札幌は出張や転勤でも人気が高く、食事に観光にと飽きることがない。中心部は大通公園を軸に南と北、創成川を軸に東と西に住所が分かれている。大通公園からはさっぽろテレビ塔が見え、周辺の雰囲気としては名古屋のテレビ塔付近と似ているかもしれない。札幌駅から、すすきのまでを結ぶ1.9kmの直線の地下歩道があり、雨や雪の日でも快適に街を歩くことができる。
大通公園は、雪まつりはもちろん、ライラックまつりやビアガーデン、北海道や札幌の食をテーマにしたオータムフェスト、冬のホワイトイルミネーションなどたくさんのイベントが行われており、賑わいを見せる中心地となっている。
東京以北最大の歓楽街といわれるすすきのは、昼も夜も新たな発見がありそうだ。ジャズをはじめとした音楽バーが多いのが特徴で、ゆっくりと音楽をききながら、夜のすすきのを楽しむのもいい。意外と知られていないが、すすきのは札幌の寺町でもあり、寺を巡るとさまざまな御朱印を入手できる。
また、北海道神宮は緑豊かな森のなかにあり、多くの参拝者が訪れる。約18万平方メートルの境内には、春は桜や梅、夏は木々の緑が心地よく、秋には銀杏や紅葉などが色づき、冬は真っ白な雪におおわれ、幻想的な雰囲気を感じることができる。近くには円山公園もあり、札幌市民のいこいの場所となっている。園内には天然記念物に指定されている円山原始林があり、多くの野鳥を観察でき、エゾリスとも出合える。
札幌駅の北側には広大な北海道大学キャンパスがあり、開拓当時を思われるような風景が広がる。ポプラ並木をはじめ、北海道大学第一農場や北海道大学総合博物館があり、大学周辺も立派な観光地となっている。
出張で札幌に行けば、昼は仕事、夜はすすきのというのもいいが、楽しめるものはもっとたくさんある。北海道といえば思い浮かぶのは、味噌ラーメンやジンギスカン。さて、アストモスエネルギー北海道支店の皆さんの地元のおすすめは、どんなものだろうか。
●北海道神宮・開拓神社
荘厳なたたずまいの北海道神宮。
神門には「フラヌイ大注連縄」という珍しいしめ縄が掲げられている。
雪のなかでの参拝も、できたて熱々のお餅とお茶で身も心も温まる。
開拓神社は、1938年に北海道開拓70周年を迎えるにあたって創建された。
北海道は1869年(明治2年)7月に開拓使が設置され、さらにその翌月に蝦夷地から北海道に改称した。そして同9月に明治天皇の勅旨によって、開拓の守護神として創祀されたのが、現在の北海道神宮だ。社格は北海道の発展とともに高まり、1964年に北海道神宮に改称された。
ここでは「北海道開拓の父」と呼ばれる開拓判官・島 義勇(しま よしたけ)に由来する、六花亭神宮茶屋店限定の焼き餅「判官さま」(1個140円)を味わいたい。そば粉入りの生地で包んだつぶあんのお餅と温かいお茶でちょっとひと息。境内には開拓神社もあり、幾多の困難を克服して北海道発展の基礎をつくり、開拓に尽力した人々の功績を称え、伊能 忠敬、高田屋 嘉兵衛、間宮 林蔵など37人の名前が刻まれている。「私は徳島出身ですが、円山公園の円山八十八カ所は四国から北海道に入植した有志が築いたもの。また、開拓神社の高田屋 嘉兵衛も淡路島の出身です。淡路島は過去、徳島藩に所属していた時期があり、自分と北海道との縁を感じます」(小倉さん)。
●札幌市時計台
時計台といえば札幌のシンボル的な存在。
周囲を高い建物に囲まれているため、遠目に見ると思っていたより小さく感じる。
いわずと知れた観光名所。「日本三大がっかり名所ともいわれています」(笹谷さん)というが、人気は高く「朝から晩まで写真を撮りにくる観光客が多い」(佐藤さん)。中心部にあり、周囲は高いビルに囲まれているため、実際よりも小さく見えることがその理由らしい。100年以上の歴史があり、国の重要文化財に指定されている。もともとは札幌農学校の演武場。アメリカ中西部の木造建築様式を取り入れて建築された木造洋風建築。完成後に時計塔が設置され、講義や訓練、体育の授業、入学式や卒業式に用いられた。現在は歴史的資料が展示されており、2階ではコンサートも開かれる。観覧料は350円。「年に1回、道民の日は無料で入れます」(笹谷さん)。
札幌市中央区北1条西2丁目
●福禄寿
「季節の握り寿司膳」(2,180円)。
入り口で少し戸惑うが、スタイリッシュで隠れ家的な店内。
時計台の近くで「寿司と中華」という斬新な組み合わせが楽しめる地元の人気店。古いビルの3階にあり、エレベーターを降りると、一瞬行き止まりのように見える。しかし、焦らずに非常用出口の大きなドアを開けると店の入り口へ通じる。「ザンギで有名な『布袋』の系列店」(笹谷さん)で、「ランチとしてボリュームもあります」(佐藤さん)。寿司とザンギを楽しめる「季節の握り寿司膳」(2,180円)、数量限定メニューほか、刺身定食や中華メニューもたくさんある。ランチの価格帯は1,200~2,980円と幅広い。営業時間は平日11:30~14:30(L.O. 14:00)、17:30~22:00(L.O. 料理21:00)、月日祝休み。毎週水曜のランチ営業は中華のみ。
●北海道ジンギスカン蝦夷屋
北海道に来たら、ジンギスカンはやっぱり食べたい。
札幌のジンギスカンといえば松尾ジンギスカンの名があがるが、こちらも多くの客で賑わう地元の人気店。「お酒の種類も豊富で、厚切りジンギスカンやラムタンがおすすめ」(吉本さん)。食べ飲み放題のコースが人気で、事前予約限定の6,000円、いちばん人気の7,000円、ラムタンやラムチョップなど希少部位付きの8,000円の3つのコースから選べ、道民割もある。120分制でフード・ドリンクのラストオーダーは20分前だが、食べ残しは別途1,000円をとられるため、食欲と肉の焼き時間のバランスを見ながら上手に食べよう。営業時間は月~木16:30~23:00(L.O. 22:30)、土12:00~23:00(L.O. 22:30)、日祝12:00~22:00(L.O. 21:30)、年中無休。
●北菓楼 札幌本館
レリーフやアカンサスの飾りが施された重厚感のある「旧玄関ホール」は、竣工当時のままの姿を留めている。
(右)「北海道庁立図書館」の初代の姿を留めるために1966年に制作された模型。
2階のカフェの本棚は北海道の歴史とお菓子の本で埋めつくされ、かつてここが図書館であったことを継承している。
札幌の表参道“北一条通り”に位置し、札幌で最初の本格的な図書館、北海道庁立図書館として大正15年(1926年)に建てられ、1967年まで使用された。その後北海道立美術館、北海道立三岸好年太郎美術館、北海道立文書館別館として利用されたが、2016年に建築家の安藤 忠雄のデザインにより『北菓楼札幌本館』に生まれ変わった。「1階はお土産、2階のカフェはソフトクリームが有名です。観光客も多く、すぐに入れないときもあります」(笹谷さん)。旧玄関ホールは建物の建築当時の姿を残していて歴史的価値が高い。2階のカフェの両壁には6,000冊の本が並んでいる。ケーキセット(1,250円)、ソフトクリーム(489円)、コーヒー(458円)、食事は数量限定の「北菓楼自慢のオムライス」(1,450円)、「北海道産のホタテ・カレー」(1,400円)など。カフェの営業時間は11:00~16:00(食事は14:00まで)で火曜定休。1階は10:00~18:00、元日休み。
●雪印パーラー 札幌本店
2年間の試作を重ねて完成した「スノーロイヤル」(900円)とスノーロイヤルをふんだんに使用し、自家製ホワイト生チョコをトッピングした「スノーロイヤルパフェ」(1,530円)
パフェの見本がずらりと並ぶ店頭ショーウィンドウ。オーダーするには勇気の必要なジャンボパフェの大きさにびっくり。
青い看板とおなじみのロゴマークが目印。
昭和の香り漂うスイーツの老舗店。「会社の近くにあって、多くの種類のパフェがあり、ランチでも使えるお店です」(佐藤さん)。1961年の創業以来、30種類以上のパフェメニューを提供してきた。スノーロイヤルパフェ(1,530円)など。グループ向けには1万円台の巨大なパフェも供されている。昭和天皇・香淳皇后両陛下のために特別につくられたアイスクリーム「スノーロイヤル」(900円、ドリンクセット1,280円)を食せば気分も上々。ミニパフェ付きランチセットも人気で、ドリアとのセットがおすすめ。広々とした空間でゆっくりと食事を楽しむことができる。「昼は比較的空いていますし、夜食べる〆パフェとしても使えます」(岡本さん)。営業時間は10:00~19:00(ラストオーダー18:30)、年末年始に定休日あり。
●『佐藤水産』の鮭ルイベ漬、ほたてカレー、いかごはん、『もりもと』の太陽いっぱいのハスカップゼリー
佐藤水産の鮭ルイベ漬、ほたてカレー、いかごはん。
菓子工房もりもとのハスカップを使ったお土産、ハスカップジュエリーと太陽いっぱいのハスカップゼリー。
北海道のお土産といえば、「海産物が喜ばれることが多い」(野村さん)という。まずは『佐藤水産』の名品から。「お酒好きにはたまらない」(同)鮭ルイベ漬(995円~)、「真空パック、常温で持ち帰ることができて日持ちがする」(同)ほたてカレー(1,030円)、いかごはん(2尾870円)など。関東圏の百貨店での「北海道物産展」などでもお目にかかれる。
北海道千歳市の『菓子工房もりもと』からは北海道の特産果実であるハスカップを使ったもりもとを代表するスイーツのハスカップジュエリー(4個1,280円~)。北海道特産のハスカップは甘酸っぱさが特徴。その持ち味を生かして特製のジャムに仕立て、なめらかなバタークリームと薄焼きクッキーでサンド。さらに、クーベルチュール・チョコレートで縁取り、独自の4層ハーモニーに仕上げました。太陽いっぱいのハスカップゼリーは、「ラズベリーとブルーベリーを合わせたような果実」(笹谷さん)のハスカップを使用した、さわやかな酸味のゼリー。いずれも札幌の繁華街の中心地にある札幌三越のデパ地下や新千歳空港で入手可能。
吉本 直生
NAOKI YOSHIMOTO
北海道支店
笹谷 房代
FUSAYO SASAYA
北海道支店
佐藤 真悠子
MAYUKO SATO
北海道支店
岡本 敬義
TAKAYOSHI OKAMOTO
北海道支店 マネジャー
小倉 孝文
TAKAFUMI OGURA
北海道支店 マネジャー
奥川 大輔
DAISUKE OKUKAWA
北海道支店 支店長補佐
野村 泰弘
YASUHIRO NOMURA
北海道支店 支店長