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天井まで広がる巨大映像装置は圧巻!

-三菱未来館現地レポート-

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三菱未来館の夕景。来年はぜひ現場で!

1月3日で開幕100日前と迫る大阪・関西万博。一体どんな体験ができるのかと関心も高まってくる時期ですが、準備する側はまさに佳境! 三菱未来館も建物部分は完成し今は中の調整や準備をしています。この記事では三菱未来館で最も重要な映像コンテンツの上映エリア「メインショー」の様子をお伝えします。

巨大な映像装置。広角レンズでも全部入りません

実際の動線とおなじ地下空間から伸びる階段を上って中に入り、ずんずん進んでいくとメインショーの部屋があり、そこでは天井まで広がった巨大なスクリーンの映像試験を行っていました。映像装置や映像そのものがどの座席からでも楽しめるように細心の注意を払っています。まだ座席もセットされていない状態ですが、映像の出方、色味など様々な項目を真剣にチェックするスタッフの姿が見えます。

加藤さん(左)と長谷川さん(右)

ここで、この後インタビューをする監督の加藤友之さん(電通ライブ チーフ・クリエーティブディレクター)、クリエーティブプロデューサーの長谷川千佐子さんとバッタリ遭遇。早速映像装置の説明をしていただきました。

お二人の姿から映像装置の大きさが伺えます

加藤さん:今まではVRシミュレーターを使って、この巨大な映像装置でどのような効果が得られるかを確認していました。VRシミュレーターの精度はとても高いのですが、いざ実際の装置で映像を見ると、70%程度は想定のとおりでも、残りの部分は修正が必要でした。
最前列での映像体験には少し心配な点がありました。前すぎて見にくいのではないか、画面が大きすぎるので一部だけ見るようなことにならないかと。でも現場で検証すると、映像の没入感や視界の工夫で、非常に良い体験ができると確信しました。座る場所によっても違った視覚体験が得られると思います。

長谷川さん:お客様が帰るときに、この映像体験が心に残り、再び見たくなるようなものを目指して制作しています。そういう意味では、何度見ても新しい発見がある内容に仕上げたいと思っています。

スタッフが集まって打合せ中
後方から画面を見上げた先には、何が映っているのでしょうか

加藤さん、長谷川さんに少しお話を聞いてみると、身振り手振りを交えながら、一気にここまでお話してくれました。座席の位置で見えることや感じることが変わってくるようです。とはいえ、取材の時点ではまだ座席がなかったので、どれくらいの距離で映像を見ることになるのかわかりにくいですが、ここですよ、と教えてもらった最前列の位置に行くと、これはとんでもない迫力! おっしゃっていることがよくわかりました。これはリピーターにならないと、です。

後編の記事ではお二人へのインタビューをお届けします! 

※2024年12月18日掲載。本記事に記載の情報は掲載当時のものです。