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2024.01.25

ローソン

Lawson, Inc.

ローソンの恵方巻の海苔はすべて、京都の音羽山 清水寺で祈祷!2024年の恵方巻は、人気店監修商品やもったいないをテーマにした商品が登場!

2024年2月3日(土)は節分。節分といえば恵方巻。恵方巻の市場規模は、近年拡大傾向となっている。全国のローソン店舗でも、2024年2月の節分に向けた恵方巻の予約を受付中だ。

ローソンのデイリー・厨房部 川西 紀生さんは、近年の恵方巻市場の伸びについて次のように分析する。

「コロナ禍で家族の絆、無病息災を祈る気持ちが強まったことと、家庭での中食(テイクアウトやデリバリーを利用すること)が定着したことによって市場規模を押し上げたとみています。購入単価も上がっており、より華やかで高価な具材を使用した、質が高くおいしいものが好まれる傾向です。当社でも定番商品以外に、“非日常”を感じていただける、特別感のある商品を開発しました」(川西さん)

『賛否両論』に『鮨 由う』など、人気店とタッグを組む

2024年に登場するのは、厚焼玉子、焼穴子、干瓢、椎茸など7種の具材を巻いた『七種具材の恵方巻』などの定番商品7アイテムにプラスして、人気店が監修したタイアップ商品4アイテムを含めた計11アイテムだ。

「海鮮メニューは、予約困難な日本料理店『賛否両論』さんと、ミシュランガイド一つ星を連続獲得した寿司店『鮨 由う』さんに監修していただきました。肉メニューは、2023年も監修いただいた『焼肉トラジ」さんと、おせちもコラボした『肉卸小島』さんに監修いただきました。いずれも数量限定品の自信作です」(川西さん)



■賛否両論 監修『銀鱈西京焼の恵方巻』
西京味噌に漬込んで焼いた銀鱈のほぐしと、食感のよい根菜類が入った恵方巻



■鮨由う 監修『炙りほたての海鮮恵方巻』
北海道産の炙ったほたてと漬けまぐろ、海老などが入った海鮮恵方巻



■焼肉トラジ 監修『黒毛和牛焼肉の恵方巻』
特製タレと黒毛和牛の焼肉、ほうれん草・人参ナムル・キムチが入った色合い華やかな恵方巻



■肉卸小島 監修『黒毛和牛しぐれ煮の恵方巻』
黒毛和牛のしぐれ煮と甘酢生姜、厚焼玉子、きゅうりが入ったお肉好きには堪らない恵方巻

「もったいない」に着目した恵方巻で食品ロス削減をめざす

また、関東地区(※1)の一部店舗では、食品ロス削減のため、穴子の端材を利用した恵方巻『もったいない穴子刻み恵方巻』も予約販売する。穴子の味わいは通常品とほぼ変わらず、端材を使用している分、価格はやや抑えめ。

「2023年に『もったいない』をテーマにした『もったいないおせち』や『もったいない!海老カツ恵方巻』を販売し、SDGsに対して関心が高い若い世代、特に女性のお客様にたいへん好評をいただきました。こうしたフードロス削減の取り組みは継続していかなければならないと考えています。穴子に関しては、通常メニューではどうしても肉厚な腹の部分を使うことが多く、尻尾や端っこの部分は後回しになりがち。その部分をこの『もったいない穴子刻み恵方巻』で使用してご提供しています。端材はどうしても少量となるため、数量とエリアを限定展開しています」(川西さん)

(※1)埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、の約3,600店舗。

ローソンは、「Lawson Blue Challenge 2050!」として社会・環境面に関わる目標を策定している。食品ロス削減においては、AIを活用した発注の適正化や値引き販売の推進などの取り組みを通じて、2025年に2018年対比25%削減、2030年に同50%削減、2050年に同100%削減を目指す。その一環として、恵方巻などの催事商品は原則予約制だ。店頭での予約に加え、「ローソンアプリ予約」を使えば、時と場所を問わず予約・決済でき、指定日に店舗で受け取ることができる。

前年の6月頃から原材料調整に着手し、8〜9月には企画検討が本格始動するという恵方巻。長期にわたってあたためてきた企画だけに、社内でも大いに盛り上がっているという。

「恵方巻に使用している海苔は毎年すべて、京都の音羽山 清水寺で丹念にご祈祷をしていただいています。『本当なの?』と驚かれるのですが、本当です! 実際、私も清水寺に行ってまいりました。恵方巻は縁起物でもありここ十数年、毎年ご祈祷をお願いしています。海苔に、皆様の無病息災と心願成就の願いを込めて商品をご提供しています」(川西さん)

予約期間は1月28日(日)まで。予約完売となる前に早期の予約がおすすめだ。

INTERVIEWEE

川西 紀生  KAWANISHI NORIO

部署名 商品本部 デイリー・厨房部

株式会社ローソン

東京都品川区大崎1-11-2
1975年設立。大阪府豊中市に1号店をオープンし、現在は国内外に約22,000店舗を展開するコンビニエンスストア。「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」をグループ理念に掲げ、「圧倒的な美味しさ」「人への優しさ」「地球(マチ)への優しさ」を約束し、誰もが「ほっ」とできる「マチのほっとステーション」の実現を目指す。

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