岡山後楽園
岡山駅東口を出ると、目の前に見える大きな通りが、桃太郎通りだ。岡山駅から伸びるメイン通りで、こちらを歩いて行くと三菱UFJモルガン・スタンレー証券岡山支店に辿り着くことができる。いつも思うことだが、いろいろな地方の代表的な街を見ていると、金融機関だけはどの街に行っても簡単に見つけることができる。見方によっては、金融機関は街の顔だと言えそうだし、その多さによって、地方都市の経済力を測ることができるのではないかと密かに考えている。
桃太郎通りには路面電車が走り、左右には金融機関やホテル、商業施設なども並ぶ。この周辺に飲み屋街が広がっており、夜になれば、多くの人でにぎわう。さらに桃太郎通りを歩いていくと、後楽園が見えてくる。岡山と言えば、後楽園。やはり都市の中心部に観光の見どころがあるのは、旅行者にとっては便利だ。後楽園周辺には岡山県立美術館や岡山市立オリエント美術館があり、後楽園の入場口前には岡山県立博物館もある。
岡山市は備前藩主であった池田家が治めた城下町であり、岡山城や後楽園を中心にして、岡山県庁や商業地などが集まっている。このエリアは岡山最大の表町商店街が地場の百貨店である天満屋(てんまや)を中心に広がっており、他にも多くの商店街が連なっている。ちなみに岡山県知事はこの天満屋創業家の出身者が現在、4期目を務めている。
岡山に仕事で出張に行った場合、駅から桃太郎通り、後楽園、そして表町商店街周辺のエリアを回っていけば、岡山市の重要な場所はほぼカバーすることができる。
さて、三菱UFJモルガン・スタンレー証券岡山支店の皆さんがオススメするスポットはどこだろう。これから見ていこう。
●特別名勝 岡山後楽園
取材した1月は冬の澄んだ空気で常緑の松がキリっと、岡山城もいっそう黒が映えていた
岡山藩主池田綱政公が1700年に完成させた。その後も藩主の好みで手を加えられたというが、江戸時代の姿を大きく変えることなく、現在まで続いている。明治時代に岡山県に譲渡され、一般公開。戦後、文化財保護法によって「特別名勝」指定となった。岡山駅からも支店からも歩いて行ける場所にあって使い勝手がいい。「たまに天気がよい日に1人で行きますが、最近は紅葉の時期にいきました。いつも混雑していないのがいいですね」(菅田さん)。「岡山では他に場所を思い付きません。季節ごとにいろいろなイベントやライトアップも行っています。岡山城も近くにあり、雰囲気も清々しく感じます」(渡邊さん)。「5月の新緑の季節が好きで、つつじがきれいですね」(秋光さん)。事実、訪れるとやはり気分が安らぐ。大人になったと実感。園内から岡山城を望める場所が撮影スポットの1つ。入園料は大人500円。年間パスポートは2,000円とお得だ。
岡山市北区後楽園1-5
●創食ダイニング庵里
人気のハンバーグ定食。コクのあるソースと肉汁たっぷりのハンバーグにご飯がすすむ
支店から近く、ランチ時でも並ばなくて入れるところがいい。「とにかくおいしいですね。とくにお米がいい。ランチは日替わりのA定食がオススメ、冬ならチゲ鍋定食もあります」(菅田さん)。「創食と銘打っていますが洋食系で、量もあり、しっかりおいしい。コスパもいいですね」(渡邊さん)。訪問時のA定食はハンバーグ定食(1,210円)だった。他にステーキ定食(1,650円)、チゲ鍋定食(1,430円)など。全品国産米100%使用。ご飯の多めは無料。豚汁は酒粕入り。本当に満足度十分。営業時間は、昼は11:30 - 14:30(L.O. 14:00)、夜は17:30 - 22:00(L.O. 21:30)。月曜定休。
品のある味でハンバーグと並ぶ人気メニューのステーキ定食
岡山市北区野田屋町1-6-7 岸本ビル 1F
●かんざし
地酒と海鮮料理にこだわっている店。「実際に行くとすごくおいしかったです」(村橋さん)。予約した方がいい。たくさん飲むなら焼酎ボトルがお得。訪問時のオススメメニューは、よこわマグロの刺身(1,300円)、オコゼのから揚げ(1,300円)、殻付き牡蠣のグラタン(800円)、宮崎和牛のステーキ(2,600円)など。営業時間は17:00 - 00:00(L.O. 料理23:00 ドリンク23:30)。日曜定休。
お肉が柔らかく、焼き具合も絶妙の宮崎和牛ステーキ
オコゼの唐揚げも骨までカリっと楽しめる
岡山市北区平和町6-29
●モーツァルト洋菓子店
左から「いちごのタルト」「マロングラッセ」「ミルフィーユ」
地元の老舗洋菓子店で、ひっきりなしに女性のお客さまが訪れる。「ドイツ系の洋菓子店で、岡山に帰省した人達は皆が買いに来ると言われるほど地元の人気店です。いちごのショートケーキやミルフィーユもおいしいです」(秋光さん)。イートインはなく、テイクアウトのみ。人気のいちごタルト、マロングラッセ(共に650円)、ミルフィーユ(630円)。営業時間は10:00 - 19:00。月曜定休。
店内には数多くのケーキやお菓子が並ぶ
岡山市北区内山下1-3-5
●廣榮堂のきびだんご、山珍の豚まん、キムラヤのバナナロール
廣榮堂の「元祖きびだんご3種類」
岡山と言えば、きびだんご。何社も提供しているが、廣榮堂の「元祖きびだんご3種類」(1,728円)がオススメ。「老舗の廣榮堂のきびだんごがいいですね。家族全員で食べています」(秋光さん)。
山珍の豚まん3個入り(1,350円)も定番。「こちらの豚まんは角煮のようなチャーシューがゴロゴロあって、うずら卵も入っています。黒酢とからし付き。食べ応えがあり、味もいいですね」(菅田さん)。「ずっしりと重く、一個でお腹いっぱいになります。テレビで紹介され、オンラインで数カ月待ちになった時期もありました」(秋光さん)。
キムラヤのバナナロール(156円)も地元の人気商品。テレビでも紹介された。「地元の小学生なら授業で工場見学に行くほどの定番です。自社店舗をはじめ、スーパーにも置いてあり、入手しやすいです」(秋光さん)。ほかにもたくあんや高菜、ザーサイが入ったサラダパンも人気。「ツナマヨのようなマヨネーズペーストのなかにたくあんなどが入っていて、おいしいですね」(菅田さん)。駅構内で各購入可能。
山珍の豚まん。ゴロゴロの豚の角煮やうずらの卵が入ったボリュームある逸品
ふわふわのロールパンに自家製バナナクリームで多くのファン層から指示されている。
●吉岡銅山
吉岡銅山の「選鉱場(せんこうじょう)」。掘り出した銅鉱石を選別、処理していた場所
岡山に来たら、レンタカーで吉岡銅山まで足を伸ばしてみよう、こちらも三菱ゆかりの地だ。江戸から明治・大正時代にかけて栄えた吉岡銅山は、別子や足尾と並ぶ日本三大銅山の1つ。江戸時代前期に住友の泉屋吉左衛門が経営し、西日本有数の銅山に成長した。明治に入り岩崎彌太郎が買収し、巨大な資本力と近代西洋技術の導入により、国内屈指の銅山となった。吉岡銅山は三菱が手掛けた最初の金属鉱山であり、その後の全国の鉱山開発の規範となった。吉岡銅山は住友・三菱が関わったことで、2007年に経済産業省が選定する近代化産業遺産に登録された。銅山の周辺にある「吹屋」地区は赤い顔料「弁柄(べんがら)」と鉱山で栄え、赤褐色の瓦で覆われた屋根に格子や外壁も弁柄で塗られた家々が立ち並ぶ「赤い町並み」が広がる。全国でも珍しい景観として「吹屋ふるさと村」には春の時期に多くの観光客が訪れている。地元の神社の鳥居には三菱のマークが付けられている。
製錬炉跡。選鉱場で選んだ鉱石をここで溶かし銅を取り出していた。
岡山県高梁市成羽町坂本地内
菅田 康熙
YASUHIRO SUGATA
コンサルティング第一課
重畠 漱太
SOUTA SHIGEHATAKE
コンサルティング第三課
渡邊 益子
MASUKO WATANABE
コンサルティング第二課
秋光 典子
NORIKO AKIMITSU
法人課
村橋 聡美
SATOMI MURAHASHI
コンサルティング第一課長