若手社員登場

2026.06.04

三菱マテリアル

チャレンジ精神旺盛な若手社員が考えていることを紹介します。

新しいアイデアを生み出す秘訣は?

2025年に入社した、筑波製作所 事務部総務課の田坂 真珠さんと、2023年に入社した筑波製作所 素材製造部 素材加工技術課の山中 淳平さんに話を聞きました。

三菱マテリアル

1871年創業、1950年設立。社員数は連結1万8,452人、単体5,315人。同社は三菱グループのルーツである九十九商会の鉱業への進出を出発点とし、150年以上にわたって産業と社会の発展を支えてきた。「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」という目指す姿のもと、銅をはじめとする非鉄金属の製錬に加え、使用済みの製品や電子機器などを原料として金属を再生するリサイクルを通じて資源循環に貢献するとともに、高機能製品(電子材料・電子部品)、金属加工などに用いられる超硬製品、再生可能エネルギーなどの事業を展開している。

若手社員登場 メインビジュアル マンスリーみつびし
インタビュアー写真

田坂 真珠  MAMI TASAKA

2025年入社。筑波製作所 事務部 総務課
「大学では人的資源管理について学び、入社前から人事を希望していました。社内は上下関係を問わず温かい雰囲気があり、アイデアを提案したときも、まずは肯定してから導いてくれる環境だと思います」

インタビュアー写真

山中 淳平  JUMPEI YAMANAKA

2023年入社。筑波製作所 素材製造部 素材加工技術課
「大企業であっても工場では少人数で運営しているユニットがあります。一人一人の責任が想像以上に大きく、ものづくりの現場が自分によって変わっていく手応えがやり甲斐につながっています」

価値観を浸透させるプロジェクトで発案

「こんなポーズをしてみたらどうだろう?」「いいね、やってみよう」と、撮影にあたり積極的にアイデアを提案し、実際にさまざまなパターンを何度も試してくれた田坂さんと山中さん。二人に共通する仕事における強みは「新しいアイデアを出せるところ」「初対面や目上の方に対しても臆さず意見を出せるところ」だ。その強みは撮影でも存分に発揮されていた。

田坂さんは2025年に入社したばかり。三菱マテリアルグループの製造現場を支える筑波製作所において、採用、人事異動、組織管理、教育・研修など、工場運営の基盤を支える役割を担う。三菱マテリアルでは、2024年度に世界32カ国・約1万6,000人の社員が投票や意見集約などを通じて策定プロセスに参加し、新しい5つの価値観「挑戦」「変化」「成長」「称賛と感謝」「より良い明日」を策定した。田坂さんは入社して間もなく、この価値観を工場の全社員に浸透させるプロジェクトに携わり、価値観を記したデスクトップの壁紙作成やワークショップの開催を発案するなど、所内の意識向上に大きく貢献した。

「フレッシュな目線で新しいことを自分から発信したいという気持ちがいつもあります。壁紙は今では筑波製作所の社員のほぼ全員が使っており、所長からも評価していただきました。入社してすぐに担当したプロジェクトであったこともあり、自分の提案が目に見える形で成果になったことは大きな自信になりました。」(田坂さん)

新入社員という立場で目上の方々にアイデアを提案することには緊張が伴うものだが、彼女は持ち前のコミュニケーション力でその壁を乗り越えた。

「発案を相手に受け入れてもらい、円滑に進められるような伝え方を心がけています。例えば、メリットだけでなくデメリットも整理したうえで、『いちばん社員のためになる選択肢はどれか』を意識して提案しています。三菱マテリアルでは多くの社員が『ものづくり』に直接関わっていますが、総務が向き合う相手は『人』です。社員との対話を重ね、よりモチベーション高く働けるような施策を考えることが工場全体の、ひいては会社全体の利益につながっていく。そう信じることが、私の大きなやり甲斐になっています」(田坂さん)

「ものづくりの現場をもっとよくしたい」と変革にチャレンジ

山中さんは、筑波製作所で製造している金属加工用工具「インサート(金属を切削する工具の刃先)」の生産技術を担当している。彼の業務は、インサートにコーティングを施す現場での不良低減や生産性向上、コストダウン、トラブル対応、装置の修繕管理、安全対策など多岐にわたる。とくにPVD(物理蒸着)というコーティング技術に関しては課内で中心的な役割を担っており、「人の2倍の速度」を目標に掲げて勉強や業務にあたり、結果として大きな成長を遂げた。

そんな彼が意識しているのは「先入観にとらわれないこと」。

「『現場をもっとよくしたい』『何かできることはないか』という思いが常にあります。同じ状態が長く続いている物事に対して『なぜそうなっているのか』という経緯をよく調べたうえで、それに縛られることなく根底から変えるような新しいことにも失敗を恐れずにチャレンジしていきたい。以前は入浴しているときもつい仕事のことを考えてしまっていましたが、長く仕事を続けていくためにも、オンとオフの切り替えがしっかりできるように意識しています」(山中さん)

アイデアを提案する際は、客観的なデータをそろえて理論をしっかりと構築する下準備を欠かさない。また、「人とのつながり」を大切にするのも山中さんの流儀だ。

「現場には毎日足を運び、すれ違う社員全員に必ず自分から挨拶をしています。今は直接関わりがなくても今後一緒に仕事をすることもあるはずですし、日頃から誠実に関係を築いておきたい。私の課内のメンバーに関しては、ありがたいことに『若手だから』と一蹴せず、真摯に話を聞いてくださる先輩ばかりなので、とても恵まれた職場だと感じています」(山中さん)

豊かな感性の源泉は「食」と「ファッション」

田坂さんのインスピレーションの源は、美術館巡りや読書、そして「食」に対する探究心だ。イスラエルやチュニジアといった、日本では珍しい国の料理店を自ら探し出し、食べに行くだけでなくその料理のルーツを調べる。

「セルビア人の同期とセルビアの家庭料理である豆のスープを一緒に作りました。料理を通じて国の食文化や故郷の話なども聞くことができ、自分の世界が広がっていくのを感じて楽しかったです」(田坂さん)

「海外の料理を実際に食べることでその国の歴史や文化も味わえる。私にとって貴重な体験です。最近では輸入食品店でスパイスを買いそろえて、家で料理を作ることも。食への興味と愛がありすぎるので、次は何を食べようかと常に考えています」(田坂さん)

山中さんのオフはアクティブで社交的。ファッションが好きで、ショッピングのために東京へ出かけることも多い。プライベートでも新しいことに挑戦しようと、最近はフルマラソンを始めたという。また、職場の同僚と親交を深めるため、上下の垣根を越えてBBQなどを楽しむ。

「同期で1年上と2年上の代の先輩達を誘ってBBQに行きました。優しく楽しい先輩が多く、プライベートでも仲良くしていただいているおかげで、普段の仕事でのコミュニケーションもとりやすくありがたいです」(山中さん)

「新入社員には積極的に声をかけて、会社になじみやすくなるよう心がけています。日々の交流が、巡り巡って業務のやりやすさにもつながっています」(山中さん)

グループ全体の施策立案とリーダー的存在を目指して

そんな田坂さん、山中さんが描く将来の展望は、さらに大きく広がっている。

「社員の皆さんはもちろん、これから仲間に加わってくださる方々にもより魅力的に感じられる工場になるよう、現場の声を吸い上げて今後も新しい取り組みを考えていきたい。そして、ゆくゆくは三菱マテリアルグループ全体に展開できる施策を企画・推進し、グループで働く一人一人が誇りとやり甲斐を持てる環境づくりに貢献することが目標です」(田坂さん)

「入社4年目を迎え、ありがたいことに最近では他部署の方から直接仕事を頼まれる機会も増えてきました。さらに専門性を高め、『山中に聞けば解決する』と真っ先に名前が挙がるような、誰からも信頼されるリーダー的な存在を目指していきたいです」(山中さん)

夢に向かってチャレンジ精神いっぱいの田坂さんと山中さん。二人のアイデアの泉は尽きることがない。


過去の記事

TOP