各社のトピックス

2025.07.31

三菱UFJニコス

Mitsubishi UFJ NICOS Co., Ltd.

業界最高水準のポイント還元率20%!
ポイントの貯めやすさと使いやすさでカードの利得性・利便性を高める
『グローバルポイント Wallet』が話題です

各社のトピックス メインビジュアル 「マンスリーみつびし」

今やすっかり定着したスマホ決済だが、三菱UFJニコスは2025年6月、Visaのタッチ決済、QUICPay+™(クイックペイプラス)加盟店でも利用可能なスマホ決済アプリ『グローバルポイント Wallet』の提供を開始した。三菱UFJカードの会員がクレジットカードの利用で得られるグローバルポイントをチャージでき、店頭やネットショッピングでの支払いに活用することができる。
同時に、新ポイントアッププログラムも開始。グローバルポイントの還元率がこれまで最大15%だったところ、最大20%へと大幅にアップした。

貯まったポイントを決済に使える
スマホアプリ『グローバルポイント Wallet』

三菱UFJカードはもともと、還元率の高さやポイント優遇サービスからポイントが貯まりやすいカードとしてユーザーから評価されていた。しかしその一方で、ポイントの使い道に課題を残していた。
『グローバルポイント Wallet』は、この課題を解消するために開発された。商品開発部商品開発第1グループの寺本 怜生さんは次のように説明する。

「三菱UFJカードの利用で貯まったポイントはさまざまな商品やサービスに交換することができていたのですが、よりご利用いただくためには新たな魅力を示す必要があり、決済で使えるスマホアプリの開発を検討しました。」
スマホアプリとしてはすでに『MUFGカードアプリ』がリリースされている中で、決済機能に特化したアプリとして『グローバルポイント Wallet』をリリースした。寺本さんは「お客さまの使いやすさを考え、シンプルで分かりやすい決済アプリとなるように設計しました。『MUFGカードアプリ』についても、従来のカードの支払い金額や支払い明細の確認などに加え、ポイント還元率の画面を設けるなど機能を強化しています。」

グローバルポイントは、三菱UFJカードを1カ月に1,000円利用するごとに基本ポイントとして1ポイントを付与する。1ポイントは5円換算で『グローバルポイント Wallet』にチャージ可能。このレートは、これまでAmazonギフトカードへの交換など一部の交換先にのみ適用されていたが、本アプリでも当該レートでの交換を可能とするかたちだ。チャージにはグローバルポイントのほか、三菱UFJニコス指定のクレジットカードとデビットカード、三菱UFJ銀行をはじめとした銀行口座を使うことができる。
『グローバルポイント Wallet』はVisaのタッチ決済利用可能店のほかQUIC Pay+加盟店でも利用可能。決済額の0.5%が月に1回自動的にキャッシュバックされるのも特長だ。

また、安心して使ってもらえるように、決済のたびに利用したことが即時通知される。寺本さんは「SNSを調査しているとカード決済直後の利用通知は顧客ニーズが高いことが分かります。即時の利用通知はお客さまにとって便利ですので、アプリの機能に取り込みました。」と話す。

『グローバルポイント Wallet』のリリースに合わせ、新アプリリリース記念キャンペーンを実施。ダウンロードをしたうえで対象カードからアプリに2,000円以上チャージをした先着10万名※にもれなく 、1,000円分の『グローバルポイント Wallet』残高を進呈する。実施期間は6月2日から8月31日まで。
キャンペーンは今後も随時実施する予定で、会員向けに発行しているメルマガや会員サイトで告知しながら、アプリの利用促進を図っていきたい考えだ。
※すでに先着人数に到達している場合がございますので、あらかじめご了承ください。

また、『グローバルポイント Wallet』はカード会員でなくても使える。これには、アプリの利用をきっかけにして三菱UFJカードの新規会員を獲得したい狙いがある。寺本さんは次のように話す。
「三菱UFJカードをきっかけに『グローバルポイント Wallet』を知ってもらうだけではなく、『グローバルポイント Wallet』をきっかけに三菱UFJカードを知ってもらうこともできると思っています。アプリはカード会員向けの面があるものの、カード会員でなくても利用できることを訴求し、便利なサービスだとお客さまに知ってもらえれば、当社としてもカードユーザーの新規獲得といった利点につながります。」
※QUICPay+は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。

普段の買い物でポイントを貯めやすい
新ポイントアッププログラム

一方、新ポイントアッププログラムは、お客さまに業界最高水準のポイント還元を提供することを目的に、2025年6月よりスタートした。この背景について商品開発部ポイントサービスグループの坪木 百合乃さんは次のように説明する。
「従来からお客さまがクレジットカードの入会や継続利用で重視することは、ポイント還元率の高さとご自身がよく利用するお店でのポイントの貯めやすさの二点です。昨今、高い還元率をうたうクレジットカード会社が出てくるようになり、また、複雑な条件設定がネックとなっていると認識していました。こうした課題をふまえ、三菱UFJカードはもっとポイントが貯めやすく、お客さまに利得性を実感いただける仕組み作りが必要だと思い検討を進めました。」

新ポイントアッププログラムのポイント還元率20%の内7%はエントリーを問わず対象店舗でのご利用に適用されるもので、従来の5.5%から拡大した。対象店舗はコンビニ、スーパー、飲食店など全30ブランド。全国のお客さまに利用してもらえるよう、対象店舗は今後も拡大を検討していく。

残り13%は、新ポイントアッププログラムへエントリーのうえ、各種条件の達成によりポイント還元率を上げることができ、その内訳は、カードのサービス利用によるものが最大3.5%、MUFGグループ各社のサービス利用によるものが最大4.5%、特定のサービスへのカード払いが最大5.0%となっている。カードのサービス利用でプラスされる還元率は、『MUFGカードアプリ』に月1回以上ログインで0.5%、1カ月の合計利用金額が5万円以上で0.5%などとなっており、MUFGグループ各社のサービス利用でプラスされる還元率は「三菱UFJダイレクト 」にログインで1.0%、給与・年金受け取り口座の設定で1.0%など。また、特定のサービスへのカード払いは、携帯電話料金や電気料金のほか、エンターテインメント関連をはじめとするサブスクリプションサービスが対象になる。これらの支払いに対象カードを登録することで1サービスごとに1.0%還元率が上乗せされ、最大で5つの登録で5.0%まで還元率をアップすることができる 。

ポイントアッププログラムの各種条件。

坪木さんは、新ポイントアッププログラムの強みを次のように強調する。
「日常的に利用するサブスクリプションサービスの支払いに利用いただくことで、ポイント還元率をアップさせることができ、その還元率はスーパーやコンビニなどの毎日のお買い物に適用されるため、ポイントが貯めやすい仕組みになっています。」
一連の取り組みによって、三菱UFJカードはポイントの貯めやすさとポイントの使いやすさがより向上した。MUFGの新金融サービスブランド『エムット』が6月に誕生したことを記念し、三菱UFJカードの新規入会と三菱UFJ銀行口座の新規開設のうえで条件を達成すると、最大5万円相当がプレゼントされる期間限定キャンペーンも実施されている。より貯めやすくより使いやすくなったことを生かし、新規カード会員を大幅に拡大したい考えだ。

INTERVIEWEE

インタビュアー写真

寺本 怜生  REO TERAMOTO

商品開発部
商品開発第1グループ

インタビュアー写真

坪木 百合乃  YURINO TSUBOKI

商品開発部
ポイントサービスグループ

三菱UFJニコス株式会社

東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX
2007年より現社名に。「三菱UFJカード」「MUFGカード」「DCカード」「NICOSカード」といった商品群で、広範にカード発行事業を展開。三菱UFJフィナンシャル・グループの中核企業として、個人・企業向けのクレジットカードの発行や加盟店への決済システム導入、金融機関などからのカード発行業務の受託など、快適・安全・安心なキャッシュレス社会の実現に向け、多様な決済サービスを提供している。

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