日本の製造業を長きにわたって支え続け、いわずと知れた日本の三大経済圏のひとつである名古屋。地理的には日本のほぼ中央に位置し、東京、京都、大阪方面へのアクセスがよく、ビジネス拠点としてだけでなく暮らしやすさにおいても三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券の皆さんが太鼓判を押す。

「どこ行くにもアクセスがいいところは大きな魅力。休日は車で静岡や岐阜、ちょっと足を伸ばして滋賀にも観光に行っています」（髙橋 菜摘さん）

2026年に名古屋で開催されるアジア・アジアパラ競技大会のための整備や、その先の2027年以降のリニア中央新幹線開通を見据えた再開発も進められており、さらなる発展に向けて期待感も高まっている。

観光都市としては歴史資源が豊富なことでも有名。織田信長（愛知県西部）、豊臣秀吉（名古屋市）、徳川家康（愛知県岡崎市）の戦国三英傑を生み出したエリアであり、家康によって整備された名古屋城の城下町でもある。

また、グルメ激戦区でもある。名古屋で有名なグルメは数多い。味噌カツ、味噌煮込みうどん、どて煮、味噌おでん、手羽先、ひつまぶし、台湾ラーメン、あんかけスパ、カレーうどん、鉄板スパ、きしめん、小倉トースト、天むす⋯⋯こうした個性あふれる名物料理は「名古屋めし」と呼ばれ親しまれている。名古屋めしのおいしさは、名古屋出身の山口 未沙子さんにとっても自慢のひとつ。

そして何より名古屋の人のよさが大きな魅力だと山口さんは語る。
「名古屋の人は親しみやすくてウェルカムな方が多いと思います」（山口さん）。

他県から三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券 名古屋支店に配属された皆さんも、それぞれ名古屋ライフを満喫しているようだ。そんな皆さんのオススメスポットをご紹介する。

観光名所と言えば、やはりここは外せない。1612年、関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康が、豊臣家を封じるために築城。天守閣に黄金の鯱（しゃちほこ）を携えたこの名古屋のシンボルは、国の特別史跡に指定されている。「現在、天守閣は工事のため入場できませんが、本丸御殿は見学できます。初めて行く方は感動すると思います」（川崎 修平さん）

愛知県名古屋市中区本丸1-1

栄地区のシンボルロード、久屋大通の中央分離帯を生かして作られた長い久屋大通公園。そのなかのテレビ塔エリアと北エリアを再整備し、2020年にオープン。ガラスの大屋根とイベント広場が一体となった立体型の公園のオアシス21をはじめ、公園、商業施設が一体となっており市民の憩いの場になっている。「店も多く家族で散歩して楽しんでいます。天気がいい日はおすすめ」（川崎さん）、
「『@NAGOYA』のモニュメントがあり、フォトスポットになっています」（山口さん）、「デートスポットとしても有名です」（舩橋 南帆さん）。

愛知県名古屋市中区丸の内3丁目、錦3丁目 他

古民家をイメージした店内で旬の食材と葱を合わせたボリュームたっぷりの料理をいただくことができる。今回登場いただいたメンバーのうち4人が推しており、三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券 名古屋支店の社員行きつけのお店とも言える。「会社から徒歩5分の場所にあり鶏料理がおいしいです。中でも唐揚げ定食は大きな唐揚げがたくさん入っており食べ応え十分。卵が無料でつくので、卵かけご飯で食べるのが最高です」（別所 陽友さん）

愛知県名古屋市中区錦2-13-26

高橋さんのおすすめ居酒屋。旬の食材を生かしたおばんざいと創作炭焼串料理、日本酒は常時15種類前後揃える。季節ごとにメニューは変わるが、不動の一番人気となっている定番メニューは「特選牛ハラミ炙り刺し」（1080円）。ハラミを軽く炭火で炙って刺身醤油でいただく。「チャコールスタンド」は炭火焼き居酒屋を意味し、「青」はオーナーが中日ドラゴンズのファンという理由からこの店名がつけられた。

愛知県名古屋市中区栄3-8-27

愛知県小牧市を本社に製造・販売を展開する松永製菓『しるこサンド』（写真、左下）は、北海道産あずきを使用したあんを挟んだビスケット。1袋150円前後と手頃な価格でスーパーや駅などで販売されており、買いやすく配りやすい。
『ぴよりん』は2011年に名古屋で生まれたかわいいひよこの絵柄がついたスイーツ。型ぬきバウム専門店「カタヌキヤ」とのコラボによる『ぴよりんかたぬきバウム』（写真左上、プレーン3個セット税込1,782円）は、名古屋コーチンの卵の味わい豊か。ぴよりんをふちどるようにカットラインが入っており、型ぬきができて楽しい。ほかにも『ぴよりんプリンタルト』（写真右、税込730円）など、さまざまなぴよりんスイーツがシリーズで販売されており人気が高い。