若手社員登場

2024.04.11

大日本塗料

チャレンジ精神旺盛な若手社員が考えていることを紹介します。

新人時代の失敗をどのように乗り越えましたか?

2019年に入社した車輌産機・プラスチック塗料事業部 営業グループ 自動車プラスチックチームの松林 徹さんと、2021年に入社した研究部 研究第二グループ 塗膜形成・塗装技術チームの白方 陽菜子さんに話を聞きました。

大日本塗料

1929年設立。構造物・重防食用塗料や建材用塗料を中心とした総合塗料メーカー。構造物の防食塗料においては業界トップシェアを誇る。さらに「分析・物性研究」「塗料・防食理論研究」「機能性高分子材料の設計」「塗膜形成・塗装技術の研究」の各分野で研究を行うほか、帯電防止コーティング材、屈折率調整コーティング材、熱線吸収コーティング材など新規事業にも積極的に取り組む。

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松林 徹  TORU MATSUBAYASHI

車輌産機・プラスチック塗料事業部 営業グループ 自動車プラスチックチーム
「私が携わった車が実際に街で走っているのを見ると達成感を感じ、仕事のモチベーションにつながります。また、尊敬できる後輩、同期、先輩から受ける刺激も仕事のモチベーションになっています」

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白方 陽菜子  HINAKO SHIRAKATA

研究部 研究第二グループ 塗膜形成・塗装技術チーム
「学生のときは有機化学を勉強。大日本塗料の製品は有名建築から工業製品まで身近なものに使われているので、自分が研究に携わった製品を日常的に見ることができたらいいなと思い入社しました」

資料をしっかり理解して自分の言葉で会話することが大切

大日本塗料の小牧事業所(愛知県)に勤める松林 徹さんと白方 陽菜子さん。松林さんは、2019年に入社。現在、自動車部品向けの塗料を取り扱い、おもに自動車メーカーや部品メーカーの顧客に向けて塗料提案を行うほか、顧客と共同開発なども行っている。

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撮影中も明るすぎ(笑)の松林さん。

「お客さまがどのような素材を扱っているのか丁寧にヒアリングをしながら、当社の適合する商品をご提案します。コロナ禍では直接お会いできないことが多くありましたが、今は積極的にお客さまの会社を訪問し、対面でのコミュニケーションを通じて関係性を構築していけるようにしています」(松林さん)

信頼関係の構築は仕事の土台となるもの。だが、新人のときは失敗したことも。

「お客さまに『調べてほしい』とご依頼いただいた件を、当社の技術担当者に調べてもらい、資料を持って再度訪問。しかし、資料の内容をすべてを理解していたわけではなかったので説明する声が小さくなってしまい、お客さまから『何を言ってるのか分からない』とご指摘いただいてしまいました。以来、資料は必ず事前に完璧に理解して、自分の言葉で会話できるようにしてから訪問しています」(松林さん)

最近の関心事はカーボンニュートラル。「今は変革のとき。当社がどのようにシフトしていくのか気になっています」と語る。

落ち込んでも次の日には気持ちを切り替えて「がんばろう」

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いつも毎日着実に、がんばって歩を進める白方さん

そのカーボンニュートラルを意識した塗料や塗装技術のための基礎データ構築を行なっているのが、松林さんが所属する部署と隣り合っている研究部に所属している白方さん。2021年に入社。日々、素材を分析してそのデータをもとに研究を重ねていく。

「塗料を改良して製品に仕上げていく事業部や開発部の研究とは違い、私達研究部では新しい製品を作るための先を見据えた技術を研究しています。そのため1回の検討では『進んだ』という実感が得られないことが多いんです。1年くらい経ってこれまでの検討結果をふり返った際に、ようやく『少しずつだけど進歩しているなあ』と感じられます。日々の検討が無駄ではないと気付けるときがモチベーションアップにつながっています」(白方さん)

仕事における強みは、失敗しても次の日まで引きずらず気持ちを切り替えられるところ。

「1年目のときに、上司からの指示を曖昧に理解していて、勘違いしたまま作業してしまったことがありました。その晩は『なぜ間違えたんだろう』と落ち込みましたが、その日のうちにどうするべきか対策を考え、以降は指示された内容を自分の言葉で言語化し、不明点を解決した状態で検討を進めることにしました。当日にしっかり悩んだので、翌日には『次、がんばろう』と気持ちを切り替えられました」(白方さん)

「会社のフットサル部に所属」「プリン探しにハマっています」

2人のオフの日の過ごし方を聞いた。松林さんはフットサル。そのあと銭湯に行って汗を流し、居酒屋で飲むまでがセットだ。

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「小学校から高校までサッカーをしていました。社会人になってからはフットサル。長期連休などで東京に帰省したときは学生時代の友達と、ふだんは社内の部活に参加しています。部活は毎週月曜日、業務のあと夜7時から9時まで練習し、たまに大会に出ることも。先日、フットサルに似た7人制サッカーのソサイチという競技の大会で2位になりました。勝つことを目的とした部活というよりは、初心者も経験者もミックスで楽しむことを目的としている部活です」(松林さん)


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月曜日から積極的に練習に励む松林さん。学生の頃と変わらず軽快にボールを捌く


白方さんはカフェ巡りをしてリラックス。おいしいプリンを探すことにハマっているそうで、この撮影の前にも「プリンを食べてきました」と笑顔。

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「好きなプリンのタイプは、固めだけど滑らかさもあってしっとりとしていて⋯⋯でも日々好みが変わるので『これ』とはなかなか言えません(笑)。気に入ったお店はリピートすることもあります。名古屋の有名店『yoake』のプリンがとてもおいしかったです。プリンを食べているときは、プリンのことだけ考えて食べています。このプリンはどんな味か、断面はどんな感じか、どういうタイプに分類できるか⋯⋯いっぱい考えて分析してしまうところは、仕事のくせかもしれません」(白方さん)

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大好きなプリンを前に、幸せな笑顔が止まらない白方さん

夢は海外で活躍、研究の成果を製品に!

会社については「人柄がいい社員が多い。やさしくてリスペクトできる方がたくさんいます」(松林さん)、「プライベートの話も話しやすい。明るい人が多い」(白方さん)と語る2人。それぞれ夢に向かって邁進中だ。

「国内でしっかり経験を積んで勉強したうえで、海外で活躍できる人材になることが目標。そのためにTOEICの勉強をしたり、休日に英語で映画を見たりして準備をしています」(松林さん)

「今、研究していることが実現できたら家族や知人に自慢できるだろうなとワクワクしながら業務にあたっています。この研究を商品につなげて、将来『私が関わった製品はこれです』と胸を張って言えるようになることが目標です」(白方さん)

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