2022年に入社した、国内商品戦略部 車種マーケティング第一グループの河田 昂士さんと、コネクティッド部の鶴身 茉宥さんに話を聞きました。
三菱自動車工業
1970年4月に三菱重工業から分社し設立された。三菱自動車は現在、SUVづくりのノウハウとラリーで培った四輪制御技術、そして電動化技術に強みをもつ自動車メーカーとして世界から幅広い支持を集めている。また、ルノー、日産自動車とのアライアンスメンバーである。日本とASEAN諸国に生産拠点があり、グローバルで約2万8,000人の従業員を擁している。
河田 昂士 KOJI KAWADA
2022年入社。国内商品戦略部 車種マーケティング第一グループ
「国内マーケティング業務は、言ってみれば会社の外に出ればすべてがマーケット。広告宣伝など各種施策の反応を肌で感じられることがやり甲斐になっています」
鶴身 茉宥 MAYU TSURUMI
2022年入社。コネクティッド部
「入社前から車が大好き。アプリ開発においては、実際に車にも触りながら試験を行うこともあります。車の仕事に携わることができてとても楽しいです!」
待望のパジェロ復活のマーケティング戦略を担う
1982年に誕生し、クロスカントリー4WD車として人気を博し、三菱自動車を象徴するブランドとなった「パジェロ」。市場の変化にともない、国内では2019年に惜しまれつつ生産を終了したが、今秋およそ7年ぶりに待望の復活を果たす。
この一大プロジェクトの最前線に抜擢されたのが、河田さんだ。マーケティング担当として、価格や装備設定の企画から販売会社向けの研修立案、広告宣伝方針の策定と、川上から川下までを網羅するチームに所属。なかでも広告戦略と研修立案を主導しており、発売に向けたラストスパートのなかでチームに加わったこともあり、多忙な日々を送っている。
「パジェロ担当に決まったときは、三菱自動車と言えば、パジェロ。そのような、車の担当をさせていただけるということで、心の底からうれしかったです。私の担当する研修や広告がうまくいかなければ目標台数に影響が出るので、プレッシャーはあります。それでも、私が考えた研修内容に、上司が『そのままやってみれば』と背中を押してくれたり、的確なエッセンスを加えてくれたりと、若手のチャレンジをあと押ししてくれる環境に助けられ、大きなやり甲斐を感じています」(河田さん)
河田さんの強みは、物怖じせずに周囲を巻き込む「推進力」と「度胸」だ。新人の頃から本部長クラスへ直接説明する機会が日常的に設けられていたことで鍛えられてきたという。
「最初はものすごく緊張して、自宅でプレゼンの練習を繰り返しました。しかし入社してから4年が経ち、今では自然体で話せるようになりました。接点の少ない部署にも積極的に働きかけ、調整を進められる力は自分の強みとなっています。今は、新型パジェロを世に送り出すまでの過程を全力で楽しんでいます」(河田さん)
先端技術を駆使したコネクティッド開発で成長
鶴身さんが手がけているのは、スマートフォンアプリから車両のエアコン操作やドアロック、車両状態確認、緊急通報などを可能にするコネクティッドカーサービス「MITSUBISHI CONNECT」の開発だ。車両試験で発生した不具合の原因調査から仕様検討、サプライヤーとの連携、実車を用いた試験対応まで、鶴身さんの業務は多岐にわたる。
「コネクティッドサービスは現在、普及率が急上昇しているサービスです。最先端の事業を担うワクワク感がありますね。スマホアプリは細かな違和感が使い勝手に大きく影響するため、チームでは常に『お客さまはどう思うか』と徹底的に課題を提起し合います。こうした環境が、自分を成長させてくれていると感じています。もともと車が大好きで自動車業界にあこがれていましたが、まさか本当に自分が入社できるとは思っておらず、一時は無理だろうとあきらめて別の業界を志した時期もありました。チャレンジをしてみて本当によかったです」(鶴身さん)
鶴身さんの強みは、課題に直面した際の迅速な対応力にある。不測の事態にも、確認すべき項目を冷静に整理し、自ら解決策を提案して完結させる力を持っている。
「先日も予期せぬ課題が発生した際に原因を究明して解決策を提案し、期限までに乗り越えることができました。自分ではあたりまえの行動のつもりでしたが、後日上司から『あのときは本当に助かった、すごいと思っていたよ』と言っていただけて。自分の行動を見ていてくれる人がいることは、大きなモチベーションになりますね」(鶴身さん)
活力の源は「サウナ」と「ドライブ」
多忙な日々を支えるのは、それぞれの個性あふれる休日の過ごし方だ。河田さんが最近ハマっているのは「サウナ」。
「土日のどちらかは必ずサウナに入っています。月曜日からまた仕事に向き合うために、サウナ、水風呂、外気浴をセットにしてしっかりと整えています」(河田さん)
「1年前に購入したサウナハットです。厚手のタオル生地ですが、洗濯機で洗っても型崩れしにくく、とても丈夫です。これのおかげで、サ活をより快適に楽しめています」(河田さん)。
年末年始には高校時代の仲間6〜7人で温泉へ行くのが恒例で、それが日々の活力源となっている。
一方、鶴身さんの趣味は、お菓子作りと洗車、そしてドライブ。お菓子作りではプリンやスイートポテト、ティラミスなど、自他ともに認める傑作を家族に振る舞う。
「平日も含めて毎週欠かさずドライブに行っています。目的地は、自然や景色を楽しめる渓谷や展望台、おいしいご飯屋さんやスイーツ屋さんとさまざま。プリンを買うためだけに、静岡まで一般道を往復10時間以上走ったこともあります。静岡での滞在時間は10分程度でしたね(笑)」(鶴身さん)。
「ドライブではあえて高速道路を使わず、景色の変化に富む一般道を走り、ときには秋田まで10時間以上かけて行くこともあります。運転が好きすぎて、まったく苦にならないどころか楽しくてたまりません」(鶴身さん)
世界へ、そして未来へ。2人が描くビジョン
公私ともに充実した日々を送る2人だが、その視線はさらなる高みに向かっている。河田さんの目の前の目標は新型パジェロの国内販売台数を確実に達成すること。また、今後の目標を伺ったところ海外マーケットも担当したいとのことだ。その情熱の源は、学生時代の原体験にある。
「バックパッカーとしてタイやベトナムなど東南アジアを回っていた頃、現地の経済発展を支える日系メーカーを数多く目にし、人々の生活に貢献する仕事がしたいと強く思いました。英語の勉強も続けており、ゆくゆくは海外マーケットを担当してみたいという夢があります」(河田さん)
鶴身さんには、社内に目標とする先輩達がたくさんいるという。
「在宅勤務中でもTeamsなどで頻繁に相談しますが、先輩方はどんな質問にも即座に的確に返答してくれます。私も後輩ができたときに何でも説明できるように知識を深めていきたい。そして、より一層多くのお客さまに『三菱自動車っていいね』と言っていただけるようにがんばりたい」(鶴身さん)
伝統を継承する使命と、未知の領域を切りひらく挑戦。それぞれの情熱を燃料に、未来へと力強く加速させていく。