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2026.07.30

三菱倉庫

Mitsubishi Logistics Corporation

三菱倉庫グループが運営する「横浜ベイクォーター」
20周年記念イベントが開催中

横浜駅「きた東口」から徒歩3分、客船を思わせる白亜のショッピングモール「横浜ベイクォーター」が、2026年8月24日に開業20周年を迎える。運営を担う三菱倉庫のグループ会社・横浜ダイヤビルマネジメントは、2026年を「20周年アニバーサリーイヤー」とし、さまざまなプロジェクトを始動させている。

地域住民の憩いの場として、またヨコハマポートサイド地区のシンボルとして、年間1,000万人以上が訪れる施設に成長を遂げた、横浜ベイクォーターの歩みとこれからの思いについて、三菱倉庫の瀬ノ尾 竜一さん、横浜ダイヤビルマネジメント 代表取締役社長の福井 健夫さん、木村 友紀さん、田中 智枝さんに聞いた。

地域の「いつもを支えたい」、三菱倉庫自ら運営会社を立ち上げ

横浜ベイクォーターが建つ土地は、三菱倉庫が横浜進出した地だ。瀬ノ尾さんはその歴史を語る。

「ここは1914年に当社が『横浜出張所』を開設し、長らく倉庫業を営んできた場所です。周辺の都市化が進んだことで1983年に倉庫としての役割を終え、一時期は隣接するそごう横浜店の駐車場として利用されていましたが、2000年代に入り商業・住宅・業務の複合開発を行うことになり、2006年に横浜ベイクォーターが誕生しました」(瀬ノ尾さん)

1971年頃の旧金港町倉庫横浜出張所。

そごう横浜店の平面駐車場として利用されていた。(1985年)

興味深いのは、不動産賃貸業を手がけている三菱倉庫が、自ら運営会社を立ち上げた点だ。

「商業事業者などへの一括賃貸ですと、契約が終了すれば商業施設そのものがそこで終わってしまいます。地域に根ざした施設として長く続けていくためには、自分達で運営をしていくしかないと考え、100%子会社として横浜ダイヤビルマネジメントを立ち上げました。最初は『当社が本当に運営できるのだろうか』という戸惑いもありましたが、こうして地域の皆さまに愛される施設へと発展することができ、感慨深いですね。皆さまの『あたりまえ』を支える三菱倉庫のパーパス『いつもを支える。いつかに挑む。』を体現している施設だと感じています」(瀬ノ尾さん)

「飲食だけのイメージ」からの脱却と、時代を捉えた「横浜ランタンナイト」

オープンからここまでの歩みにおいては苦労もあった。田中さんは転機となったできごとを明かす。

「開業当初は飲食店が多かったため、お買い物をする施設としては認知がなかなか進まないという課題がありました。転機となったのは2010年3月の第二期開発です。オフィスビルの低層階に商業エリアを増床し、店舗数が約75店舗から100店舗に拡大しました。さらに2013年に初の大型リニューアルで物販店を増やしたことで、『ショッピングモール』としての認知が広がったと感じています。なかでも施設入口の約260坪の区画に、ライフスタイルブランド『niko and …』さんが、当時国内でも最大級の旗艦店を出店してくれたことが大きかったですね。施設の特徴でもあるガラスファサードからは、季節感や話題性のある商品が見え、アパレルだけでなく雑貨や家具まで扱っているので、幅広い世代の方に足を運んでいただくきっかけになりました。ちなみに今年の2月には、同店が大規模リニューアルし、ハワイのカフェダイナー『goofy coffee+diner』の日本1号店を併設したことでも話題を集めました」(田中さん)

さらなる躍進のきっかけとなったのが、2019年からスタートした夏の恒例イベント「横浜ランタンナイト」である。色鮮やかなランタンをライトアップするこのイベントは、SNS時代のニーズと合致し、若年層の来館を飛躍的に増やした。屋外型モール(オープンモール)は季節や天気の影響を受けやすいが、そこを強みとして生かした装飾イベントだ。

「雨の日にも『雨の日のランタンを撮りたい』とわざわざ足を運んでくださる方がいて、オープンモールという強みと見事に合致しましたね」(田中さん)

感謝を込めて、20周年を記念するイベントの開催

こうした歴史を経て、2024年には新たなコンセプト「おとなりゾート。」を掲げた。日常の“おとなり”にありながら、“おとな”がゆったりとくつろげるショッピングモールを実現したいという思いが込められている。そして2026年、20周年アニバーサリーイヤーでは「これまで支えてくださった皆さまへ、感謝を伝えたい」とさまざまな催しが企画されている。木村さんは、その見どころを次のように語る。

上階から見下ろした3階メイン広場。昼間に見る色とりどりのランタンも華やか。

「20周年の目玉は、さらにパワーアップした横浜ランタンナイト(9月23日まで3階メイン広場で開催中)です。過去最多となる1,000個ものランタンをベトナムから取り寄せ、会場を埋め尽くしています。とくに高さ4mの『ランタンキューブ』は、四方を光に囲まれる空間となっており、幻想的な没入体験を味わうことができます。この期間中は、対象店舗でお買い物をしてパスポートを模した台紙にスタンプを集めると、オリジナルタンブラーがもらえる『クルーズパスポートスタンプラリー』も実施しています。また、8月24日の開業記念日に先立つ、22日、23日の土日には、20周年を記念したイベントも予定しています。さらに各店舗でも、限定ノベルティーのプレゼントや特別キャンペーン、親子で楽しめるワークショップなど、20周年を記念した多彩な企画を展開しています。今回、テナントの皆さんも『一緒にお祝いしよう』と、とても協力的に動いてくださっており、施設全体が一つのチームとなって20周年を盛り上げられていることが、何よりうれしいです」(木村さん)

変化する横浜、時代に合わせて新しい価値を提供し続ける

横浜駅周辺は近年、エンターテインメント施設の集積などにより、人の流れが変化している。福井さんはこれからの横浜ベイクォーターの役割を次のように見据える。

「かつては横浜ベイクォーター自体が目的地でしたが、今は横浜駅から水辺、そしてみなとみらいへとつながる回遊の拠点としての役割が一層強まっています。駅至近でありながら、水辺の解放感や横浜らしい景色を楽しめるこの場所は、訪れる人の心を非日常へと切り替える貴重な存在だと考えています。三菱倉庫がこの地に第一歩を記した際の精神を引き継ぎながら、これからも時代の一歩先を行く新しい価値を生み出し続けていきます」(福井さん)

最後に、日々施設を支えるメンバーに「おすすめの過ごし方や魅力」をたずねてみると、それぞれの愛着が感じられる答えが返ってきた。

瀬ノ尾さんは「ベイガーデンでボーっと過ごす」こと、福井さんは「テラスで港町の風を感じながら過ごす」ことがおすすめだという。田中さんは「横浜ベイクォーターから発着している水上バス『シーバス』がおすすめです。シーバスのデッキ部分では海風が心地よく、リフレッシュできます」、木村さんは「『ランタンナイト、いいね』『ベイクォーターがんばっているね』など、直接お声がけいただける機会の多い、お客さまとの距離の近さ」と施設の魅力を語る。

横浜ベイクォーターは、20年という歳月をかけて横浜の日常に溶け込み、なくてはならない存在へと成長した。これまでの感謝の気持ちを胸に、次の20年へと航海を続けていく。

横浜ベイクォーター20周年特設サイト
https://www.yokohama-bayquarter.com/20th/

INTERVIEWEE

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瀬ノ尾 竜一  RYUICHI SENOO

三菱倉庫 不動産事業部長

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福井 健夫  TAKEO FUKUI

横浜ダイヤビルマネジメント 代表取締役社長

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田中 智枝  TOMOE TANAKA

横浜ダイヤビルマネジメント

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木村 友紀  YUKI KIMURA

横浜ダイヤビルマネジメント

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横浜ベイクォーター
横浜市神奈川区金港町1-10
https://www.yokohama-bayquarter.com/

三菱倉庫株式会社

東京都中央区日本橋1-19-1
1887年設立。倉庫業を祖業とし、産業・社会の変革に合わせ港湾運送・国際輸送事業、不動産事業へとグローバルに拡大。パーパス「いつもを支える。いつかに挑む」のもと、物流事業と不動産事業を通じて人々の生活を支えている。新規事業として、社会インフラである系統用蓄電池事業「電力倉庫」にも進出し、新たな挑戦を開始する。

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