2026年に設立20周年を迎えたアストモスエネルギーは、3月17日、「設立二十周年 感謝の集い」を東京・丸の内のパレスホテル東京にて開催した。会場には主要取引先、株主、行政、業界団体など国内外のステークホルダー700名以上に加え、同社社員を含む約900名が出席し、大きな節目を祝った。
書道パフォーマンスで幕開け、「感謝」に込めた20年の想い
書道家・万美さんによる書道パフォーマンス
式典は書道家・万美さんによる力強い書道パフォーマンスで幕を開けた。ステージ上の巨大パネルに書かれたのは「感謝」の二文字。この言葉には、アストモスエネルギーが歩んできた20年間の想いが込められているという。
2026年1月に代表取締役社長に就任した佐藤 利宣氏は主催者挨拶で、これまでの道のりは決して平坦ではなかったことを振り返り、次のように感謝を述べた。
「度重なる震災、世界的なエネルギー情勢の変化、パンデミック、そして世界各地の紛争。しかしながら、私達が今日という日を迎えられたのは、厳しい環境下においても、本日ご列席の皆様、お一人お一人がアストモスの仲間として多大なるご支援を寄せてくださったからにほかなりません。20年という月日を支え続けてくださったすべての皆様に、今改めて心より深く御礼申し上げます」
また、佐藤社長は前代表取締役社長の山中 光氏から受け継いだ「信頼こそが世界を動かすエネルギーである」という信念を新体制の揺るぎない指針として掲げ、「先人が築き上げてきた変革と挑戦の精神を大切に引き継ぎ、皆様とともに育んできた強い絆を礎として、アストモスのパイオニア精神をさらに強固なものへと発展させてまいります」と決意を語った。
昨今の混迷を深める中東情勢については、一刻も早い事態の収束を願うとともに、「どのような困難があろうとも、決してエネルギーの供給を途絶えさせることはございません。国内外の仲間と力を合わせ、全力を尽くして日本の暮らしと産業を守り抜く」と宣言。「『明日を灯す、仲間とともに』、この言葉こそが私達の原点であり、未来への約束です」と結んだ。
代表取締役社長 佐藤 利宣氏
総勢21名による鏡開きも行われ、会場からは「よいしょ、よいしょ、よいしょ」という掛け声とともに盛大な拍手が沸き起こった。乾杯の挨拶を務めた、全国アストモス会 会長で北日本物産株式会社 代表取締役社長の東狐 光俊氏は、「じょうずに未来へ。」というアストモスエネルギーの企業理念について「自分の足元をしっかり確認して、人と人との関係を大事にしつつ確実に前へ進むもの」と評し、「我々もこの姿勢を現場で体現しつつ、一緒に未来へ進んでいきたい」と述べた。
北日本物産株式会社 代表取締役社長 東狐 光俊氏
明日の希望、明日の安心、心のエネルギーも届けたい
閉会の挨拶をする代表取締役副社長の高橋 良仁氏
最後に、アストモスエネルギー代表取締役副社長の高橋 良仁氏が閉会の挨拶を述べた。高橋氏は設立時に掲げた「総合エネルギーソリューションカンパニーとしての持続的な成長」「未来を担う人材の育成」「社会を支える安定供給基盤の確立」という3つの使命を改めて強調。
「LPガスという社会の基盤を担うエネルギーの供給を通じて、皆様の暮らしと産業を支えるのみならず、明日の活力、明日の希望、明日の安心といった心のエネルギーも届ける、そういう会社にしてまいりたいと思いを持って20年歩んでまいりました」「まだまだ道半ばではございますが、アストモスエネルギーが掲げた3つの使命の実践に当たり、皆様のご支援を賜ったことをこの場を借りて深く御礼申し上げます」と感謝の意を表した。
世界情勢が混迷し、エネルギー安全保障の重要性が再認識されるなかで開催された「感謝の集い」。LPガスの供給ソースの多様化を戦略的に進めるアストモスエネルギーは、持続可能な社会の実現に向けて、これからも進化を続けていく。
アストモスエネルギー株式会社
東京都千代田区丸の内1-7-12
1962年創業。出光興産(51%)、三菱商事(49%)が出資する合弁企業で、「液化石油ガス」(LPG=LPガス)の輸入、仕入、販売を手掛ける。従業員数342名、売上高6,215億円(いずれも2024年度)。LPガスは石油や天然ガスなどの化石エネルギーのなかで相対的に二酸化炭素排出量が少なく、燃焼時の排出ガスも極めてクリーンなエネルギーであるため、地球温暖化対策の即戦力としても期待される。