と人さし指でつまんだ約小さじ1/8分、ひとつまみは約小さじ1/5の量です。
※火加減や加熱時間は環境によって異なるので、様子を見ながら調整してください。
※野菜を洗う、皮をむくなどの下準備は一部省略しています。
撮影・レシピ制作・ライター/門司 紀子