若手社員登場

2024.03.14

三菱ふそうトラック・バス

チャレンジ精神旺盛な若手社員が考えていることを紹介します。

仕事のパワー、どのようにチャージしていますか?

2020年に入社した国内販売・カスタマーサービス本部 カスタマーサービスセールス部の府川 三咲さんと、同じく2020年に入社した人事本部 HRビジネスパートナー部のシューラ・ゲリットさんに話を聞きました。

三菱ふそうトラック・バス

90年以上の長い歴史を持つFUSOブランドのトラック、バス、産業用エンジンの開発と製造を行っている。世界約170ヵ国・地域のお客さまに効率性、安全性と信頼性の高い確かな品質の製品をお届けしている。

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府川 三咲  MISAKI FUKAWA

2020年入社。国内販売・カスタマーサービス本部 カスタマーサービスセールス部
「業務に関わった方々からいただくフィードバックが励みとなっています。『次回はこうしたい!』と、常に探求心、向上心を持つようにしています」

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シューラ・ゲリット  SCHUELER GERRIT

2020年入社。人事本部 HRビジネスパートナー部
「自分が採用に関わった社員が成長していく姿を見ることや、困った社員をサポートして感謝されることが喜び。社員が『この会社でずっと働きたい』と思えるような戦略をつくっていきたいです」

車の運転席が私の心の充電器です

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府川 三咲さんは、整備工場の監査として自社ディーラーの整備工場における車検業務が適正に運営されているか、チェックする業務にあたる。チェックすべき項目は多数ある。そのリストを見ながら一つ一つ丁寧に確認する。場合によっては、工場長や検査員にヒアリングして、規定通りに行っているか確かめる。安全を守るためになくてはならない業務だ。

自分の強みは「状況を整理する力、ストーリーを組み立てる力」と分析する。

「業務の背景や経緯など全体を俯瞰して見ることが得意だと思っています。ディスカッションでも、ポイントだけではなく視野を広げて『もっと考慮すべきことがあるのではないか』『そもそも定義はこれでいいのか』といった意見を出すことが多い。逆に言うと、全体が見えていないときには考え込んでしまうところが弱み。早いうちにほかの人に相談したらもっといい手があったのに……とあとから気づくことがよくあるので、いつも『考える時間はここまで』と決めて、アクションを起こすように心がけています」

仕事の原動力は、高校時代に芽生えた、物流に携わる仕事がしたいという気持ち。米国インディアナ州に1年間留学した際、日本から送ってもらった荷物を手にして、「数日前まで日本にあったのに」と感動。物流に興味を持った。大学時代には街を走るトラックのプロペラシャフトが回るパワフルな様子に魅せられ、大型自動車免許を取得。そのときに抱いたトラックドライバーへの敬意も欠かさず持ち続けている。

トラックを運転する機会はほとんどないが、普通乗用車は相棒のように乗り回す大のドライブ好き。

「ドライブはおもに週末、夜9時頃出発して朝6時頃に帰ってきます。道や橋が好きなので、向かう方角や走る道だけをざっくりと決めて、気の向くままに走り回るのがお決まりのパターン。運転している間は無我夢中。とにかく走ったことがない道路を走りたい。関東であれば走ったことがない国道はほとんどないんじゃないかな。車と地図と好きな音楽があれば、時間の許す限りいつまでもどこまでもドライブできます。車の運転席が私の心の充電器です!」

日本の文化や言語が好きです

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シューラ・ゲリットさんも2020年入社。人事部と各事業部門をつなぐHRビジネスパートナーとして、担当部門の本部長やマネージャー達とともに人材採用戦略などさまざまな戦略を練り、採用面接も一緒に行う。現在は財務管理本部を担当。仕事での強みは「ビジネスパートナーと深く信頼し合える環境をつくること」。

「ビジネスパートナーとして、担当部門のメンバーには『働き方や今後のキャリアについて困ったらゲリットに相談したい』と思ってもらいたい。そのために担当部署のミーティングに参加するなど、メンバーと信頼関係をつくることに努めています。ただし、仲よくなっても仕事は仕事。何か客観的に判断しなければならないことがあれば、冷静に人事本部に伝えないとなりません。そこは気をつけているところです」

2019年までドイツ在住。学生時代は日本語や日本の社会を学び、1年間日本に留学した経験がある。その後、大学の先輩の紹介を通じて半年間の三菱ふそうトラック・バスでのインターンシップを経て、2020年1月に本格的に来日した。

「僕の世代は、子どもの頃日本のアニメがはやっていて、僕も『NARUTO -ナルト-』や『ポケモン(ポケットモンスター)』などさまざまな作品を観ました。そこで日本語を聞いているうちに『きれいな言語だな』と思い、だんだんと日本文化にも興味を持つようになりました。今も漫画はちょっとだけですが読みますし、日本の文化や言語が好きです」

日本に引っ越してきてから小さなヤモリを5匹(「ヒョウモントカゲモドキ」3匹、「ニシアフリカトカゲモドキ」1匹、「ハイナントカゲモドキ」1匹)、飼い始めた。

「日本では夜、公園や建物の壁にトカゲや小さなヤモリがいますよね。それを見るのが好きになり、情報を集めて自分でも飼い始めました。ヒョウモントカゲモドキは顔が笑っているみたいでかわいらしい。それぞれ名前をつけています。最初に飼ったのはゲカード。Gecko(ヤモリの意味)と、ドイツ人の名前『エカード』を合わせた名前。2匹目はマンゴーちゃん、3匹目がヒカリちゃん、4匹目はフブキちゃん、5匹目はカゲマル。自分の手に乗せて歩かせたり、餌をあげるときに追いかけさせたりして遊んでいます。その姿もかわいい」

悩みながらも前へ! 会社の魅力を伝えていきたい

国道走破と爬虫類飼育、それぞれ個性的な趣味を持つ2人。仕事のうえでは5年目を迎え、さらなる飛躍を目指す。

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趣味は専らドライブの府川さん。運転席が私の心の充電器と話すくらい、ドライブは欠かさない

「今、人生悩み中です。将来、自分がどうなりたいか、どうなったらいいのか模索しています。全体を見ることができるという強みを生かして、プロジェクトを管理する人になりたいという思いは、入社時から持っていました。新しいシステムを投入するような大きなプロジェクトチームや部署をマネジメントして引っ張っていける人になりたい。そのために具体的に何をしたらいいのか考えているところです」(府川さん)


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わが子のように愛するヤモリ。見つめあう黄色い子がゲカードちゃん、茶色い子がフブキちゃん(脱皮中)だ

「『エンプロイヤー・オブ・チョイス(選ばれる企業)』というバズワードがありますが、人事として日本においても海外においても『この会社で働きたい』というイメージをつくっていきたい。三菱ふそうトラック・バスは本当にいい会社。現在、66の国と地域の国籍を持つ1千人以上の社員がいてインターナショナルな空気がありますし、自分が言いたいこと、提案したいプロジェクトは遠慮なく上司に伝えられて、ちゃんと聞いてもらえます。自分個人としてはいつかマネジメントになりたいという目標を持っています」(ゲリットさん)


二人ともそれぞれの道を力強く走り続ける。

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