若手社員登場

2026.04.16

ニコン

チャレンジ精神旺盛な若手社員が考えていることを紹介します。

ものづくりの道を照らす光となっているものは?

2021年に入社したインダストリアルソリューションズ事業部 営業統括部 営業推進部 第四営業課の内橋 拓巳さんと、2020年に入社した経営戦略本部デザインセンターIDグループの三輪 治季さんに話を聞きました。

株式会社ニコン

1917年の創立以来、光の可能性を追い求め、新たな価値を提供。カメラなどの映像事業、半導体やフラットパネルディスプレイ露光装置などの精機事業、顕微鏡をはじめとするヘルスケア事業、光学素材や光学部品等を提供するコンポーネント事業、金属3Dプリンターなどのデジタルマニュファクチャリング事業を展開し、「お客さまの欲しいモノやコトをお客さまにとって最適な方法で実現」することを目指す。

若手社員登場 メインビジュアル マンスリーみつびし
インタビュアー写真

内橋 拓巳  TAKUMI UCHIHASHI

2021年入社。インダストリアルソリューションズ事業部 営業統括部 営業推進部 第四営業課
「大きな商談を通して社会に貢献したいと考え、学生時代からBtoBの営業に関心を持っていました。ニコンは社員の雰囲気がやわらかくて、互いにいい関係性を築き、チームワークを大切にする風土があると感じます」

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三輪 治季  HARUKI MIWA

2020年入社。経営戦略本部デザインセンターIDグループ
「美術系大学でプロダクトデザインを学びました。インターンの際、ニコン社員の穏やかな雰囲気に惹かれて入社。入社後もその印象は変わらず、デザインセンターは和やかな雰囲気です。先輩には何でも相談しています」

「この世にないもの」を顧客とともにつくり上げる

内橋さんは、測定装置に組み込まれる専用部品の国内営業とともに、顧客の装置の中核を成す部品をゼロから開発・供給するコンポーネント事業の営業を担当している。後者は顧客の要望ヒアリングから設計、製作、納品まで長いもので1〜2年も要するプロジェクトだ。適正な価格設定や利益創出も含め、営業としての総合力が試される。おもな顧客は、最先端の半導体関連企業である。

「世のなかにまだないものを、お客さまと一緒につくり上げる仕事です。予算の制約があるなかで、いかに付加価値を提案し、利益を生み出すかが営業としての腕の見せどころだと考えています。自分の提案によって商談が進み、受注ができたときの喜びはひとしおです。お客さまが実現したい形を、当社の提案した製品で叶えられたときに、最も大きなやり甲斐を感じます」(内橋さん)

Web会議が定着した現代においても、内橋さんは可能な限り顧客のもとへ足を運び、一人で全国を飛び回る。「わずかな時間でも対面でのコミュニケーションを重ねることで関係性が深まり、お客さまの本質的なニーズを掴みやすくなる」と語る。社内外で意見が対立した際には、双方の意図をくみ取り、論点を整理してすり合わせる力が強みだ。

「新人の頃から、一人で訪問してもお客さまが真剣に耳を傾けてくださったのは、ニコンが築いてきた信頼とブランド力があってこそです。その信頼を裏切らない、誠実な営業でありたいと思っています」(内橋さん)

使いやすく、所有する喜びを感じるデザインを

三輪さんは、国際的なプロダクトデザイン賞であるRed Dot Design Award 2025を受賞した双眼鏡「STABILIZED」シリーズや、ミラーレスカメラ用レンズ「NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena」をはじめ、カメラやレンズ、双眼鏡などのコンシューマー製品から、半導体露光装置といったBtoB製品まで、幅広い領域の外観デザインを手がけている。クラシカルなスタイルが好評のミラーレスカメラ「Zf」では、特徴のひとつである、人工皮革部分をユーザーの好みに応じて張り替えできる『プレミアムエクステリア』の「CMF(色・素材・仕上げ)」を担当。色や質感など、製品のブランド価値を決定づける重要な役割を担った。
業務は造形にとどまらず、ユーザビリティの検証や操作系の構成検討にまでおよぶ。

「カメラ用交換レンズのデザインでは、リングの幅による操作性の違いを検証するため、3Dプリンターで何度も試作し、プロのフォトグラファーや社内の品質担当者の意見を取り入れて完成度を高めています。また、ユーザビリティも担保しつつ、ふと製品を見たときにも『気分が高まる存在』であるかどうか、という視点も大切にしています」(三輪さん)

三輪さんの強みは、思い立ったことを即座に実行に移す行動力だ。設計やコストの制約という壁に直面しても、関係部署と粘り強く調整を重ね、理想の実現へと導いてきた。「こだわりが強い性格」と自らを分析する通り、ものづくりにおける妥協は一切ない。

「CADや3Dプリンターの中で見ていた形が、精巧なデザインモックアップとして手元に届いた瞬間、製品化への実感がわいてワクワクします。これまで文字やデータでしかイメージできなかったものが具体的な形になって現れることで、マーケティングや設計のメンバーの期待感がふくらみ、さらに意欲が高まっていく。そんな様子が感じとれる瞬間が、私自身のモチベーションです。お客さまから『使いやすい』『かっこいい』と評価をいただけることが、何よりの励みになります」(三輪さん)

ニコンらしさを研ぎすませ、世界という舞台へ

多忙な日々を送る二人だが、オフの時間はそれぞれの個性が光る過ごし方でリフレッシュしている。内橋さんは筋トレに熱中する。この撮影時も15kgのダンベルを爽やかに軽々と持ち上げた。

「社会人になって運動する機会が減ってきたので、ジムに通い始めました。筋トレをした日は何もしなかった日よりも前向きな気持ちになれます。社会人になってから始めたゴルフやパデル(ラケット競技)もいいリフレッシュになっています」(内橋さん)

「休日にはよく友人とゴルフに出かけます。晴れた日に自然に囲まれてプレーすると平日の疲れが吹き飛びます」(内橋さん)

三輪さんは編み物と水耕栽培に夢中だ。水耕栽培では、3Dプリンターで自作のプランターを作る構想も練っているという。ものづくりへの探究心は私生活でも健在だ。

「編み物でさまざまな色を組み合わせ、『かわいい』と思える瞬間をつくるのが楽しい。仕事においての色選びはトレンドや購買層を意識しますが、趣味では思いきり自分の好きな色を選んでいます」(三輪さん)

水耕栽培ではバジルやパクチーなど、少しあるとうれしい野菜を育てているという三輪さん。インテリアの一部としても楽しみたいと、プランターも作るように。「自分の思い描いたものを作れるので、編み物も3Dプリントもとても実用的な趣味として楽しんでいます」(三輪さん)

最後に、二人のこれからの目標を聞いた。

「いずれは海外営業にチャレンジしたいと考えています。国内と海外の両方を知ることで視野を広げていきたいです」(内橋さん)

「昨今はシンプルでミニマルなデザインが主流ですが、どこか一カ所でも『ニコンらしさ』を感じていただけるデザインを生み出していきたいです」(三輪さん)

100年以上にわたって「光」の可能性を追求し、コンシューマー向け商品とBtoB製品の二つの柱を持つニコン。内橋さんと三輪さんはその柱を支え、新たな時代を切り開こうとしている。


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