若手社員登場

2024.05.09

三菱地所

チャレンジ精神旺盛な若手社員が考えていることを紹介します。

あなたはどんな存在に刺激を受けますか?

2020年に入社した人事部 採用担当の田中 詩乃さんと、2019年に入社したセールス部 セールス三課の辻 夏子さんに話を聞きました。

三菱地所ホテルズ&リゾーツ

2000年設立。2024年1月に「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」から社名変更。全国23施設、5,258室のホテルを運営し、「ロイヤルパークホテル(東京・日本橋)」「横浜ロイヤルパークホテル」等のフルサービス型ホテルから、プレミアム宿泊主体型ホテル「THEシリーズ」まで広く展開している。

メインビジュアル

撮影場所:ロイヤルパークホテル(東京・日本橋)2Fフロア

インタビュアー写真

田中 詩乃  SHINO TANAKA

2020年入社。人事部 採用担当
「人と話すことが好きなので、就活生に積極的に話しかけて、ホテルの仕事の魅力を知ってもらえるよう心がけています。誰にでも自信をもって自分の意見をしっかり言えるようになるのが今後の目標」

インタビュアー写真

辻 夏子  NATSUKO TSUJI

2019年入社。ロイヤルパークホテル(東京・日本橋)セールス部 セールス三課
「さまざまな業務を通して、ホテルで働くことの面白さを感じています。セールスでは勉強することも多く、お客さまの想定外のご質問にもうまく対応できるように経験を積んでいきたいです」

担当した学生が現場へ。「成長したね」と思う瞬間がうれしい

インタビュー画像

撮影場所:ロイヤルパークホテル(東京・日本橋)4Fフロア

田中 詩乃さんは、横浜ロイヤルパークホテルのスカイラウンジに配属されたあと、総合企画部を経て、1年ほど前から人事部で新卒採用を担当。2025年卒業予定の学生に向けて、仙台エリアの専門学校や大学に出張し、学内企業説明会やインターンシップなどの採用活動に忙しい日々だ。

「最初は大勢の人の前で話すことに苦手意識があって。先輩の説明を丸ごと真似したら、途中で話が飛んで、頭が真っ白になったこともありました」と田中さん。「自分で話しやすくアレンジしていいんだよ」という先輩社員のアドバイスを守り、少しずつ担当パートを増やし、今では一人で会社説明会を任されるようになった。

それとともに、本来の強みであるコミュニケーション力を活かして学生に情報を提供し、ホテルの仕事に興味を持ってもらう仕事に、大きなやり甲斐を感じるようになったという。

「私が人事部に来て間もない頃はコロナ禍の影響で採用活動もリモートが多かったですが、今は対面でお話できるのが楽しいです。心がけているのは、就活で緊張している学生がリラックスできる声かけをすること。人事のなかでも私が一番年下なので、気軽に質問してもらえるのも強みです。ただ、なかにはちょっとフランクすぎる子もいるので、社会人としての節度と親しみやすさの両方を意識しますね」

田中さんが心でひそかに「やった!」と思うのは、説明会で会ってホテル業界に興味を持ってくれた学生が、実際に本選考に参加してくれたとき。さらに、自身が関わった学生が晴れて入社し、ホテリエとして元気に働いている場面に出合うことが、大きなモチベーションになっている。

「2023年卒の新入社員とは入社手続きのみのつながりですが、それでも、ホテルのさまざまな部署で立派に活躍している姿を見ると、『本当に成長したなあ…』と感無量の思いです。一方で、彼らが短い期間で大きく変わったのに、自分はあまり変わっていない。もっと成長しなければ、と身が引き締まる思いもありますね」

そんな熱い一面もある田中さん。プライベートでは今、K-POPのグループ『Stray Kids』に熱中している。「厳しいオーディションや、言葉の壁を乗り越えて活躍する姿を見ていたら、自分も少しの失敗で凹んでいられない!と勇気が出ます」と目を輝かせる。

インタビュー画像

休日は気兼ねなく話せる親しい友人と過ごすことで、心身をリセットする田中さん

オフの日は、親しい友人と買い物に行ったり食事をしたり。「メーカーや銀行、官公庁など、ホテルとは全然違う仕事に就いた友人ばかりで、色々な業界で働く人と話すことが面白いです。人事目線で『ほかの企業にはこんな働き方もあるんだな』と勉強になることが多いですね」

ホテルの多彩な顔を知る仕事。同期の活躍が力になる

インタビュー画像

撮影場所:ロイヤルパークホテル(東京・日本橋)4Fフロア

日本橋のロイヤルパークホテルで、法人契約セールスを担当する辻 夏子さん。入社後、ベルサービスとしてロビーで案内役を務めたあと、施設商品企画部で新規グループホテルの開発に2年携わった。

現在は営業職として、企業にロイヤルパークホテルの魅力を伝え、料金やサービスを提案し、国内外からの出張に利用してもらうのが仕事だ。契約企業のお客さまが宿泊する際は、問合せや要望にきめ細かく対応し、現場のオペレーションへつなぐ「窓口」の役割も担う。

「早めにチェックインしたい、会議室を使いたい、移動手段の手配をしたいなど、リクエストはさまざまで臨機応変さが必要です。営業職ですが、一般の宿泊客に対してとはまた違う深さの接客スキルが求められていると感じます」

企画部から再びホテルの現場に戻った当初は、改めて「ホテルを知る」から始めたという辻さん。

「ベル担当のときも施設やサービスについて知っていたつもりでしたが、自信を持ってお客さまにご案内するには、ホテルをもっと理解し、確実に把握する必要があると感じます。もう一つの課題は、英語力。海外法人のお客さまから電話でのお問合せもあるため、がんばって勉強中です」

苦労することもあったが、入社5年で全く異なるジャンルの部署を経験できていることは、自分の強みだと辻さんは分析する。
「接客する・ホテルをつくる・ホテルを売るという業務を経験し、ホテルというものを多面的に見られるようになりました。同じ宿泊客でも来訪目的やルートは多様で、ホテルが求められる機能や役割も千差万別。本当に多くの顔があることに気づき、とても面白く仕事に取り組めています」

さらに大きなモチベーションの源泉になっているのは、同期入社でがんばっている仲間の活躍。仕事を離れて集まることもあるが、普段から言葉は交わさなくても、互いの姿にエールを送っている。
「同じ部署や、よく関わる部署にいる同期が成果を挙げていたり、活躍していたりするのを見ると『私も負けていられない』とすごく刺激になりますし、いつも励まされていますね」


インタビュー画像

腕力や体力だけでなく、先見の明も必要なボルダリング。辻さんは真っ先にハマったそうだ


ちょっぴり負けず嫌いの辻さんが、最近ハマったのが「ずっとやりたかった」ボルダリングだ。
「先日、友達と初めてジムで挑戦したら、背中がガチガチになったけど、すごく楽しかったです。クリアできなかったコースもあって悔しい思いをしたので、もっと練習して上達したい」と意気込む。

オフの過ごし方は、まず1日のなかに買い物やジムなどの予定をぎゅっと詰め込み、もう1日は文字通り、何もしないと決めている。たっぷり寝て、溜まったドラマを観て、外出は散歩のみで、何も考えずに過ごす。贅沢な時間で思い切りリフレッシュして、明日への力をチャージするのが辻さんの流儀だ。

次のステップを明確にすることでさらなる成長を

部署は違えども、情熱を持って新しい仕事に取り組む二人。今後の仕事の目標は何だろうか?


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撮影場所:ロイヤルパークホテル(東京・日本橋)5F 日本庭園

「今は仙台エリアの学校を任せてもらっていますが、この経験をベースに、自分で責任を持って担当できる範囲を広げたい。今後もし新規開業あれば、そのエリアを任せてもらえるのが目標です」(田中さん)


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撮影場所:ロイヤルパークホテル(東京・日本橋)5F日本庭園


「宿泊客のなかには宴会場利用のご要望も出てくると思うので、今後はさらに知識を付けて、宴会場のセールスに携わりたい。また、将来的にグループホテルが開業したら、施設商品企画部時代の経験を活かして、日本橋だけでなくグループホテルのセールスにも挑戦したいです」(辻さん)

常に仲間に励まされ、触発される恵まれた環境のなかで、さらに成長したいと意欲を見せる二人だ。

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