三菱グループは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に、パビリオン「三菱未来館」を出展します。
地球規模に広がる諸問題への三菱グループの取り組みと解決策をご紹介するとともに、 1870 年の創業以来担ってきた社会的役割を改めて世界に広く発信し、持続可能な地球と社会の発展に貢献し続けたいと考えています。
基本コンセプト-いのち輝く地球を未来に繋ぐ
「いのち」にまつわる、「いのちの始まり、いのちの未来」「いのちの尊さ」「いのちの出会いと共に生きる奇跡」といった様々な思いや不思議を共有し、一人ひとりがいのちの未来を想像する時間と空間を体験できるパビリオンです。
三菱グループについて
三菱グループの基本理念「三綱領」
三菱グループ各社はそれぞれ独自に経営をおこなっており、共通した方針や意思決定機関はありません。ただし、第四代社長・岩崎小彌太の訓話を基にまとめた「三綱領」の精神を共有しています。
三菱グループの道
三菱の起源は1870(明治3)年。土佐藩出身の岩崎彌太郎が海運事業を興したことに始まります。以降、四代の岩崎家の社長が三菱グループの基礎を築きました。第二次世界大戦終結後の1946(昭和21)年に三菱本社は解体され、各社はそれぞれに独立した企業となり、今日ある姿へと発展しました。
三菱の「ゆかり」に出会う旅
岩崎彌太郎の生家、静嘉堂文庫美術館や東洋文庫、清澄庭園や六義園など、日本全国には三菱ゆかりの文化遺産が数多くあります。
三菱未来館とは
国際博覧会(万博)は世界中から多くの人やモノが集まるイベントで、地球規模のさまざまな課題に取り組むために世界各地から英知が集まる場です。
三菱グループは日本で開催される万博において、1970年開催の大阪万博※を皮切りに「沖縄海洋博(1975年)」「つくば科学博(1985年)」「大阪花博(1990年)」「愛知万博(2005年)」と毎回「三菱未来館」を出展しており、「万博」を通じて三菱グループの存在をアピールし続けています。
2025年に開催される大阪・関西万博は、愛知万博から20年ぶり、前回の大阪万博から55年ぶりとなり、ポストコロナ禍の大型リアルイベントとして、国際レベルで高い注目度が見込まれるイベントです。また大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」は、三菱グループが共有する理念=三綱領の一つ「所期奉公(物心共に豊かな社会の実現に努力するとともに、かけがえのない地球環境の維持に貢献する)」に合致します。
これらを踏まえ今回の大阪・関西万博は、三菱グループが一体となった理念をアピールする最適な場と位置づけ、三菱グループとして単独出展し、2025年からその先に続く未来に向けた私たちの理念・メッセージを発信します。
※日本万国博覧会(大阪万博)は1970年3月15日から9月13日までの183日間、大阪・千里丘陵で開催された。「人類の進歩と調和」をテーマにアジア初かつ日本で最初の国際博覧会であり、77カ国の参加のもと期間中の入場者は6421万人との規模を誇った。現在、大阪万博の跡地は整備され、万博記念公園として人々に親しまれている。
2025年大阪・関西万博 三菱未来館「JOURNEY TO LIFE」
「未知なる深海から遥かなる宇宙へ、いのちを巡る壮大な旅」
物語では、「いのちの始まり、いのちの未来」を探るべく、時空を超えて移動可能なバーティカルシャトル「JOURNEY TO LIFE」号に乗り込み、深海から宇宙のはるか彼方・火星まで、7500万キロという壮大な旅の中で、いのちの起源やその広がり、そしていのちの宇宙への進出など、さまざまな「いのち」をめぐる驚きの場面や出来事に遭遇します。
「JOURNEY TO LIFE」号は、深海で生まれたと言われている「いのち」がどのように海全体、そして陸へと広がっていったのかを探り、そして、宇宙へ飛び出し、地球の兄弟星である火星に到達、未来の火星基地を見学し、遂には地球の生命誕生の謎にも迫ります。
大阪・関西万博「三菱未来館」建設レポート
三菱未来館が完成するまでの様子を連載でご紹介しています。
最新情報
「三菱未来館」公式SNS
MUIC Kansai
三菱未来館を運営する三菱大阪・関西万博総合委員会は、大阪市の中心、淀屋橋にある「MUIC Kansai」(ミューイックカンサイ)に事務局を構えています。
2021年2月に三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と三菱UFJ銀行が発起人となって設立されたMUIC Kansaiは、一般社団法人関西イノベーションセンターが開設した会員制イノベーション創出拠点です。観光、インバウンド産業に特化した取り組みで、関西経済や大阪・関西万博への貢献を目指しています。
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